22卒 本選考ES
研究製造系
22卒 | 東京大学大学院 | 女性
-
Q.
大学生活の中で研究以外でやり遂げたこと、達成感を得られた経験・事実をふまえて自己PRしてください。
-
A.
私はチームワークと努力を大切にする人間です。私は大学の音楽団体に4年間所属し、学部3年次には演奏会の運営を、また計3回の演奏会でパートリーダーを務め、運営面・演奏面の両方から演奏会の責任を担う役割を経験しました。とりわけ達成感を得たのは学部3年次に務めたパートリーダーでした。私の知る限りの歴代のパートリーダーは主に実力で牽引する独裁的なやり方でパートをまとめていましたが、私はメンバー各々の演奏技術の高低に関わらず皆で音楽を作りたいと思い、皆の意見を多く取り入れながら音楽の方向性を決めていく民主的なやり方でパートをまとめることを目指しました。そのためにパート練習では私の考えをメンバーに伝えるだけでなく積極的に問いかけるなど皆が意見を言いやすい環境づくりに努めました。その結果皆が主体的に演奏に参加するようになり、様々なアイデアを含んだ音楽の方向性を共有することでパートをまとめることができました。一方でパートリーダーを務めるには高い演奏技術を持つことが必要であるため、人一倍楽器の練習に時間を費やし演奏技術向上に努めました。演奏会当日は多くのお客様が演奏を褒めてくださり、パートリーダーとして大きな達成感を得ました。この経験を活かし、貴社でもチームワークと努力を大切に活躍したいです。 続きを読む
-
Q.
現在の研究テーマあるいは専攻の概要について分かりやすく述べてください。
-
A.
私は酵母〇〇の疎水性化合物への応答について研究しています。最も一般的なモデル生物である出芽酵母と異なり、この酵母はn-アルカンや油脂などの疎水性化合物を炭素源として生育でき、脂質を高度に生産し細胞内に蓄積する能力を持つ面白い酵母です。この酵母は基礎研究のモデル生物としての利用のほか、有用物質の工業生産にも利用されています。また、上記の性質から有用脂質生産系や疎水性化合物の生物変換系の構築へのさらなる利用が期待されています。そうした利用のために重要なことの一つとして、この酵母の疎水性化合物の代謝や制御のメカニズムの解明が挙げられます。これまでの研究から疎水性化合物への応答に関連する遺伝子が見つかっており、その発現制御に関わる因子が見出されています。そのうちほとんどの因子についてはその機能や局在が明らかになっていますが、ある因子については未解明です。そこでまずはその局在の制御機構について調べることにしました。具体的には変異株を単離し、ゲノムシーケンスなどの遺伝学的手法を用いて解析を行っています。 続きを読む
-
Q.
あなたがキッコーマンに入社して、「挑戦したいこと」を具体的に教えてください。
-
A.
私はおいしく健康に貢献できる商品の開発に挑戦したいです。私には「人々のおいしく健康な生活に貢献したい」という夢があります。貴社の商品は調味料や飲料、食品と多岐に渡ります。そしておいしさだけではなく、これまでに血圧降下作用を持つしょうゆについての研究や便通改善効果をもつ飲料の開発など、健康への寄与をも追求した商品も多く生み出されています。こうした取り組みから自分の夢を実現するのに貴社が適していると考えました。具体的には、現代の食生活の課題解決につながるようなしょうゆを開発したいです。貴社の主力製品の一つであるしょうゆは和食をはじめとした幅広い料理に使われており、日本ではほぼ全ての家庭にあり使用頻度も最も高いとのアンケート結果があるほど身近な調味料です。現代の食生活の課題の一つに、カルシウム、鉄分、ビタミン等の栄養素が不足しがちであることがあげられます。こうした栄養素を含む、もしくはこうした栄養素の体内への吸収を助ける働きをするしょうゆを開発できれば、毎日の食事で効率よく栄養を摂ることができると考えられます。おいしさを保ったままこうした付加価値のあるしょうゆの開発に挑戦することで、人々のおいしく健康な生活を支えたいです。 続きを読む