- Q. 志望動機
- A.
株式会社レイヤーズ・コンサルティングの本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2023卒株式会社レイヤーズ・コンサルティングのレポート
公開日:2022年3月24日
選考概要
- 年度
-
- 2023年度
- 結果
-
- 内定
- 職種名
-
- 経営コンサルタント
投稿者
選考フロー
選考情報
- OB・OG訪問
- 実施していない
- リクルーター
- なし
選考時の新型コロナ感染症対策
選考は全てオンラインでした。
企業研究
他のファームと何が違うのかを明確に示せるようにすること。そうした際になぜレイヤーズなのかといった観点で話せることが重要であると思う。これについては、最終面接で「現在選考を受けている他のファームとレイヤーズの違い」といった形で、直接的に尋ねられたため、準備不足は致命的であると考えられる。
また、レイヤーズの代表取締役CEOである杉野様をはじめ、経営トップ層のメッセージは、企業理解に大いに役立ったと感じている。HP上の「トップメッセージ」はもちろんのこと、他のメディアにおける記事や発言も参考にした。これによって、漠然と存在していた「貴社でやりたいこと」の議論の方向性が定まったほか、志望度の高さもアピールできたのではないかと思う。
志望動機
私が貴社を志望する理由は、まず第一にコンサルティング業界を志望していることです。私はこれまで所属研究室の官学連携活動として、自治体のコンサルティング業務に参画してきました。この活動において、住民の移動ニーズの実態把握のために、住民懇談会やワークショップを企画・開催したほか、私が考案・実行した〇〇〇〇を用いた分析が、顧客である自治体の地域公共交通計画策定に寄与した経験を得ました。これらの経験から、「自分の見識で、顧客・社会に価値を提供すること」に強くやりがいを感じ、コンサルタントとして、この道のプロフェッショナルになりたいと感じたためです。
その上で貴社を志望する理由として、貴社が掲げる「三現主義」に強く共感しているためです。私は、先述の自治体のコンサルティング業務において、「答えは現場にしかない」という〇〇〇〇の教えから、現場を知ることを最重視して取り組んできました。その中で、現場で語り合った多くの人々が自分に期待してくれていることを肌で感じ、「そうした人々の期待に応えたい」という気持ちが、自身のモチベーションとなることに気付きました。したがって、貴社の「三現主義」は、私にとって大きなモチベーションの源泉になると考え、これによって、私が貴社で持続的に成長する姿がイメージできました。以上から、私にとって貴社は、自身の業務・成長に高いモチベーションを維持でき、これをもって顧客・社会に価値を提供できる環境であると考え、貴社を志望します。
説明会・セミナー
- 時間
- 60分
- 当日の服装
- 任意
- 実施時期
- 2021年12月 中旬
- 実施場所
- オンライン
セミナー名
新卒採用説明会
セミナーの内容
新卒採用のための会社説明と選考フローの概説
参加前の事前準備や注意したこと、感想などを教えてください。
参加にあたって、事前準備や注意点は一切ないと思う。
感想として、説明役を人事の責任者が担当していたこと、そしてこの人事責任者は数年前まで他社で人事責任者をしており、レイヤーズに引き抜かれてきた”人事のプロ”であると観察されたことから、レイヤーズの新卒採用に対する本気度が伝わってきた。
このセミナーは選考を受けるにあたって参加必須でしたか?また、選考に有利に働きましたか?
