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塩野義製薬株式会社 報酬UP

【感染症と創薬の未来】【20卒】塩野義製薬のCMC研究の本選考体験記 No.7279(京都大学大学院/男性)(2019/7/5公開)

塩野義製薬株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2020卒塩野義製薬株式会社のレポート

公開日:2019年7月5日

選考概要

年度
  • 2020年度
結果
  • 内定入社
職種
  • CMC研究

投稿者

大学
  • 京都大学大学院
インターン
内定先
入社予定

選考フロー

企業研究

製薬メーカーの中でも、ジェネリックやOTC医薬品の会社もあります。なぜ新薬メーカーがいいのか説明できるように、新薬メーカーの業務内容や今後の方針、課題について調べました。また、新薬メーカーと言っても数多くあるため、それぞれの会社の特徴(規模や海外展開、事業領域、力を入れていることなど)を説明できるように会社ホームページや説明会を通して学びました。これによって、様々な角度から志望動機を説明できるようにしました。志望動機は必ず聞かれると思います。私の場合は、志望動機についてさらに深堀されたため、掘り下げて志望動機を作るべきだったと感じました。次に、入社してから何をしたいのか、どんな研究がしたいのかも語れるといいと思います。会社の課題や医薬品業界自体の課題を調べ、自分が貢献できることを探しました。

志望動機

私は、大きく二つの理由から、貴社を志望しています。
一つ目は、感染症領域での研究開発に強みがあるためです。私は、世界中の人々の健康に貢献するという目標があります。世界では、まだ感染症で亡くなる方が多く、新たな感染症薬の開発および普及が必要であると感じています。私は、感染症領域に多くの実績がある貴社の一員として、世界中の人々の健康に貢献したいと感じています。
二つ目は、自社創薬比率が高いためです。創薬のためには技術の導入も大切ですが、貴社はそれだけでない確かな技術力があり、私はそのような技術力の高い環境で創薬に携わりたいです。また、私は貴社の強みである低分子医薬に、付加価値をつける研究をしたいです。さらには、低分子の強みを活かした中分子医薬の研究にも、様々な知識を身につけることで、異分野のアイデアを結び付けられるような研究開発をしたいです。
これらの理由から貴社での研究を強く志望します。

エントリーシート 通過

実施時期
2019年03月
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

ESの内容・テーマ

志望動機/自己PR/研究概要/どうやって研究を発想しているか

ES対策で行ったこと

オーソドックスな質問が多かった。研究概要や自己PRなどは、就活が始まる前から準備しておいたものが役に立った。工夫をするとしたら志望動機であるので、他者との違いを明確にする必要がある。

1次面接 通過

実施時期
2019年06月
形式
学生1 面接官5
面接時間
30分
面接官の肩書
技術系のマネージャークラスの方々
通知方法
電話
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

研究について、深く理解していたことが一番だと思う。さらには今後のビジョンや、どのような応用ができるのか自分なりに考え用意していたことが良かったと思う。

面接の雰囲気

少し堅い雰囲気はあった。研究以外は質問が決まっており、すべての学生に同じ質問をしているように感じた。自分の話をしっかり聞いてくれたため、手応えを感じた。

1次面接で聞かれた質問と回答

サークルのリーダーとして頑張ったことはなんですか?

私は〇〇サークルで、一年間リーダーを務めました。リーダーとなる前に、同期の多くが辞めてしまった経験から、私は新入生にとって魅力的に感じるサークルに改善したいと強く思いました。そこで、後輩に〇〇を教えやすくするため、新しい練習形式を提案しました。しかし、新しいことを始めるにあたり、多くの困難がありました。まず、初心者と経験者がともに成長できる練習でなければいけませんでした。そこで、両者の意見を何度も聞き、共に最善策を考えました。さらに、練習を変えることに対してOBからの反対がありました。納得が得られるまで熱意を持って説得しました。このような行動により、サークルの改善を成し遂げることができました。

会社に入ってから何を成し遂げたいですか。

私は、御社でCMC研究中心で新薬創出に取り組みたいと考えています。CMC研究は、患者さんに近く本当に必要とされている薬を知ることができると考えます。また、現在では探索研究からCMC研究という研究の流れがありますが、CMC研究の技術を探索研究に提案していく必要があると考えます。新薬創出が難しくなっているため、探索研究とCMC研究がより深くかかわり合うことで、今までにはなかったような薬を生み出すことができ、また効率の向上にも貢献ができると考えます。このように、幅広い部署との交流がもてるCMC研究が中心となって新薬創出に努めたいです。自分が学んできたことが会社での研究でどのように活かせるかも織り交ぜ、面接官の方にイメージを持ってもらえるよう答えた。

