- Q. 志望動機
- A.
株式会社デンソーの本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2022卒株式会社デンソーのレポート
公開日:2021年5月13日
選考概要
- 年度
-
- 2022年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- 総合職
投稿者
選考フロー
選考情報
- OB・OG訪問
- 実施していない
- リクルーター
- なし
選考時の新型コロナ感染症対策
選考は最初から最後までオンラインでした
企業研究
デンソーは自動車部品メーカーに該当する。そのため、志望動機としては、なぜ自動車業界なのか、なじ完成車メーカーではなく部品メーカーなのか、なぜ部品メーカーの中でもデンソーなのか、といったことについて整理しておく必要がある。これらの整理に役立つのはやはり各社のHPや新卒サイトだと思う。理念や展開している製品などからその企業らしさを読み解いて、他の企業との差分を理解しておくことはとても重要であると思う。またもう一つの視点として、人柄、長所短所といった面でデンソーに合うかどうかもみておく必要がある。こうした点については座談会などへの参加が最も適していると思う。社員の方々自身の口から出た言葉を面接時にも引用すれば、それ以上の説得力はないからだ。
志望動機
私は「多面的な要素を持つパワトレイン」を通して「環境負荷の低減」を実現させたいです。
また、その中で、強い学習欲とチームの中で発揮される自身の強み、また研究で学んでいるセンシング技術を武器に貢献していきたいです。
私は、エネルギー問題の素養を身に付けるため受講した経営大学院の講義で、運輸部門の環境負荷低減を加速させる必要があること、また今後も電源構成に火力発電が残ることを知りました。また、御社のセミナーに参加し、クルマの内燃機の効率を上げれば、環境負荷を電動車と同程度まで低減できることを学び、パワトレインに興味を持ちました。
そして、私は現在、非破壊検査の研究を通して「どんな環境で、どんなモノを対象に、どんな要素を、何を用いて読み取るか」というセンシングのベースとなる考え方を学んでいます。
パワトレインの仕事には、排ガス検知のためのセンシング技術を含め、機械・化学・電気など様々な分野の知識や様々なスキルが必要とされると考えます。
私はその中で、主体的に学び続けるという自身の在りたい姿とチームの中での強み発揮を継続的に実現し、現在の研究活動の経験とそこで得た考え方を活かして貢献していきます。
座談会・懇親会
- 形式
- 学生5 面接官5
- 実施場所
- オンライン
- 実施時期
- 2020年12月 中旬
座談会・懇親会の内容
企業説明
社員の方々の業務紹介
座談会
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2021年01月 中旬
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
ESの内容・テーマ
学生時代の大きなチャレンジについて/デンソーでの仕事について/研究レジュメ(A4二枚)
ESの提出方法
採用サイトのマイページから提出
ESの形式
webで入力
ESを書くときに注意したこと
特に研究レジュメについて、誰が読んでも伝わるような平易な表現を心がけた。
ES対策で行ったこと
先輩のESなどを参考に文章構成に関してわかりやすいものとなるよう注意した。また、キャリアアドバイザーによる添削をお願いしていた。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2021年01月 下旬
- 実施場所
- 自宅
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
WEBテスト対策で行ったこと
これまで経験したWEBテストでつまづいた箇所を思い出して備えた。
WEBテストの内容・科目
SPI:言語、非言語、性格
WEBテストの各科目の問題数と制限時間
テストセンターでのものと同程度の問題数、制限時間
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
1次面接 通過
- 実施時期
- 2021年02月 中旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 技術系社員の十数年目の方々
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
会場到着から選考終了までの流れ
本人確認と簡単なアイスブレイクの後、面接開始。最後に逆質問の時間が取られ、面接終了。
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
企業研究や業界研究などを行い、開発要件にかかわるような規制などについても勉強していたため、志望度の高さが伝わったのだと思う。
