- Q. このインターンに興味をもったきっかけ・参加した理由・選んだ基準を本音ベースで教えてください。
- A. 広告制作だけでなく、デジタル・イベント・映像・プロモーションなど幅広い領域を一気通貫で担う“総合制作会社”である点に魅力を感じたためである。単なる企画ではなく、実際にモノや体験が形になっていくプロセスを学びたいと考えた。続きを読む(全110文字)
【未来を描く挑戦者】【16卒】博報堂の夏インターン体験記(生活者発想合宿)No.92(東京大学大学院/男性)(2017/12/14公開)
株式会社博報堂のインターンに参加した理由や選考フロー、実施期間、当日の形式や具体的な内容、インターン参加後の感想など、体験記の詳細を公開しています。ぜひ、先輩の回答をインターン対策に役立ててください。
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2016卒 博報堂のレポート
公開日:2017年12月14日
インターン概要
- 卒業年度
-
- 2016卒
- 実施年月
-
- 2014年8月
- コース
-
- 生活者発想合宿
- 職種名
-
- 未登録
- 期間
-
- 6日間
投稿者
志望動機・インターンシップ参加前
このインターンに興味をもったきっかけ・参加した理由・選んだ基準を本音ベースで教えてください。
就活を始めたばかりで、とにかく業界を絞らずに面白そうなインターンに参加しようと思っていた時期に先輩にオススメされた。いわゆる「ほぼ会社説明会」的なインターンではなく、実際に難しいワークに取り組めるところに魅力を感じ、挑戦しようと思った。この時期は全く広告代理店についての知識は無く、CMを作っている企業?といった程度の認識しかなかった。
このインターンの選考に受かるために行った対策・準備・勉強したこと・調べたことを教えてください。
面接前に、この企業が担当している作品(TVCM等)を調べておき、好きなCM等は答えられるように準備した。自分は好きなCMを問われることは無かったが、似たようなことを聞かれた同期がいたらしく、準備しておいて損は無いと思う。また、先輩から事前に「博報堂のインターン参加者は、必ずしも面白い発想が出来る人間だけが行けるわけではなく、頭の良さが取り柄の参加者も多い」と聞いていたため、面接で論理的に話すことが出来るよう、志望動機はしっかりと練り上げた。
選考フロー
筆記試験 → 1次面接 → 最終面接
筆記試験 通過
- 実施時期
- 2014年06月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
筆記試験の内容・科目
個人のPCで、用意されたWebテストを受験した。問題は一般的なSPIに近い形式だった。
筆記試験対策で行ったこと
SPIの問題集を一周した程度の準備はした。難易度は高くない。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2014年07月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 15分
- 面接官の肩書
- 不明
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
面接官の方は非常に穏やかな方で、高圧的な雰囲気はまったくありませんでした。個々の質問に対する深堀りはそこまでされず、ある程度準備された質問を並べられたイメージでした。1対1であり、時間が限られているため、面接官の方は忙しくメモを取ったりESを読み返したりしており、全体的に忙しない雰囲気でした。
面接で聞かれた質問と回答
インターンに応募した理由を教えてください。
私は理系の学生として、普段は研究中心の生活を送っています。しかし、いざ就活を初めてみると、自分が研究の分野以外、社会についてほとんど何も知らないことを思い知りました。世界にどんな職業があるのかすら知らず、盲目的に研究者を志すことに疑問を覚え、自分が本当に関わりたい仕事を見つけるため、研究とは全く異なる業界でのインターンを経験したいと思うようになりました。特に御社のインターンに参加したいと思ったのは、広告というクリエイティビティやチームワークが重視される業界は、私が慣れ親しんだ研究の世界から最も距離のある業界の一つであると感じたからです。さらに、会社説明会的なインターンではなく、実際のワークに取り組むことが出来るインターン形式に強く惹かれました。
インターンを通じて、どんな成長をしたいと思っていますか。
私はこのインターンシップへの参加を通じて、「課題を正しく見極められる力」、そして「課題解決のための正しい道筋を見つける力」を磨きたいと考えています。研究の世界に限らず、正しい問いを立てられなければ、正しい答えを得ることは出来ません。社会人としてビジネスを行う上で、自分が取り組むべき課題を正しく見極める能力を磨いていくため、難易度が高い御社のインターン課題に取り組みたいと考えています。
逆質問の時間
- はい
- いいえ
最終面接 通過
- 実施時期
- 2014年07月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 不明
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
面接官の方は非常に丁寧で、まったく威圧的な雰囲気はなかった。質問は多少深堀されるものの、学生が答えた内容に一つ一つリアクションを返してくださるため、話しやすかった。面接官の方との距離が近いため緊張感はあった。
面接で聞かれた質問と回答
理系の道を離れようと思ったのは何故?
