- Q. 志望動機
- A.
花王株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
※ 本ページに表示されるタイトルおよびHTML上のメタ情報には、生成AIが作成した文章が含まれます。
※ 参考になったボタンは、1度押すと変更できません。
2020卒花王株式会社のレポート
公開日:2019年6月25日
選考概要
- 年度
-
- 2020年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 技術職
投稿者
選考フロー
企業研究
いわゆるBtoCに限らず,幅広い化学品などのBtoBメーカーの要素も兼ね備えていることは大きな特徴であり企業としてのアピールポイントであると説明会での話から感じた。そこでケミカル事業の具体的内容について調べるとともに日用品・化粧品分野の製品開発にどう活かすことができるか自分なりに考えた。
また,事業分野の幅広さや基礎研究にも力を入れていることを魅力に感じたので,これについて自分なりに話ができるように準備した。具体的には,ある研究成果が他分野の研究員にも共有されたことによって全く異なる分野の製品開発に役立ったというエピソードを調べた。インターネットのニュースや新聞のサイトでたくさんの情報を得ることができた。
志望動機
大きなやりがいを感じながら,自分らしく働ける環境であると思うからです。特に次の2つを魅力的に感じています。
ひとつは,素材を含む多様な製品を扱っていることです。日用品に限らずBtoB製品までも幅広く手がけるからこそ得られる広い技術や知見は,大きな強みといえます。それぞれの研究成果を共有し異なる分野で活かせることから,貴社でなら他のどの企業よりもハイレベルなものづくりに携われると考えました。
もうひとつは,社員の方が誇りを持って生き生きとお仕事をされていることです。インターンシップにて,どんな人もやりたいことに挑戦できる会社だと社員さんが熱く語ってくださったことがとても印象に残っています。
また,真面目で愚直に,堅実にものづくりに取り組む貴社の雰囲気はコツコツ努力することが好きな私に合っていると思います。これからは思い切って新しいことにも挑戦するなど,共に成長し続けたいです。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2019年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
専門分野、習得したスキル(実験操作、機器、手法)などをご記入ください。
どのように研究に取り組んだか。そこから得たこと、苦労したことなどをご記入ください。
学業や研究以外の活動で、学生時代に力を注いだことをご記入ください。
ES対策で行ったこと
先輩のエントリーシートを参考に,各社のエントリーシートが公開される前から自己PRなどよくある質問の回答を書き,ブラッシュアップした。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2019年04月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 研究員
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
自身の研究内容について深く理解してもらえるよう分かりやすく説明することが大切であると思う。研究員が面接官なので,専門的な質問についても対策が必要。
面接の雰囲気
圧迫というほどではないがかなり厳しい雰囲気に感じた。面接のブースが多く用意されているので,雰囲気は担当の面接官次第でかなり異なると思う。
1次面接で聞かれた質問と回答
研究について,なぜこのタイプの物質を扱うのか。一般的に用いられているものではいけないのか。
一般的に用いられているタイプの物質でこの素材が作れるのは当たり前のこととして,そうでないタイプのもので同様の素材を作ることで利用の幅が広がる可能性があると考えたからです。
一緒に用いる物質や利用の場面によって,使用することができる物質にさまざまな制限が生じることが想像されます。これに対し,異なるタイプの物質での調製が可能になれば,これまでになかった物質の組み合わせでこの素材をつくる,あるいはこれまでになかった分野でこの素材を利用することができるようになると考えています。
具体的に従来のものと比べた長所は不十分でまだまだ基礎研究の域を出ませんが,新しい可能性を提案するという点で意味のあるものと考えて取り組んでいます。
研究について,なぜこの物質で調製に成功したと考えているか。
2つの要素があると考えています。
まず1つは,使用した物質の構造です。今回使用した分子の疎水基の大きさと,組み合わせて巣要した物質の炭素鎖長が一致しており親和性が良かったこと,また疎水基に対して十分に大きな親水基を併せ持つことがプラスに作用したのではないかと考えています。この考察を明らかにするには似た構造を持つ他の物質でも調製を試す必要があり,これから取り組みたいと考えています。
もう1つは,組み合わせた2つの物質の組成を広く振って試したことです。私はサンプル中の2つの物質の合計の濃度だけでなく,それぞれの比率についても広い範囲で調製を試みました。この中で,最適なバランスを発見することができました。現状ではこの狭い範囲でしか調製ができていないので,この範囲を広げる工夫を考えているとことです。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2019年04月
- 形式
- 学生1 面接官5
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 研究所長・人事
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
自身の研究の立ち位置や意義についてきちんと理解し,人に伝えられることが大切であると思う。研究のテーマというよりも研究に対する捉え方や姿勢が見られていると感じた。
面接の雰囲気
研究に関する質問には鋭いものもあったが,全体に和やかな雰囲気だった。自分なりのしっかりした考えをもって話しているかを見られていると感じた。
最終面接で聞かれた質問と回答
グローバルで存在感のある企業を目指していくところだが,日本のものづくりは本当に海外で通用すると思うか?
私は日本らしいものづくりにおいて,単に技術力や製品の質の高さだけでなく,使う人それぞれのニーズに細やかに応えているという点が大きな要素であると考えています。
ですので,世界中で受け入れられるには日本で売れているものをそのまま持っていくのでは不十分であると思います。御社がこれまで日本でやってきたように,その土地の気候や文化・習慣をよく知り,そこに住む人のニーズに誠実に応えることを続ければ,きっとグローバルで存在感のある企業に成長することができると考えます。
そういう意味で,日本のものづくりの”思い”や”考え方”は海外でも十分に通用しうるものであると考えており,実際にそのような業務に挑戦したいと思っています。
自身の研究について,そのテーマを選んだのにはどのような経緯があるのか?