参加必須ではなかったと思うし、参加しても選考フロー上で有利になることはないと思うが、上記の「レイヤーズの新卒採用に対する本気度」を体感しておくことは企業分析に役立つので、私は参加しておいて良かったと思う。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2021年12月 下旬
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
ESの内容・テーマ
志望動機/学生時代に力を入れたこと
ESの提出方法
指定されたURLにてpdfで提出したと記憶している。
ESの形式
様式自由でA4の1枚程度という感じだったと思う。
ESを書くときに注意したこと
形式不問であることを活かして、参考となる画像を挿入した。
ES対策で行ったこと
就活会議などで過去のESを参考にした。他社の秋冬インターンシップなどを通じて、ES通過率を高めていくように改善を図った。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
就活会議などのサイト
1次面接 通過
- 実施時期
- 2022年01月 上旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生3 面接官1
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- 不明(若手の女性社員)
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
会場到着から選考終了までの流れ
オンライン接続→集団面接→逆質問
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
1次面接であるので、志望度の高さというよりは、自身の話をメインで話した。
特に、一般にコンサルタントに求められるとされる、論理的思考力や成長意欲、成果へのこだわりをエピソード付きで話したいと思い臨んだ。
結果として通過できたので、これで問題なかったのだと思う。
面接の雰囲気
和やかな雰囲気だった。圧迫感や形式感はなく、コミュニケーションそのものを重視しているような印象を受けた。
面接後のフィードバック
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
就活会議などのサイトにて過去の1次面接での質問をチェックしておいた。
1次面接で聞かれた質問と回答
自己紹介と自己紹介の深堀
〇〇大学大学院〇〇研究科の〇〇です。大学院では、〇〇を専攻しており、〇〇研究室に所属しております。研究活動として〇〇という研究をしております。この成果は国内学会で発表済であり、現在は学会誌への掲載に向けた論文査読を受審しています。その傍ら、研究室の官学連携活動として、自治体のコンサルティング業務にも参画しております。本日はよろしくお願いいたします。
(深堀り):「自治体のコンサルティング業務に参画されているとのことですが、これは具体的にどのようなものですか?」
自治体の都市計画や交通計画に関するもので、具体的には〇〇の策定を支援いたしました。これにあたって、住民の移動ニーズの実態把握のために、住民懇談会やワークショップを企画・開催したほか、〇〇データを用いた分析を提案し、私を含む学生数名で実行しました。
友人・家族からどのような人物といわれるか。また自分で自分のことをどのような人物だと思っているか。
まず、友人からは、論理的であると言われます。このため、私とは全く異なる分野を学ぶ友人の研究のディスカッションを依頼されることもよくあります。また、「論理的に状況分析と対応策を考えてほしい」と、異性の友人から恋愛相談を持ち掛けられることもよくあります。(ちょっとウケを狙った)
次に、家族からは、無限の体力を持つ子と思われています。自動車を片道3時間運転して家族を〇〇まで連れていき、家族が一泊して用事を済ませている間に、〇〇付近の雪山に登頂し、そのまま一睡もせずに帰り道も3時間運転して家族を連れ帰った際には、体力ありすぎてちょっと引かれていました。(ちょっとウケを狙った)
最後に、私自身は、成果へのこだわりが非常に強い人物だと、自身を分析しています。大学院では、成果を出すために、持ち前の体力を活かし、誰よりも長時間を研究室で過ごしています。これによって、現在所属研究室の学生内で、誰よりも多くの実績を出しています。
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2022年01月 下旬
- 実施場所
- テストセンター
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
WEBテスト対策で行ったこと
市販の玉手箱対策本を1冊取り組んだ程度。他社の秋冬インターンにてGAB形式の経験があったため特に慌てなかった。
体感として、数学8割、言語5割くらいの感覚で通過している。
WEBテストの内容・科目
C-GAB
WEBテストの各科目の問題数と制限時間
一般的なものと同じ
対策の参考にした書籍・WEBサイト
市販の玉手箱対策本
2次面接 通過
- 実施時期
- 2022年02月 上旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 不明(多分マネージャークラス、1次面接時よりは明らかに職位は上)
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
会場到着から選考終了までの流れ
1次面接と同様
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
既述のトラブルもあり、面接内で特に評価されるようなパフォーマンスが出来なかったため、不明である。