理系の道を離れようと考えたのは、より「人」に近い場所で仕事がしたい、と考えたからです。研究者の仕事の特徴として、自分の仕事が社会に影響するまでに非常に長い時間が経過する必要があるという点や、自分の仕事によって助かる人の顔が見られない、といった点があります。仕事の内容に貴賤があるとは全く思いませんが、私個人の価値観として、自分の仕事がより迅速に、目の届く範囲の人たちの助けになれることに私は喜びを覚えると考えたため、理系の研究職から離れようと考えました。広告の世界は理系的な思考能力を発揮しつつ、ユーザーに近い環境で仕事が出来ると考えています。
インターンに参加したら、チーム内でどんな役割を担えると思う?
チーム内で誰よりも冷静に、今取り組まなければならない課題を正確に捉えることが出来ると思っています。私はこのインターンに挑む他の同期と比較して、面白い、クリエイティブなアイデアを出す能力が勝っているとは思えません。しかし、大学、大学院と研究生活を続ける中で、物事の関連性を論理的に導く能力や、冷静に事実を洗い出す能力については、十分に磨いてきたと思っています。私が御社のインターンに参加することが出来たなら、そうした理系的思考力を十分に活用し、面白いアイデアを思いつける同期たちの助けになりたいと思っています。
逆質問の時間
- はい
- いいえ
インターンシップの形式と概要
- 開催場所
- 赤坂本社/軽井沢
- 参加人数
- 60人
- 参加学生の大学
- 東大、早慶、MARCHあたりが多数。2年生も少ないが参加していた。
- 参加学生の特徴
- 総じて話が上手く個性的で、キャラが立っている学生が多い、という印象だった。学生団体やスタートアップといった「堅い」活動をしている学生よりも、ダンスやスポーツ、音楽といった文化的な活動を大学以外で行っている学生が比較的多かった。
- 報酬
- なし
インターンシップの内容
テーマ・課題
人間の「ある行動」について30~40年後の未来を想定し、その時代において、その行動に基づいた商品、サービスを考える。
前半にやったこと
6日間中の前半3日間は、本社で博報堂の歴史や考え方、作品などを学ぶ講義形式のインターンだった。博報堂の理念に触れるだけでなく、後半のワークに備えて博報堂式の議論の仕方やワークの組み立て方を学び、準備をした。
後半にやったこと
各チームごとに軽井沢のコテージを貸し与えられ、その中で2泊3日で課題に取り組んだ。課題は前半3日間の最後に教えられており、学生は軽井沢に来る前にそれぞれ情報収集などに時間を割いていた。作業の時間配分などはチームが自由に決めることができ、不眠不休のチームもあれば、適度に休み、夜はお酒を飲むチームもあった。
発表会はありましたか?
- はい
- いいえ
優勝特典
シャンパン1本
インターンシップを通して印象的なフィードバックは何ですか?
君のチームは協調性が非常に高かったが、その分、無理やりにでも議論を前に進めていく進行役が不在だった。君を含め何人かはそれに気づいていたが、チーム内における自分の役割を果たそうとしすぎるあまり、進行役を兼任しようとせず問題を放置してしまった感がある。進行役不在の際の議論の進め方について、もっと勉強する余地がある。
苦しい・大変だと思った瞬間は何ですか?