まず,過去に研究室の先輩が本テーマで扱った素材に関する同様の研究を行っており,実際に幅広い分野での応用が見込めるものとして興味を持ったことがきっかけでした。
研究内容について話を聞いたり論文を読んだりする中で,あるタイプの物質については調製がうまくいかないとして研究対象から外されていることに気づきました。しかしこのタイプの物質は日用品・化粧品において多用されており,私はこのタイプの物質を用いて素材を調製することができれば実用化に向けて大きなプラスになり,これまでの研究自体の意義もより大きなものになると考えました。そこで指導教官に提案し,これまでの研究でできないものとして取り残されていた部分に挑戦することにしました。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
内々定の連絡を電話でもらい,その場で承諾した。他社の選考は辞退するようにかなり言われたが,その後もしつこく連絡が来るようなことはなかった。
内定に必要なことは何だと思うか
現在の事業やこれからの目指す姿についてよく知っておくべきだと思う。国内最大手の有名企業というだけで何となく受けたのでは到底通用しない。なぜこの会社で働きたいのか,自分だからこそどんなことができるのかをしっかりアピールできると良い。
また,研究系の技術職については大学での研究への取り組みをかなり重視していると感じた。自身の研究の意義をどう捉え,どのように取り組んでいるのかをうまく伝えられるとポイントが高いと思う。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
エントリーシートに書いた内容について自分なりの意見がしっかりとあり,それを面接の場でしっかり伝えられたのが良かったと思う。また,研究が大好きで楽しんで精力的に取り組んでいると思ってもらえるとかなり好印象な様子だった。
内定したからこそ分かる選考の注意点
夏のインターンは本選考以上の倍率で厳しいが,そこでの評価は確実に本選考に反映されると思う。ただし,2週間の間しっかり見られて評価がつくので下手に参加できてしまうと内定が遠のく場合もあるのではないか。実際にインターンに参加しても本選考ではエントリーシートで落選した人が当然のようにいる様子だった。
内定後、社員や人事からのフォロー
内定出しの面談で,面接での評価を具体的に教えてもらえた。
内定後入社を決めた理由
入社を決めたポイント
- 会社のブランド・知名度
- 福利厚生・手当・働きやすさ
- 成長市場で働きたい
- 会社の規模
- 給料・待遇
入社を迷った企業
株式会社ファンケル
迷った会社と比較して花王株式会社に入社を決めた理由
国内最大手という規模はやはり魅力的だと感じた。せっかくBtoC企業で働くならよりネームバリューのあるところの方が大きなやりがいを感じられると思った。
また,長いキャリアの中でいろいろな分野の製品開発に挑戦したいという思いがあったので,業界内のどこよりも広い事業分野や各分野における高い技術力に惹かれた。
さらに,福利厚生が充実している点や女性にとって働きやすい環境であるとして高く評価されている点も大きな決め手となった。
花王株式会社の選考体験記
- 2025卒 花王株式会社 技術系 研究職 の選考体験記(2024/09/09公開)
- 2025卒 花王株式会社 技術系 研究職 の選考体験記(2024/08/06公開)
- 2025卒 花王株式会社 化粧品事業 の選考体験記(2024/07/22公開)
- 2025卒 花王株式会社 技術系 研究職 の選考体験記(2024/07/18公開)
- 2025卒 花王株式会社 技術系 研究職 の選考体験記(2024/07/17公開)
- 2025卒 花王株式会社 技術系 研究職 の選考体験記(2024/07/16公開)
- 2025卒 花王株式会社 事務系 職種マッチングコース の選考体験記(2024/07/10公開)
- 2025卒 花王株式会社 化粧品事業 の選考体験記(2024/07/04公開)
- 2025卒 花王株式会社 技術系 研究職 の選考体験記(2024/07/04公開)
- 2025卒 花王株式会社 技術系 研究職 の選考体験記(2024/07/01公開)
メーカー (化学・石油)の他の選考体験記を見る
- Q. 志望動機
- A.
- Q. 志望動機
- A.
- Q. 志望動機
- A.
- Q. 志望動機
- A.
- Q. 志望動機
- A.
- Q. 志望動機
-
A.
「衛生面から多くの人の健康を支えることができる点に魅力を感じ、志望しました。 御社の説明会に参加した際、PB(プライベートブランド)だけでなくOEM事業も展開されており、約800以上の商品を販売されていることを知りました。 私は、就職活動の軸の1つに、「人の健康に携わること」を挙げています。 高い洗浄技術を活かし、数多くの商品を展開する貴社では、衛生面から多くの人の健康に関与できるため、この軸と合っていると思いました。 また、展開する商品の多さから、より多くの方の需要に応えられると思いました。 そこで、御社に入社し、新型コロナウイルスへの感染において多様化するニーズにも対応することで、不安を抱える人々を幅広く支えることができると思い、御社へ志望いたしました。 続きを読む
花王の 会社情報
会社名 | 花王株式会社 |
---|---|
フリガナ | カオウ |
設立日 | 1940年5月 |
資本金 | 854億2400万円 |
従業員数 | 33,779人 |
売上高 | 1兆5325億7900万円 |
決算月 | 12月 |
代表者 | 長谷部佳宏 |
本社所在地 | 〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町1丁目14番10号 |
平均年齢 | 41.1歳 |
平均給与 | 802万円 |
電話番号 | 03-3660-7111 |
URL | https://www.kao.com/jp/ |
採用URL | https://www.kao.co.jp/employment/kao/recruit/ |