【予算内で最適提案】【20卒】ニッセイ情報テクノロジーの夏インターン体験記（理系/SIer）No.5607（京都大学大学院/男性）（2019/4/4公開）

就活をスタートさせようという段階で、IT系の会社の業務内容であったり雰囲気であったりを掴みたいと考えたことが一番の理由。1日という短期間でありながら、説明だけでなくワークもしっかりあるとのことだったので申し込んだ。

SPIを受ける必要があったため、それの学習に取り組んだ。また、ニッセイグループの中でどういう位置付けなのかをあらかじめ理解しておいた。

最適なITシステムを提案せよ

1日目にやったこと

ITシステムの提案を行なった。いろいろなアイテム(サーバ、コンピュータ)において他社製品も色々とある中で、どれが最適な組み合わせなのかを予算面や要望面から洗い出していく。

人事社員

なし

品質を100%最重要視したITシステムの提案が最適ではないということ。ビジネスである以上、予算との関係上で常に動く必要があり、予算の範囲内・競合他社に負けない範囲内でシステム提案をする必要があると教わったのが印象的だった。

あまりインターンシップに慣れていなかったので、グループワークやグループディスカッションにおいて、どのように動けば良いかあまり最初はよくわからなかった。SIerについての知識があまりなかったので、どのような業務を行なっているか説明してもらった時に専門用語がたくさんでてきて少し大変だった。

グループワークやグループディスカッションのプロセスをざっくりと理解できたのがよかったと考えている。またSIerについてほとんど無知識だったが、どのようなものかを大枠で教えていただけたことは大変ありがたかったし、どのような専門用語を覚えればSIer業務をよく理解できるのかがわかった。

SIerについての知識は、事前につけておくべきだと思った。また、ニッセイグループ下ではあるが日本生命の本流でやっているような業務を行うわけではないので、それをあらかじめ意識しておく必要はある。

基本的には1日でSI業務を理解するということが主な目的とされていたので、社員さんが現場で実際にどのように働いているのか・１日のスケジュールはどのような感じなのかという側面は薄かったと思う。グループワークにおいても直観的な体感を重視していて、実物ではなくカード化されていたのであまり実際に働く姿の想像をすることはなかった。

特に、選考を受ける前提で参加しなかったため内定が出るか否かを判断する基準がみつからなかった。傾向として、ITプログラマーのタイプよりかは営業職のようなタイプが求められるのではないかと考えている。参加者の中でも、文系学部生がうまくいろいろとこなせていたイメージがある。

SIerという職種の理解のために行っただけで、特にこの企業を志望する考えはなかったため。SIerという職種の説明を受ける中で少し自分が考えているものとは違うかなという印象は受けた。中途採用など、セカンドキャリア以降で考えることはあるかもしれないという感じ。

特に大きい会社でもないため、インターンシップに自分から参加していたというのは有利に働くと感じた。自分は参加しなかったが、インターンシップ参加者用に別プログラムも開かれてい他ので、そちらに参加すると定期的にコネクションがあったかもしれない。

IT業界・金融業界の２つに志望業界を絞って、就職活動を行なっていた。IT業界に関していうと、メガITとITベンチャーで考えた時にITベンチャーの方が成長線上で働くことができると考えていたが、メガITの場合もIT以外の部分に強みを持つ会社も魅力的だと感じて志望していた。金融業界の場合は、やはり大手(メガ)であることに強みがあると感じたし、業務の規模・広がりにおいても強いと感じて志望していた。

ニッセイという金融業界の一部を担うグループ会社でITを行えば、IT・金融で悩んでいる自分の最適な職種がわかるかもと思ったが、そもそもニッセイ本流の仕事とはあまり関係ない業務内容も多く、SIer自体の仕事が自分の想像とは少し異なる部分があった。それ以降、とりあえずは金融なら金融、ITならITで見るようにしている。