2泊3日をほとんどチームメンバーのみで過ごすため、一度喧嘩が起こりチームの空気が悪くなると、立て直し辛いのが苦しいところだと思う。また、議論に行き詰っても刻々と最終プレゼンの時間が近づいてくるため、〆切直前は疲労とプレッシャーと焦りで精神的に非常に疲れた。
インターンシップを終えて
インターンシップで学んだこと
チーム内の学生のバックグラウンドがそれぞれ全く異なっており、持っている知識も価値観もバラバラな部分が多かったのが印象に残っている。だからこそ、個々の学生が自分の知っていることや自分の考え方をきちんと共有していくことで、自分一人では到底たどり着けないレベルの議論が出来たと感じられた。チームによってはそれが凶と出たチームあり、考え方が合わないために喧嘩が起こったりチーム内上下関係が出来たりしているチームも見受けられた。価値観が異なる相手でも、相手を尊重し、議論をしようとする姿勢をもつことが結果につながることを学ぶことが出来た。
参加前に準備しておくべきだったこと
インターン以前の準備はほとんど必要ないが、インターン後半に備えて、前半でしっかりと学ぶ姿勢は持っておいたほうが良い。インターン前半の講義では会社説明会的な企業紹介もあるものの、後半のワークに備え、議論を効率よく進めるための博報堂メソッドを教えてくださる。ここで学ぼうとせず、ぼんやりと過ごしてしまうと後半のワークで協調性を保ったワークが出来なくなることがある。
参加してみて企業で働いている自分を想像できましたか?
- はい
- いいえ
ワーク自体は業務内容と多少違うものだったが、社員の方の話を聞く機会も多数用意されており、十分に情報収集できたため。また、ワークに取り組む中で、自分の能力や素質が会社で通用しうるという実感を得られたため。
本選考で内定が出ると思いましたか?
- はい
- いいえ
インターンに実際に参加してみて、広告代理店といえども「ただ面白いアイデアがある」人材だけを求めているのではなく、論理的思考力のある人材や、営業的なとりまとめ能力がある人材など、多様な人材を求めていることが感じられた。その中で、自分の得意分野である論理的思考力について、他の学生に決して劣らないと確信できたため、内定を取れる可能性があると感じられました。
この企業に対する志望度は上がりましたか?
- はい
- いいえ
業務内容や実績が素晴らしかっただけでなく、とにかく社員の方が魅力的だったため。また、インターンに参加していた学生もバラエティーに富んでおり、一緒に働きたいと思える学生が多かった。極めて多忙であることは見て取れたし、社員の方も多忙だとおっしゃっていたが、社員の方々が本当に楽しそうに仕事をされている姿には感銘を受けた。
この企業を本選考でも受験予定ですか?
- はい
- いいえ
インターンへの参加が本選考に有利になると思いましたか?
- はい
- いいえ
インターン参加者のみの早期選考を受けることが出来た。この早期選考の合否はインターンでの成績とは関係ないと明言されていたが、実際にそうなのかは不明。
参加後の社員や人事のフォローについて教えて下さい
インターン後も、定期的にインターン参加者向けのセミナーが開催された。個人的なOB,OG訪問の有無は各学生の判断にゆだねられたが、特定の職種のOB,OGに訪問したい場合は人事の方が紹介してくれるなど、サポートは手厚かったと思う。
参加前の志望企業・志望業界を教えて下さい
商社、製薬、食品メーカーをざっくりと志望していたが、企業研究もほとんど行っておらず、特定の企業を気に入っていた、ということも無かった。これらの業界に興味あったのも、親しい先輩方が入社していたためだった。就活開始直後の時期であり、ほとんど企業研究の一環として参加したようなものだった。
このインターンへの参加がその後の就職活動にどう影響しましたか?
ワークを通して自分の得意分野や、自分がどういった役割を果たした時に達成感を得ることが出来るのかなど、自分に関する新しい発見を得ることが出来たのが非常に大きかった。広告業界そのものにも興味がわき、結果的に志望度は極めて高くなった。このインターンで得られた自己発見については他企業の選考面接などでも話しており、就活全体にわたって役立つ貴重な経験だったと思う。
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博報堂の 会社情報
| 会社名 | 株式会社博報堂 |
|---|---|
| フリガナ | ハクホウドウ |
| 設立日 | 1895年10月 |
| 資本金 | 358億4810万円 |
| 従業員数 | 4,651人 |
| 売上高 | 3553億900万円 |
| 決算月 | 3月 |
| 代表者 | 水島正幸 |
| 本社所在地 | 〒107-0052 東京都港区赤坂5丁目3番1号 |
| 電話番号 | 03-6441-8717 |
| URL | https://www.hakuhodo.co.jp/ |
| 採用URL | https://hakusuku.jp/recruit/ |
