【未体験の化学メーカーへ】【20卒】日本触媒の冬インターン体験記（文系/事務系総合職）No.4289（慶應義塾大学/男性）（2018/12/20公開）

メーカーを色々と見ているが、化学メーカーは、未だに見たことがなく、見てみようと思いました。化学メーカーは、業界的に営業利益率が高く、この会社もそうなので、会社としての安定性はかなりあるのではないかと考えています。

アンケートを参考に抽選があるので、志望動機のために、採用ホームページに関しては、しっかり見ておきました。

化学メーカーで働く事務系社員の業務体感

1日目にやったこと

業界、会社説明/グループワーク（高吸水性樹脂の活用法を考えるワークを通じて実際の業務を体感します ）/先輩社員との座談会（現場で働く事務系総合職の先輩社員と交流します）

人事部社員

なし

発表は、ホワイトボードを用いて行ったのですが、文字数をかなり少なくして図やイラストを使って表現したら、視覚的にはすごく良いのですが、用途などのところでもう少し分割して詳しく書いたほうが伝わりやすいとフィードバックがありました。

ワークの内容は、高吸水性樹脂（SAP）についてのもので、未来の時期をグループで選択し、その外部環境や内部環境（高吸水性樹脂（SAP）の技術革新）を自由に定義してよい、かなり自由度の高いワークであったので、自由すぎて逆に不自由といった感じであり、やや苦労しました。

自重の100倍～1000倍程度もの水を吸収することができる高吸水性樹脂は、紙おむつに主に使われていて、世界の紙おむつの約４分の１に日本触媒のものが使われていますが、その高吸水性樹脂を実際に用意していただいており、水に入れて吸水しているところを間近に見れたのは、このISの特典だったと思います。

高吸水性樹脂についての知識や、座談会のときにする質問などは、あらかじめ身に付けたり、用意しておくと有効です。

会社説明の時間は少なかったもののスムーズに早口気味であったので、それなりの情報量が詰め込まれており、企業理念だけでなく、あまり聞きなれない社是を聞くことができたり、座談会においてどんなものを扱い営業しているかなどについても聞くことができたので想像しやすかったです。

この会社自体は、文系の採用数が非常に少なく難易度は高いかもしれないが、今回のインターンシップに参加していた学生の頭のキレや雰囲気を考えると見掛けの倍率よりかは、実質倍率は低いのかもしれないと感じました。ただし、化学メーカーについての研究はまだまだ必要だとも思いました。

高吸水性樹脂を実際に用意していただいており、水に入れて吸水しているところを間近に見れる経験を用意してくれるところや先輩社員との座談会において、人事の方ではなく、営業や広報の方に実際に来ていただいたりしているところなどに好感が持て、志望度が上がりました。

当日にとくに後日のイベントの連絡もされていなかったので有利ではないかもしれないです。
ただし、これからのイベントの希望も含むアンケートは３枚ほど書いたのであるならそのイベント次第かもしれないです。

金融やメーカーや商社など幅広く見ていました。それぞれどこに重点を置くかによって本選考での志望順位は決めようと考えていました。一応メーカー中心ではありました。
とにかく年収や知名度などを重視したいと思えば、金融や商社が適切だと考えますし、ワークライフバランスを考えて、激務でないことを前提に選びたいのであればやはりメーカーのがいいのかなと思いました。

化学メーカーのインターンシップへの参加は、ここが始めてだったのですが、雰囲気もやや好感がもてるくらいでしたので、もう少し他の化学メーカーも見てみたいと思うようになりました。住友化学さん、富士フィルムさん、旭化成さん、信越化学工業さん、三井化学さんあたりの化学メーカーの大企業はとりあえず見ていこうかと思いました。（本当は中堅も探したいですが）