強いて言えば、選考に加点される要素であるデザイン思考テスト(任意受験)の総合スコアがAであったことで、なんとか繋がったのかもしれないと考えている。
面接の雰囲気
圧迫ではないが、特別物腰柔らかというわけでもなく、サバサバしていた印象。しかし、こちらの話にはしっかりとリアクションをくれるため、話はしやすい。
面接後のフィードバック
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
2次面接で聞かれた質問と回答
就職活動の軸を教えてください
就職活動の軸は2つあります。1つ目は、自身の見識で顧客や社会に価値を提供できることです。これは冒頭(自己紹介)で申し上げた大学院での研究や自治体のコンサルティング業務に参画した経験から、自身の見識で顧客や社会に価値を提供できることへの喜びややりがいを感じたためです。
そして、2つ目は、見識が広げられる成長環境です。先ほど申し上げたように、自身の見識で顧客や社会に価値を提供することを目指す上で、これまで培ってきた自身の見識を更に広めることで、より多くの価値を顧客・社会に提供できる人材になりたいと考えています。このため、見識が広げられる成長環境に身を置くことを望んでいます。
(深堀り)「どのような価値を社会に提供したい?」
顧客企業の経済価値を高めることは当然として、それと同時に社会価値や環境価値を高めることで、日本社会の持続可能性を高めたいと考えています。今日においては、このためのソリューションの1つがDX(デジタルトランスフォーメーション)であると考えているため、言い換えれば、DXを顧客企業や社会にて実現していきたいと考えています。ソリューションありきのコンサルティングはあまり望ましくないかもしれませんが。
その他はESや1次面接で既述のものと同様の質問であった。この理由として、私のルーター不具合により、web面接が20分程度短縮してしまったことが考えられる。このため、ここではこの経験について示す。
既述の通り、私側のルーターの不具合により、web面接が20分程度中断してしまった。
これに対して、まず原因の特定を行った。状況としては、PCのインターネット接続が切れてしまい、再接続が出来なかったため、PCの再起動を行った。これに並行して、スマホでのインターネット接続を試みたが、接続が出来なかったため、原因はルーターであると特定され、ルーターの再起動を行った。
ここで、スマホの回線にてweb面接のアドレスにアクセスをしたが、面接官は退席してしまっていた。このため、企業から受信していた面接日程のメールに記載の、当日の緊急連絡先へと電話し、状況の説明と面接の継続を希望する旨を伝えた。
その後、再起動したPCとルーター回線でweb面接を再開することができた。
私自身、初めての経験で非常に焦ったが、好意的に解釈するならば、トラブル対応力を示すチャンスでもあり、実際に私も選考に通過することができているので、落ち着いて取るべき行動を選択することが望ましいといえる。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2022年02月 下旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- 取締役とおそらく若手の人事
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
会場到着から選考終了までの流れ
これまでと同時
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
フィードバックによると、しっかり自分の考えを持っており、それを懸命に伝えようという姿勢が評価されたとのこと。
また、最終面接なので、レイヤーズに対しての熱意を伝えることが当然重要である。
私はレイヤーズ・コンサルティングに対して、経営理念・経営方針としての、目的に対する手段の設定があまりにも的確だと思っており、本当に素晴らしい会社であると思っているので、それを伝えた。
面接の雰囲気
おそらく若手の人事が冒頭20~30分程度で、これまでと概ね同様の形式的な質問を担当する。
その後取締役に主導権が渡り、本質的な深堀りをディスカッションのような形で展開する。
いずれの面接官も非常に和やかであり、私も含めて多くの笑顔が生まれるような面接であった。
しかし、取締役の深堀りはかなり鋭く、日頃の思考の深さや、難しい質問に対する即時対応力が試されているのではないかと思う。
面接後のフィードバック
内定後のオファー面談にて、評価いただけた点に関してフィードバックを貰える。
これについては下記設問で示す。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
レイヤーズ・コンサルティングの経営者層の考えが分かるweb媒体(インタビューとか)
最終面接で聞かれた質問と回答
他社の選考状況と、その他社の特徴をそれぞれ2つずつ教えてください。
A社(外資系ファーム)が〇〇、B社(国内総合ファーム)が次回〇〇、
C社(国内コンサル)が次回〇〇となっています。
それぞれの特徴としまして、まずA社は、〇〇あるということ。加えて、〇〇であるということが挙げられます。次にB社は、〇〇に強みをもっていること。加えて、〇〇をもっていること。最後にC社は、〇〇グループの傘下であるために、〇〇に強みをもっていること。加えて、こちらも〇〇であることが挙げられます。
(深堀り)「では弊社はいかがでしょうか?」
貴社は先に述べた他のファームとは明確に異なる特徴を有していると考えています。まず、顧客を国内の大手企業と明確に定めていること。そして、貴社の「三現主義」も特徴的であると思います。この2つが目的に対する手段の関係で、非常に合理的であると考えています。
日本でDXが普及しない要因は何だと思う?
