【19卒】日鉄エンジニアリングの総合職の面接の質問がわかる本選考体験記 No.6034（京都産業大学/男性）（2019/1/22公開）

雑談を交えての説明会でありながら，質問会での姿勢を見られている選考

グループでの雑談を交えながら，先輩社員との質問会でした．私は，なるべく質問することを心がけ，特に説明会で話されていた内容から質問を考えるように工夫しました．この時の姿勢が評価されたようで，当日の夕方に次回最終面接を行いたいと連絡受けました．

最終面接なので，どれだけの熱量を持って志望動機を話せるかが重要だと感じました．特に，その根拠や裏付けとなるエピソードをうまく関連づけて楽しく話せたことが良かったと思いました．

後で聞いた話ですが，面接を受けた学生により厳しかったり雑談に近い雰囲気だったりと，まちまちだったようです．私の場合は終始，比較的和やかで，エントリーシートに書かれた内容に剃って簡単に質問されたり，熱意を確認されるといった感じでした．

学生時代に頑張ったことはなんですか．

私は努力を惜しまず，決して諦めたりめげることなく目標を完遂することができます．私は，大学時代１年生から４年生の夏までよさこいサークルに所属し，日々自身の振り付けを高めるために練習に勤しんでいました．しかし，高校時代の３年間ダンス部に所属しダンスを習っていた私は，ダンスとは対照的なよさこいで求められる古風でありながら情熱的な表現を出すよさこいならではの振り付けを体現することができず，練習の際にも全体の遅れの原因となってしまっていました．そこで，私は，かつて本学のよさこいサークルに所属し大学総体の出場まで導いた優れたOBの方がいらっしゃるとお先輩に教えていただき，OBのもとで週４日１日４時間練習し，隙間時間には大学総体のDVDやトップレベルおパフォーマーの動画を視聴し，イメージトレーニングを繰り返しました．その甲斐あって選抜メンバーに選ばれ，４年生の春の大会では大学総体に出場することができました．私はこの経験を通して，いかなる逆境に負けることなく，あらゆる手段を駆使することで目標を達成する目標完遂力が身につきました．

あなたはどんな人ですか．

私は誰とでも隔たりなく暖かい人間関係を構築することができます．私が考える暖かい人間関係とは，あらゆる人に対して遠すぎることのない一定の距離を設定し，自ら積極的に行動することだと考えています．そして，一定の距離は初対面の際から変えず接することで安定した心地よい人間関係を築けると考えています．
私は大学時代によさこいサークルに所属しておりました．よさこいサークルでの活動ではメンバーの多種多様な考えをたった一つにまとめあげる難しさを痛感しました．しかし，相手との距離感を意識し，相手が常に話しやすいように工夫し，真剣に相手と向かい合って話し合うことで信頼関係を築くことができ，メンバー全体での暖かい人間関係が生まれ，チームの団結力も高まることを知りました．組織の一員それぞれの意見を妥協することなくたった一つに集約することは，非常に難しいことでありながら，最適な方法を持って臨めば非常に簡単でもあると知ることができました．
今後も相手にかかわらず，距離感を大切にし広い心で接することで、温かみのある人間関係を築いていける人を目指し続けたいと考えます．

内定をいただいた後は，しばらく連絡はなく，就職活動をやめるように言われる催促いわゆるオワハラといったものはありませんでした．逆に，気がすむまで就職活動を続けてもいいといった内容の話も出ませんでした．しかし，しばらくした時に，人事の方とご飯に誘われたので，ご一緒しました．おそらく囲むためだったと思います．

鉄鋼業界を志望するのであれば，まずいわゆる３Ｋ（汚い，きつい，危険）と言われるにも関わらずなぜ志望するのかをまずはしっかりと調べて研究し，自分なりに話せるようにした方がいいと思います．その上で，数ある企業の中でなぜ新日鉄住金グループを選んだのかといったグループ選択の理由をしっかりと比較して下調べを行い，自分の言葉で話せるようにすると良いと思います．さらに，グループ企業の中でもなぜ，新日鉄住金エンジニアリングを志望するのかという本題の企業の志望動機を怠ることなく，企業研究し，自分の言葉で話せるように何回も練習しておくとベストではないかと思います．

面接の中で，自分が話した内容を被せながら質問されるので，その時に，いかに自分の持っている知識と視野を活用しながら，筋道立てて，しっかりと論理的に受け答えができるかといった適応力のようなものが判断の一つになっていると感じたので，この点をしっかりと普段から行なっていると内定にも繋がると思いました．私の場合は，オリンピックにおいて鉄鋼業の需要が高まりを見せるという趣旨話をしていたので，事前に準備が出来ない鉄鋼業界のこれからの動向の意見を話すように言われました．慌てることなく、そして，おどおどすることなく凛とした姿勢で，受け答えし切ることが内定に直結すると思います．

大概の企業はそうだと思うが，やはり新日鉄住金エンジニアリングでも同様のことが言え，最終面接はほとんど落とされないように感じました．貴社に入社したいという意欲や熱意を全面に出して，前述したようにしっかりと自分の意見を話しながら，面接官と会話できるか，といったところがミソであったように思いました．