
23卒 本選考ES
事務系
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Q.
大学での専攻や、最も力を入れて学んだ内容について記載してください。
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A.
ゼミでは主に経営経済学を学んでいる。これは、経営者の視点から、どのような場合に、どのような経済学の考え方を用いて意思決定を行うかを考えるものだ。例えば商品販売においては、自社の生産力や材料費等を把握し、市場調査を行った上で、利潤を最大化する条件を特定していく必要がある。一方で社内でのマネジメントにおいても、社員のやる気を維持するための給与体系や褒賞のあり方を、社員の立場から考えて分析する。両者に共通するのは、リターンとコストを精緻に比較し、最終的な利益を最大化することだ。しかし、短期的な利潤最大が長期的に最適な方法とは限らず、「何に価値を置くのか」という定量化できない部分も重要である。例えば、新地域開拓においては売り上げを度外視して他社との信頼関係を築くことが長期的に役立つこともある。そのような正解のない問題に取り組むためにも、意思決定のモデルケースを学んでおくことが大切であるとしている。 続きを読む
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Q.
当社の中で興味のある事業分野や製品について、なぜ興味を持ったのかを含めて記載してください。
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A.
計測機器事業の、“おいしさ”や“におい”を数値化し、食文化の発展に貢献する側面。 貴社には、「各事業でテクノロジーを製品として結実させ、人々を豊かにしている」という印象を持っていたが、「食べ物のおいしさ」という一般的な感覚では数値化できないようなものまで計測しているということを知り、目から鱗が落ちるような感覚を覚えた。このようなデータは確かに人々の幸せに寄与するだろう。例えば、人口肉の培養や昆虫食など、これからの人口増加社会に備えて世界中の食生活が緩やかに変革していくと言われているが、この技術を用いて人々の「おいしい」という感覚を担保すれば、精神的ハードルの高い食品であってもスムーズに導入することができるかもしれない。また、現在は視覚や聴覚に働きかける機械が多いが、将来的に味覚に働きかけるデバイスが開発されるとなれば、「おいしさ」を数値化することは確実に必要となるだろう。このように、蓄積された技術を、人々のニーズにフィットさせていくという貴社の姿勢に改めて感銘を受けた。 続きを読む
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Q.
あなたの強みと、その強みを当社でどう活かすことができるかについて記載してください。
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A.
私の強みは「勤勉性」と「伝える力」だ。前者は、高校時代に地理を学んだことをきっかけに芽生えた。世界地図も読めなかった私が、地形・気候だけでなく、世界の産業構造を把握し、自分の言葉で説明できるようになる体験が非常に面白かったのだ。大学で学んでいるビジネスも、アイデアを具体化し世界に届けるための基盤として面白さを感じている。このように、好奇心を勤勉性にまで昇華できることが私の強みだ。後者は、ゼミ活動にて、プレゼンを通して徹底的に鍛えた。苦手としていた経済学を英語の教材で学び、プレゼンまで行うことは困難であったが、粘り強く取り組むことで苦手を克服することができた。さらに、物事を説明する際には「理解が不十分なところを誤魔化さず、正直に共有する」ことが重要だと学び、説明力が向上した。以上の強みは、顧客の周辺環境も踏まえてシステマティックに考え、製品の提案をするという営業活動に確実に活かせると考える。 続きを読む