【22卒】アビームコンサルティングの夏インターン体験記（理系/ITコンサルタント）No.19572（非公開/男性）（2022/2/7公開）

個人ワークであったが、発表自体は各グループ内(5-６人)で行ったので、他の学生のワーク結果も見ることができた。

難易度の高いワークを通して、問題解決の手法の基礎を学ぶことができたのは大きな収穫だった。特に、「問題の把握に大部分の時間をかけろ」との教えは、他のインターンシップにおける課題にも役立ち、就活全体としても非常に有益なものであった。また、社員交流会にも参加することができ、コンサルタントの業務内容や福利厚生などについても情報を得ることができた。

いわゆるケース面接の例題（東大生シリーズの本）などを解いておくと、当日のワークで良い評価を得られたのかもしれない。

個人ワークの内容が普段の業務と非常に近いものであるらしく、その点で働く姿を想像することができた。また、入社後もオンラインでの打ち合わせが多いとのお話を聞き、今回のインターンシップもオンラインであったことから、働き方に関しても実務と非常に近い体験をすることができた。

理由は2つ。1つは周りの学生のレベルの高さ。6人1グループで個人ワークを実施し、彼らのワーク結果の発表も聞いたが、短時間で作ったとは思えないほどのクオリティであった。そのため、このメンバーの中で内定を獲得することは少々難しいのではと感じた。また、個人ワークにおける評価もそれほどのものではなかったため。

コンサルタントの業務のレベルが想像以上に高い、かつ周囲の学生のレベルも高く、業務をこなせる自信がなくなってしまったため。また、アビームコンサルティングはコンサルティング企業の中ではホワイトな方だが、それなりの残業時間であることを知り、就職を躊躇するようになった。

よほど優秀な成果を残すと話は別だが、基本的に本選考での優遇措置はないと思う。1dayのインターンシップであるから、優遇措置に対して期待しないほうがいいと考えらえる。

インターンシップで優秀な成果を収めた方は、秋にある戦略コンサルタントインターンシップへの優遇があるらしい。これに関しては、人事部から直接聞いた話ではないが、周囲の友人は優遇を貰っていた。

IT分野に興味があるかつ、福利厚生の観点からアビームコンサルティングに興味があった。また、転職もそれなりにしやすいだろうとの考えもあった。さらに、コンサルティング企業の中では比較的ホワイトな部類であり、ワークライフバランスも整っているという観点からも、アビームコンサルティングに対して魅力を感じていた。

社員の話を聞く限り、事業内容は非常に面白そうだし、福利厚生も非常にいい。また、転職市場での市場価値もそれなりにあるらしい。ただし、業務内容のレベルが非常に高いことをワークを通じて知った。（これには慣れもあるかもしれないが）また、ワークライフバランスの観点においても、それなりの残業があることを知り、若干志望度は下がった。