面接の雰囲気
技術系社員で志望職種の先輩社員ということもあり、非常に温和な雰囲気で終始面接が進んでいった。各項目についても、都度リアクションしてくださり、ありのままを表現することができた。
面接後のフィードバック
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
1次面接で聞かれた質問と回答
なぜ自動車業界を志望するのか、その中でもなぜ部品メーカーであるデンソーを志望するのか教えてください
私は現在就活の軸として三つ掲げております。それは「感動体験創出と環境負荷低減を実現できるか」「主体的な学習機会を得続けられるか」「チームで働くことができるか」です。これらは実現したいこと、ありたい姿、生かしたい強みに基づいてそれぞれ掲げております。
1つ目について、私は幼少期に父がカスタマイズした車に乗った経験があり、その時の走りに感動した記憶が強く残っています。また学部時代での環境問題に関する講義で自動車の環境負荷がまだまだ大きいことを学びました。これらの理由から、感動体験を生めるというポジティブな面を普及させ、環境負荷が大きいというネガティブな面を低減させていける自動車に興味を持ちました。中でも、コア技術を持った技術者として、これらの取り組みに直接的に関われると考えた自動車部品メーカーに興味を持ちました。
また、特に2つ目と3つ目に関して、座談会において社員の方々から、週一回の1on1mtgが開かれていることや改装に合わせた教育制度が整っていること、他分野の社員と関わり合いながらチームとしてプロジェクトを推し進めていくことなどを知り、御社に興味を持ちました。
数ある部品メーカーの中でデンソーを志望する理由を教えてください
就活の軸として掲げている環境負荷低減に関して、御社が最もそれに貢献できる環境であると考えたからです。御社は長らくHVシステムを高い技術力で開発、量産されてきました。それによって燃費を向上させ、自動車の環境負荷低減に大きく貢献されてきています。
現在、政府によってカーボンニュートラルに向けた取り組みの加速が促されており、電動車への移行が騒がれていますが、電源構成からみるLCAの視点に立てば、まだまだ日本においてはHVが主力の電動車として活躍していくと考えています。
そんな中で、私は、これまで御社の中で蓄積されてきたHVやそのシステムのための排ガス検知のセンシング技術などのノウハウを吸収していくことが、自身の掲げている環境負荷低減をまずに国内で実現させていくためには最適な選択なのではないかと考え、御社を志望させていただいております。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2021年03月 下旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 人事の方と志望部署の技術系社員の方(どちらも課長クラスの方)
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
会場到着から選考終了までの流れ
本人確認と簡単なアイスブレイクの後、面接開始。最後に逆質問の時間が取られ、面接終了。
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
座談会で学んだことを元に、デンソーの企業文化に魅力を感じているということを強く表現したことが印象に残ったのではないかと思う。
面接の雰囲気
終始緊張感のある雰囲気だった。ただ、所々自身の原体験を話した際に社員の方と共通するところがあり、その時だけは和やかな雰囲気になった。
面接後のフィードバック
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
最終面接で聞かれた質問と回答
求める組織風土とそれをデンソーに見出した理由を教えてください
主体的な学習機会を得続けられることとチームで働くことができることが求める組織風土です。前者を掲げている理由としては、自分自身学習欲が強く、色々な情報に触れては持てる視点を増やしていきたいというありたい姿を持っているため、これを実現するためには学習機会が必要であると考えました。後者については、チームメンバーから様々な視点を学び取りたいという思いとともに、思考をめぐらせ過ぎてしまうという自身の弱みをチームのメンバーから適切なアドバイスをもらうことで克服していきたいという思いから掲げております。
これらについて、御社では週一回の1on1mtgを開かれているのに加え、その面談の場以外でも、わからないことは先輩後輩限らずすぐに聞くという文化が根付いているということをお聞きし、とても魅力的に感じました。また、パワトレインコースは力学、化学、熱力学、電磁気学等等様々な分野の学問・知識が必要となるため、強い学習欲を生かしていける分野なのではないかという考えも持っております。
