【リスクと発想、生命保険】【19卒】第一生命ホールディングスの夏インターン体験記（文系/グローバルコース）No.3726（名古屋大学/男性）（2018/10/10公開）

形のないものを扱う会社、業界ということで金融機関に興味をもち、そのなかで人のリスクに関する生命保険に興味をもった。そこで知名度の高い当社をサイトで見かけ、業界研究、企業研究を兼ねて参加しようと決意した。

ESと面接が一回あり、それを通過するとインターンに参加することができた。そのために先輩にESを添削してもらい、会社の概要や事業をホームページで確認して挑んだ。

第一生命の存在をさらに知ってもらうためには

前半にやったこと

5日間通して各事業部ごとの講義とグループワークがメインであった。午前と午後でそれぞれ一つずつ事業部が紹介され、グループワークも行われた。最初はボードゲームを行ったりもした。

後半にやったこと

後半にかけてグループワークの難易度が上がり、負担が重くなった。最終日は1日かけてグループの発表が行われるほどであった。4日目の夕方からは社員の方と懇親会が開かれ、ざっくばらんに話す機会があった。

人材開発部の社員

ディズニーのタオル

社員の方に発想力が重要だと言われ、今までにないようなもの、常識的ではないことを考えてみろと言われた。実際に生命保険会社という前提を一度考えずにグループで話し合い、結果聞いている人たちの印象に残る発表ができた。

最終日のプレゼン発表のグループ内のディスカッションが苦労した。グループ内での意見の対立が起こり、なかなかテーマを決めることができなかった。パワーポイントの作成にもかなり時間がかかり、夜遅くまで残ってやりつつ、帰ってからもLINEのグループ機能を使って話し合いをした。

当インターシップに参加したことで生命保険会社のイメージや事業内容への理解がいい意味で変わった。すべては保険加入者のためにしていることであり、当社の変革はお客様あってこそのものだと痛感した。また優秀なインターン生が多く、参加しなければ出会えていなかったので良い刺激になった。

海外の生命保険についての勉強を少しでいいのでやっておけばよかったと思う。海外との比較はグループワークの中でも少々出てきたので、その知識があればもう少しイメージしやすかったかもしれない。

各事業部の方のお話を伺うことができ、その仕事の魅力や大変なことをインプットすることができた。そのため良い部分もそうでない部分もイメージすることができ、自分の興味が湧いてきた。海外や資産運用に興味が出てきたので、将来的にはそういった分野に携われるような働き方を想像した。

インターン後にもグループワークをした子たちと話をしたが、決してインターンが内定に直結するわけではないと思った。特別ルートがあるわけでもなく、なにかしら優遇されるわけでもない。ただインターンに参加することで業界、企業の知識は増え、イベントにも参加できるので、内定につながるわけではないが参加してない子との知識の差は出てくる。

志望度が上がった理由は、幅広い分野を経験することができる点である。生命保険会社として1番イメージしやすい個人の顧客の分野だけでなく、法人分野、海外分野、資産運用分野などがあるため、仕事をする上で常に新鮮な気持ちを持てると思った。また、社員の雰囲気に惹かれた。

有利にはなると思うが、内定への直結度は低いと感じた。インターン参加者限定のイベントに参加するよう声がかかるが、参加したからといって本選考には特に影響はないだろう。

当初から金融業界に興味があり、その中でも社会に必要されているであろう保険業界に興味を持っていた。そのなかでも生命保険会社は日本生命、損害保険会社では東京海上日動を志望していた。また保険業界だけでなく、銀行、証券業も見ており、金融業界は幅広く興味を持っていた。ただ業界内での業務内容にそれほど差はないので社員の雰囲気や強みの違いを知るためにインターンに参加するのはよいと思う。

保険業界への志望度が高まった。知名度や給料面からいっても申し分ないが、多くの事業分野があるため様々な経験ができるのではないかと感じた。しかし業界としてはこれから少子高齢化、医療の発達によりレッドオーシャン化しているが、それらのマイナスな部分はあまり伝えられていなかったという印象を受ける。そのため志望度は高かったが、決して安心できる業界ではないという理解があった。