22卒 本選考ES
技術職
22卒 | 大阪大学大学院 | 女性
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Q.
貴方の専門分野、研究テーマについて詳しく教えてください。(500字以内)
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A.
私の研究テーマは、キラルな界面活性剤を用いた速度論的抽出分離の開発です。キラルとは、鏡像関係にあって重ね合わせられない物質の性質のことです。界面活性剤を用いて、界面通過速度を下げ、抽出速度の違いによる分離の実現を目的としています。界面の物質通過において、拡散過程と界面通過過程が考えられ、拡散が律速段階であるとわかっています。律速段階とは、一連の反応が複数の段階に分かれている場合、その一連の反応の中で、最も反応速度が小さく、その反応が全体の速さを決める段階の反応のことです。つまり、物質通過において、界面通過で起こる反応は速すぎて、界面の寄与がみられないという問題点があります。そこで、私は、この拡散を排除して、界面通過に着目したいと考えています。キラルな界面活性剤を用いて物質移動の制御が可能になれば、キラル選択制を向上させた溶媒抽出系の構築が期待でき、新規分割法の開発に繋がると考えています。。この分離が実現すれば、将来的に、食品・医薬品など生体に関係する分野において、二つの物質のうち、いずれか一方が望まない効果を生じる場合があり、この作用を排除することが可能になると期待しています。 続きを読む
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Q.
貴方のアイデアで新しく取り組んだことや何かを改善したことを教えてください。(500字以内)
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A.
私は、友人達とフルマラソンに挑戦した際に改善したことがあります。総勢14名で挑戦し、私を含めて10名はフルマラソン初挑戦でした。そのため、この取り組みの中で、苦労した点は練習が想像以上に厳しかったことと正しい練習方法がわからなかったことです。その中で、目標達成のために私が率先してとった行動は、メンバー全員のLINEグループを作成したことです。その目的は二つあります。一つ目は、練習を誘い合う場にすることです。これにより、仲間意識を高め、同じ目標に向かって苦労を共有して乗り越えることができたと考えています。二つ目は、お互いの練習記録を共有することです。どの時期にどれくらいのペースで走ることができていたらいいのか、今の状況は出遅れているのかなど、不安があったと感じました。そのため、自分の状況を見える化することに加え、仲間の状況を共有し、経験者の人からアドバイスを受けながら、焦らずに着々と練習をすることができたと考えています。以上のことから、マラソンは個人で戦うという意識からチームで乗り越えるという意識の変革をもたらしました。結果、お互いのモチベーションをあげ、全員で完走できました。 続きを読む
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Q.
日本電産で働くにあたってこれから会得したい能力・スキルは何ですか。また、それらをどのように身につけようとしていますか。(500字以内)
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A.
私は、貴社において、モータの知識と、それらを製品に繋げていくためにはどうすればよいかという観点で研究を進めていく能力を身に着けていきたいです。これらの力を身に着けるための方法を二つ考えています。一つ目は、研修を最大限に生かして、自分の力にすることです。私は化学を専攻としているため、モータの知識はありません。しかし、貴社の説明会に参加した際に、やる気があれば、入って学ぶ場はあるとおっしゃており、貴社への入社意欲が湧きました。私の何事にも挑戦し、やり遂げる粘り強さを生かして、モータについて主体的に学んでいき、貢献できる人材を目指します。二つ目は、貴社で働く先輩社員の方々に学ぶことです。私は、フルマラソンに挑戦した際や研究活動において、他者の意見を取り入れることによって、自分を高めてきました。貴社において、他者の意見を取り入れ、自身を高めることで、他者に頼られる人間になりたいです。そこで、まず、自分の専門というものを磨き、その道のプロとして十分な実力を備えたいです。その後、その分野のプロとして他の分野に広く応用できないかという視点で仕事をしたいです。 続きを読む