他社の選考状況とその中でのデンソーの位置付けを教えてください
現在、「感動体験創出と環境負荷低減を実現できるか」「主体的な学習機会を得続けられるか」「チームで働くことができるか」という3つの就活の軸に基づいて、自動車メーカーを中心に就活を進めております。具体的には、トヨタ自動車、日産自動車、キーエンス、島津製作所、JR東海といった企業を受けさせていただいております。後者3企業につきましては、就活の軸に当てはまりきらないところはあるものの、自分自身の専門性であるセンシング技術というところを生かしていけるのではないかと考えて選考を受けさせているところです。
この中で御社はトヨタ自動車とともに第一志望群です。御社においては個人として技術力を身につけていけるという考えから志望させていただいておりますが、正直、完成車メーカーであるトヨタ自動車の方が、直接的に感動体験の創出や環境負荷の低減を牽引していけるのではないかという考えから、第一志望群という表現を使わせていただいています。
内定者のアドバイス
- 内定時期
- 2021年03月 下旬
内定を承諾または辞退した決め手
第一志望の完成車メーカーの内定をいただいたから。
内定後の課題・研修・交流会等
内定者懇親会がオンラインにて開催された。
内定者について
内定者の人数
不明
内定者の所属大学
名古屋大学始め、国公立大学が多い印象
内定者の属性
理系院生かつ体育会等でチームでの活動を経験したことのある人が多い印象
内定後の企業のスタンス
内定をいただいてからはほとんど連絡をいただいていない。5月上旬まで承諾検討期間をいただいていたため、そこまでは他の企業の選考に参加し続けた。
内定に必要なことは何だと思うか
特に競合の多い自動車業界に関しては普遍的に言えることではあると思うが、なぜ自動車業界なのか、なぜ部品メーカーなのか、なぜデンソーなのかをしっかりと固めておくことが重要。これに加えて、自身の専門性を生かして、入社後にどのような仕事をしていきたいか、またその仕事をしていと思うに至った原体験は何かといったところまで整理しておくとかなり良いと思う。
また、デンソーは競合の外資系部品メーカーと比べて、日本らしい和の雰囲気がかなり感じられる企業なので、そういったところに魅力を感じているということを何かしらの経験と合わせて伝えられると良い。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
上記の要素に沿ってしっかりと志望動機を整理した上で表現できているかどうかが合否の分かれ目だと思う。合わせて、研究内容、大学時代での経験、志望理由などに一貫性を持たせられているかも注視すべき点であると思う。
内定したからこそ分かる選考の注意点
社員の方々とのコネクションはそこまで重視されていないように思う。実際私もリクルーター座談会に参加したのち、OB訪問やリクルーター面談などをすることなくマッチング面談に臨んでいる。どちらかというと、自分のこれまでやってきたこと、これからやりたいことについて、動機からしっかりと説明できることができるかを見られていると思う。
内定後、社員や人事からのフォロー
社員や内定者同士の懇親会への参加を勧められたくらい。
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A.
私は貴社におけるエンジニアとして開発・設計の部門でモノづくりに携わりたいと思い、志望いたしました。現在、大学で数値解析ソフトウェアを用いて研究を行なっておりますが、実際に実験を行なっている時よりもそうしたツールを利用している時の方が楽しく感じております。そのため、今後デジタルエンジニアリングを通してモノづくりに携わりたいと思っております。また、貴社は様々な市場に通用する優れた製品を有しておられるだけでなく、新規の技術を活用したビジネスにも注力している事を知り、今後の技術革新の一助となりたい私にとって魅力的な会社であると感じました。是非とも御社でのモノづくりに携わる事を通して社会に貢献したいです。 続きを読む
デンソーの 会社情報
会社名 | 株式会社デンソー |
---|---|
フリガナ | デンソー |
設立日 | 1949年12月 |
資本金 | 1874億円 |
従業員数 | 162,231人 |
売上高 | 7兆1447億3300万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 林新之助 |
本社所在地 | 〒448-0029 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 |
平均年齢 | 44.7歳 |
平均給与 | 839万円 |
電話番号 | 0566-25-5511 |
URL | https://www.denso.com/jp/ja/ |
採用URL | https://careers.denso.com/graduate/ |