【22卒】ＩＮＰＥＸの冬インターン体験記（理系/INPEXOnlineEnergyForum）No.20046（2022/2/21公開）

グル－プワークもないため、他の学生と交流する機会は皆無である。

INPEXの事業内容や当時興味のあったプラントエンジニアリング業界との違いなどは、自分の中で明確化することができた。また、自身が有する○○工学の専門性が、実施の業務でどのように活かすことができるのか、この点に関しても理解をすることができた。

講義形式のインターンシップであるため、目的を明確化して臨むことが重要だと思った。自分の場合は、エネルギー業界の他業種(プラントエンジニアリングやメーカーなど)との違いを理解するという明確な目的をもって望んだため、有意義なインターンシップにすることができた。

業務内容やプラントエンジニアリングとの違いを理解することができたのは事実。しかし、実際の現場業務を経験したわけではないため、働いている姿までは想像することができなかった。働く姿を想像するには、Ob訪問や1週間程度の現場実習などを積む必要があると感じた。

募集人数が非常に少ない点が一番ネックであった。事務系は数人、技術系でも30人程度であるとの話を聞いた。また、石油精製に近い学問を専攻している学生が非常に多く、自分の○○工学よりも実際の業務に近いと感じ、その点でも内定を得るのは少々厳しいものと感じていた。

自身の○○工学の専門性を多少は活かすことができるが、業務のメインである石油掘削などには活かすことができなさそうであり、別の業界の方が自身の能力を活用しやすいのではないかと感じたため。また、あくまで石油業界であり、今後が不安といった要素もある。

本選考における優遇措置(ES、面接免除など)の連絡はこなかった。そもそも、講義が中心のインターンシップであり、学生を評価するようなインターンシップではないと個人的には考えている。

懇親会や座談会は特に案内がなかった。インターンシップに参加した友人にも案内はなかったらしく、本選考での優遇措置などを期待することはできない。

事業の規模感としては非常に大きいし、エネルギーの安定供給を支えているという点で面白い業界であると感じた。また、国が筆頭株主ということで非常に安定している会社であると思う。一方で、石油・天然ガスの需要は今後減少し続けるので心配な一面もある。(これに関してはエネルギー業界全体でそうなので何とも言えない。)

事業の規模に関しては想像通りであり、非常に面白そうな業務である。ただし、モノづくりに興味があった自分にとっては、石油開発の仕事はそれほど魅力的には感じられなかった。さらに、○○工学の専門性も中途半端にしか活かすことができない環境であると感じた。以上の理由から、志望度としてはやや低下し、本選考でもこの企業を受けることはなかった。