最終面接 通過

実施時期
2019年06月
形式
学生1 面接官2
面接時間
20分
面接官の肩書
研究所長、人事部長
通知方法
電話
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

一番に志望したため、意思確認についても素直に答えられたと思う。厳しい質問もあったため、志望動機など論理的に作り上げておかないといけないと思う。

面接の雰囲気

論理的な回答を求められているように感じた。また、入社の最終確認のような質問もあった。頑張ってほしいことも伝えられた。

最終面接で聞かれた質問と回答

薬事法などの勉強も必要になるが苦手じゃないですか。

私は、法律も含め様々なことを学びたいと考えております。私の強みとして柔軟性が挙げられます。これには、様々な知識を吸収するということも含まれております。昔から好奇心旺盛で、勉強に対して好き嫌いの少ないタイプでした。新しいことを知ることができると、ワクワクしますし何より自分の成長につながると思います。また、様々な知識があるからこそできる仕事もあると思うために、積極的に様々な知識を学びたいです。製薬業界を志望するにあたって、必ずそのような勉強は必要となることはわかっておりました。これから入社するまでに、時間もありますので、自分の研究を第一とするのはもちろんですが、他の学生に負けないよう勉強したいです。

海外で働く可能性もありますし、英語が必要となります。現在どのように英語に触れていますか?

私は、論文を頻繁に読むことを心がけております。週に2,3本は読んでいるために、英語を読む速度は上がっていると考えています。さらに、研究室にはロシア人の留学生がいるため会話についても問題ないと考えます。授業を一緒に受けたり、研究の話や日常会話でも英語を使う必要があります。流暢に話すことはできなくても、自分の思っていることは伝えられますし、理解することもできています。TOEICについても、もう少し点数を上げられるよう練習したいと考えています。また、私はグローバルで活躍したいと考えているために、海外でむしろ働きたいと考えています。このように、自分が英語が苦手でないことを語り、英語と触れ合う機会が多いこと好きであることを話した。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

合格の電話で意思確認をされた。私は第一志望であったために即答したので何もなかったが、待ってくれるとも感じた。

内定に必要なことは何だと思うか

自分が成し遂げたいことを明確にすることだと思う。配られる「夢図鑑」にも社員の方々の考えかたがのっているので、自分に当てはめて考えると良いのかもしれない。自分が成し遂げたいことを伝えることで、自分を採用することにどのようなメリットがあるかも伝わると思う。選考の山場は、最初の選考(部門選考)であると思う。主に研究について聞かれるため、しっかりと対策する必要があると思う。伝える力と言うよりは、研究にどのように取り組んでいるかが大切であるため、自分の研究の応用などについて考えておくと良いかもしれない。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

本当に製薬会社で働きたいと言う気持ち。自分の研究に対する理解。与えられたテーマ・実験をただこなすだけでなく、自分の研究に対する思いなどを伝えられると良いと思う。私の場合は、自分の所属する研究室内にとどまらず、こういう実験もしたいと答えたことが良かったと感じる。

内定したからこそ分かる選考の注意点

多くはエントリーシートで絞られていると感じた。エントリーシートに力を入れ、研究概要も作りこむ必要があると感じた。また、大学での研究とマッチしているかも大切かもしれない。大学で何を学んでおり、会社でどのように生かせるか考えておくべき。

内定後、社員や人事からのフォロー

電話で、今後案内が行くとおっしゃっていた。

内定後入社を決めた理由

入社を決めたポイント

  • 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる
  • オフィス・オフィスの位置・働く場所

入社を迷った企業

アステラス製薬株式会社

迷った会社と比較して塩野義製薬株式会社に入社を決めた理由

製薬業界は、10年後20年後どうなっているかまったく分からない。不確定要素が多すぎる中で、どう決めるか非常に悩んだ。まずは、勤務地が大阪であることは大きかった。あとは、やりたい研究につけるかどうかである。規模が大きい会社では、関心のない研究に配属されると、そのままその仕事しかできないのではないかと思った。異動が頻繁にあったり、幅広い業務に携わることができれば、自分のやりたいことを少しでもできる可能性は高いと考えた。

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塩野義製薬の 会社情報

基本データ
会社名 塩野義製薬株式会社
フリガナ シオノギセイヤク
設立日 1919年6月
資本金 212億7970万円
従業員数 5,001人
売上高 4350億8100万円
決算月 3月
代表者 手代木功
本社所在地 〒541-0045 大阪府大阪市中央区道修町3丁目1番8号
平均年齢 40.9歳
平均給与 964万円
電話番号 06-6202-2161
URL https://www.shionogi.com/jp/ja/
採用URL https://www.i-note.jp/shionogi/recruit/newgraduate.html#TOP
NOKIZAL ID: 1130715

塩野義製薬の 選考対策

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