22卒 本選考ES
総合職
22卒 | 千葉大学大学院 | 男性
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Q.
あなたはどんな人ですか。また、あなたを知る上で欠かせない、これまでの経験や具体的なエピソードを教えてください。
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A.
私は「積極的に人を頼り、逆に自然と頼ってもらえるリーダー」という考え方を大切にしている。これは、中学時代ソフトテニス部で部長を務めた経験から確立した。そしてまとめ役として貢献した10人チームの街づくり提案では、この考え方のもと、まとめ役であっても自身の想いや考えを発信して積極的にメンバーを頼ることを意識した。この提案は、○○市の歴史地区を対象とした学部3年時の自由選択授業の1つであり、勉学だけでなく実践的に街の抱える課題を解決したい考えから選択した。過去城下町として栄えていたこの街だが、現在は閑静な住宅街になりつつあった。このような現状に対し、歴史的雰囲気を残しつつ、付加価値を加えて、新たなその街らしさを実現するという目標のもと、少しでも街の役に立ちたい想いで取り組んだ。しかし当初、行政の方との進捗確認の場では、案を受け入れてもらえなかった。私は原因を、①理想への偏り、②目標像の捉え方の違いによる統一感のなさ、の2つによる説得力の欠如だと考えた。そこで①に対し住民の声を取り入れることが重要だと考え、街の魅力と課題についてのヒアリング調査を提案。対象地から家が近いメンバー3人に協力を仰ぎ、40人の住民の方に実施した。調査では、予め全員で仮説を立て、それらを提示することで住民の方が答えやすくなるよう心掛けた。また②に対し、軸の設定による目標像の明確化を提案した。軸の設定では、ヒアリング調査と私達の分析から抽出したキーワードリストを作成し、共有。それらを持ってメンバーに協力を仰いで議論を行い、軸を定めた。また、毎週目標像に対するそれぞれの提案の方向性を相談し合える場を設け、統一感と当事者意識の醸成を図った。結果、地元発表会で好評を頂き、案の一部を採用して頂いた。この経験から、仮説を持って現場に赴く重要性と想いや考えを持った行動は周囲からの共感を生み、信頼獲得に繋がることを実感した。 続きを読む
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Q.
あなたについてもっと知りたいと思いますので、さらに、2つの経験や具体的なエピソードを教えてください。
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A.
同チームは、県大会出場を目前で達成できずにいた。私はこの原因を【ポイントゲッターの前衛が、強みを理解していない事による決定力のなさ】だと考え、2段階の施策を行った。まず、動画からプレーの分析を行った。場面ごとにポイント奪取率を算出し、各々の強みを明らかにした。その上で、強みを活かせる場面へと展開する練習を導入した。展開の仕方は本や動画から学び、ペアごとに個別の練習を考えた。この練習を日々繰り返し、体に染み込ませた。結果、県大会出場を達成できたが私はレギュラーではなかった。しかし、この瞬間が人生で一番嬉しい瞬間だった。この経験から、チームで何かを成し遂げることに喜びを感じる自身の一面を知った。 私は、英語が苦手だった。全ての試験で英語に苦しんできた。しかし、グローバル化する世の中で将来英語は必須であり、英語への拒絶は自身の可能性を閉ざしてしまうと感じた。そこで、英語の苦手克服と今まで学んだ西洋建築を直に見る目的のもと、短期留学を決意した。留学前は留学生と会話できる弊学の制度を利用して予習し、現地では英語が話せなくても全身を使って積極的にコミュニケーションを取ることを心掛けた。結果、留学後も会う程の友人ができ、英語や海外に対する価値観が変わった。同時に、英語が苦手なだけで留学を避けてきたことを非常に後悔した。この経験から「未完全でも最善を尽くし、走り出すこと」という考え方を身に付けた。 続きを読む
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Q.
当社を志望する理由と、入社後どのような事業や業務に携わりたいか教えてください。
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A.
空間だけでなく、一人ひとりの暮らしまで創造したいからだ。これは、上記街づくり提案にて住民の方から「魅力的だが、自分が暮らす未来が見えない」と言われたことが起因する。その時は、正直深く考えなかった。しかし、とある家電量販店スタッフから「お客様は商品の良さはわかるが、暮らしがどのように変わるかはわからない」という話を聞いて、そこで暮らす人々にどんな生活を提供したいかという観点が大切だったと痛感した。貴社は、全体を俯瞰し、その街や社会に最適な解を考える鳥の眼を持つ一方で、そこに集う一人ひとりが心地よいか、安全かといった虫の眼も持って開発している。このような都市の未来を見据えつつ、一人ひとりが真に豊かになるよう考え抜く姿勢に魅力を感じ、貴社でこそ私の想いが実現できると考えた。入社後は、開発及び設計に携わり、開発では都市の未来を、設計ではそこで暮らす個人の未来まで考え抜いて、自身の想いを実現したい。 続きを読む
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Q.
ヒルズの原点「アークヒルズ」、文化都心「六本木ヒルズ」、国際新都心形成を目指す「虎ノ門ヒルズ」、そして “ヒルズの未来形”として誕生する「虎ノ門・麻布台プロジェクト」を通じて、あなたが感じる森ビルの都市づくり について、実際に街に足を運んだ感想や弊社ウェブサイト等の内容を見て感想や意見をお聞かせください。(追加設問:400字)
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A.
貴社の都市づくりにおける「磁力」の源泉は、都市に対する「熱意」から生まれる「変化」だと感じた。35年前、民間による日本初の大規模再開発事業を成功させたアークヒルズは周辺に多大なる変化を及ぼし、人や物が集まる磁力を持っていたことだろう。完成した当初は当たり前かもしれない。しかし、35年経った今でもその磁力は、旬の賑わいを創出するタウンマネジメントにより、衰えることなく健在だと感じる。六本木ヒルズにおいても同様だ。街一体となるイベントや自然・アートとの共生が磁力を保ち続けていると考える。私自身、この磁力に惹かれ、クリスマスのイベントやけやき坂のイルミネーションを見に訪れたことがある。このように、建物を建てたその後も都市と向き合い続ける「熱意」、そして、その熱意が生む絶え間ない「変化」が、そこでしか得られない価値を提供していく。これこそが、貴社の都市が放つ磁力の源泉だと感じた。 続きを読む