【未経験からの挑戦、成長の証】【22卒】NTTデータの夏インターン体験記（理系/プロジェクト型インターン）No.11737（東京大学大学院/男性）（2020/11/18公開）

SIer最大手企業の社員さん手ずから教わり、実際に自分の手も動かして色々と経験してみたかったのが志望動機です。参加前はSIerというものがどんな仕事なのかもよく理解していませんでしたが、せっかくならインターン生として長期間参加して、じっくり会社や業界のことについて知ろうと考えました。

ESは自分の思うありのままを書きました。また、システム開発やプログラミングスキルの経験を問う欄は全て白紙でも通りました。webテストはそんなに難しくはないですが、恐らく多くの人はこの成績で落ちてしまうかと。
動画選考は自分の納得のいくまで何度も撮り直し、計数時間以上かけました。

超高速バッチ開発ツールを用いた銀行の情報系システムの更改案件

1週目にやったこと

1日目は顔合わせや説明会、パソコンの設定などでした。二日目以降からサンプルデータを用いたプログラムの作成をマニュアルを読みながらコツコツと。主に同じチームのインターン生と相談しつつ業務に取り組みました。

2週目にやったこと

プログラム作成のイロハが分かってきたので、二週目から一気に作業スピードが上がりました。その結果、最終ノルマだったプログラム作成を二週目で全て書き上げることができました。

3週目にやったこと

書き上げたプログラムのテストデータ検証、現新比較などを主に行いました。また、この頃からプロジェクト外の企画系の業務にも携わらせてもらい、銀行の新規教育サービスの立案などを社員さんを交えて行いました。

4週目にやったこと

仕様書の名称変更や委託先との連携ミスなどにより、テストデータの検証や現新比較などが難航する一方、使っていたツールの開発会社との質問会や会社の定例会によく参加していました。

それ以降の週にやったこと

追加のプログラム作成を任され、それに主に取り組んでいました。最終的にノルマ以上のプログラムを書き上げて、テストデータの検証と現新比較まで終わらせることができました。

なし

社員さんは皆、とても気さくで優しい方ばかりでした。
想像以上に赤裸々に会社のことや就活の相談にも乗っていただいたので、インターンシップ中は良い意味で肩の力を抜いて業務に集中できました。

これまでシステム開発やプログラミング経験が全くない中での、一ヶ月以上に渡るシステム開発業務だったため、ツールの使い方に慣れるまでが非常に大変でした。分からないところはまず自分でマニュアルで調べて、理解できなかったら同じチームのインターン生に聞き、それでも分からなかったら社員さんに聞くようにして対処しました。

SIer企業というものがどういう仕事をしているのかについて深く学ぶことができました。また、システム開発の知識以外でも、マネジメント業務のやり方や考え方など、人と関わりのある仕事についての知見も獲得しました。常に自分に足りないものを実感させられる日々だったので、このインターンシップを通して自分のこれから学ぶべきことの方向性が定まったと思います。

パソコン（特にMicrosoft）の基本的な操作は習熟しておいた方が良いと感じました。その他、エクセルなどが使えると格段に業務が楽になると思います。

SIerの仕事はシステム開発に専念するというよりも、全体の開発スケジュールの調整やチームのマネジメントなど、人と関わることの多い業種だということが知れました。また、現場で働く社員さんの人柄に惹かれ、この人たちとならばチームとして仕事ができそうだと思いました。

インターンの参加学生を見る限り、本選考を受ける人は情報系とはあまり関係のない人が多いという印象を受けました。今回の長期インターンシップでは会社の内情までも深く知ることができ、それを自らの志望動機と絡めたことを発言することで、本選考では有利に進むと感じています。

特に社員さんの人柄の良さが素晴らしいと感じました。
インターンシップ参加当初、緊張していた私に対し、チームの社員さんが優しく接してくれたことで、徐々に肩の力を抜いて業務に集中することができました。また、チーム以外の社員さんにも親身になって接していただいたことも印象的でした。

インターンシップでの経験を踏まえた具体的な志望動機などを話せると思うからです。また、会社のことも他の就活生より格段に深く知ることができたため、面接もスムーズになると思います。

もともとバイオ系の研究をしていたので、主に飲食や化粧品業界をみていました。しかし、コロナ禍の影響を受けて考えを改め、畑違いなIT業界も視野に入れました。その結果、最大手だったNTTデータが目に留まり、最初はなんの気なしに応募しました。就活の軸としてライフワークバランスを重視していますが、そのような観点でもNTTデータは非常に魅力的でした。

IT業界、特にSIer企業への知見が深まったので、今後は他の競業他社やソフトウェア開発の企業なども積極的に見ていこうと思います。ただ、他の業界や会社などをまだ見れていないため、そちらの業界についても引き続き研究を続けていきます。また、大手の会社だからこそのメリットなども非常に詳しく知れたので、今後は大手の会社をメインに就活を進めていこうと思います。