2000年頃のSociety4.0において、世界的なIT化の潮流に取り残された理由と同じであると思いますが、従来の日本社会や日本企業の特徴である年功序列が大きな要因であると考えます。従来は年功序列によって、高齢の経営者層が意思決権を有していたと考えています。そして、高齢の経営者層がIT化やデジタル化に対して保守的な姿勢を取ってしまうことによって、全社的に、あるいは社会的にIT化やデジタル化が遅れているのだと考えています。
(深堀り)「そうだとしたら、どのように解決できるか」
安易には、年功序列の解消や、経営者層の若年化といった形で、日本社会のあり方を変えることによって解決できるかもしれないと考えられます。しかし、あまりに非現実的であると思います。
なので、御社のように現場で経営者層と一緒に、経営者層が腹落ちするまで議論し、導くコンサルタントの働きが重要になってくると考えています。
内定者のアドバイス
- 内定時期
- 2022年02月 下旬
内定を承諾または辞退した決め手
現在検討中である。一般的にレイヤーズ・コンサルティングよりも難易度が高いとされるファームから内定をいただいているが、選考体験記に示すように、私はレイヤーズ・コンサルティングを素晴らしい企業だと思っているので、悩んでいる。
内定後の課題・研修・交流会等
内定承諾後10月ごろに、簿記とITパスポートのテキストが配布されるとのこと。
内定者について
内定者の人数
不明
内定者の所属大学
不明
1次面接(集団)で一緒だった他の学生2人は、たしか東大(修士、理系)と慶応(学部、文系)だったと思う。
内定者の属性
不明
内定後の企業のスタンス
納得いくまで就活を続けて良さそうな雰囲気だった。オファー面談から1ヶ月以内に、内定承諾するか否かもしくは就活を継続するのかの意思表示だけして下さい。といった感じ。
内定に必要なことは何だと思うか
他のコンサルファームの選考とは異なりケース面接がない分、会話や逆質問の時間が純増と考えてよい。したがって、人物・マッチング重視の選考になると考えられるため、コミュニケーションできるように企業研究をして臨むべきである。
また、そうした中で、コンサルに必須であるとされる論理的思考力をいかに示せるかという観点も重要である。話の組み立て方を意識することや、論理的思考力を示せるエピソード・実績を示せることが望ましいのではないか。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
内定が出る人と出ない人の違いは比較検証できないため分からないが、他のファームに内定できる程度には最低限実力があって、しっかりと企業研究をして臨めば内定できると思う。
私が内定をもらえたと思う理由も同様である。特に私は、選考体験記に示すとおりレイヤーズ・コンサルティングのことを、本当に素晴らしい企業であると認識しており、最終面接ではそう思う理由を論理的に示したつもりである。
内定したからこそ分かる選考の注意点
やはりケース面接がないことから、企業研究の質・量やコミュニケーションがポイントであると考える。このことは人によって吉か凶か分かれる点であるが、少なくとも私はケース問題で20~30分消費できる方が気が楽だなと思いながら選考に臨んでいた。
しかし、これによって企業研究が捗り、レイヤーズ・コンサルティングが素敵な企業だと認識できたので良かったなとも思う。
内定後、社員や人事からのフォロー
オファー面談にて、人事の方から初年度年俸の提示と内定承諾に関する説明を受けた。
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- A.
- Q. 志望動機
- A.
レイヤーズ・コンサルティングの 会社情報
| 会社名 | 株式会社レイヤーズ・コンサルティング |
|---|---|
| フリガナ | レイヤーズコンサルティング |
| 設立日 | 1983年12月 |
| 資本金 | 6000万円 |
| 従業員数 | 230人 ※2018年4月現在 |
| 代表者 | 杉野 尚志 |
| 本社所在地 | 〒141-0021 東京都品川区上大崎3丁目1番1号目黒セントラルスクエア14階 |
| 電話番号 | 03-5791-1125 |
| URL | https://www.layers.co.jp/ |
