【未知の年金を解く】【22卒】三菱ＵＦＪ信託銀行の冬インターン体験記（文系/総合職）No.16520（明治大学/女性）（2021/7/20公開）

もともと違う業界を考えていたが、コロナ禍で先が見えないという状況もあり、安定したイメージの大手金融機関も見ていた。銀行のインターンシップには参加していたが、信託銀行のインターンシップには参加したことがなかったため、申し込むことにした。

軽く企業のサイト等は見たが、特別なことは何もしていない。準備としては、ガクチカを軽く見直してまとめた程度。

面接はなく、エントリーシートも一般的な質問だったため、きちんとした文章が書けていれば良いのではないかと思う。

企業年金の制度設計

ワークの説明20分→ワーク70分→発表・講評

企業年金の積立戦略・運用戦略

企業年金の制度設計

1日目にやったこと

①ワークの説明。②グループワーク。4人1グループで、とある中小企業の企業年金を見直す。経営陣と社員の双方が納得するような制度設計を行う。③全体で1グループのみ発表。

人事

なし

インターンシップ中は関わりはない。グループワークにも社員の方が入ってくるという形ではなかった。しかし1ヶ月後くらいに、グループのワークの資料に対するフィードバックを頂いた。

企業年金という馴染みのないものを扱うグループワークだったため、どこから手をつけたらよいか迷った。また、時間内にグループで作成した資料を提出しなければならず、間に合わせるために文字を打ち込んでいくのがやや大変だった。しかしそこまで高難易度というわけではなく、苦労というほどのものはなかった。

4人のグループで、私含め2人ほどが中心となってワークを進めていた。

信託銀行がどんなことをしているのかがほぼわからない状態だったため、なんとなくでも業務内容を知ることができてよかった。また、リテールに関するものではなく法人に関するものだったため、普段は関わることのない部分に触れることができたのは良い機会だったと思う。

企業年金についての知識があらかじめインプットされていれば、ワークに取組みやすかったのではないかと思う。

短い時間で資料を読み、机上で制度設計をするというワークだったからというのもあるかもしれないが、実際の業務を体験できたような気にはあまりならなかった。仕事理解や業務理解、社風がわかるというよりは、あくまで信託銀行のワークショップという印象だった。

ワーク自体は面白いと感じたが、もともと金融の志望度が高かったわけではなく、ここで働きたいというほどの熱意は湧いてこなかった。また、他にも複数日程のインターンシップが開催されていたが、今回参加したのは1dayのみであり、選考が有利になるとは思えなかった。

信託銀行の仕事というのは他者の資産の増減に大きく関わる仕事であるため、プレッシャーが大きいと感じた。また専門知識も豊富になければプロとは言えないのではないかと思い、自信を持って仕事をすることが難しそうだと思った。金融は自分には向いていないと感じた。

今回参加したのは1dayのみであり、他にも複数日程のインターンシップが開催されていたため、このインターンシップに参加したからといって選考が有利になるとは思えなかった。

就職活動自体では金融や不動産業界を主に見ていた。やや不動産業界を第一志望としつつも、銀行や信託銀行でも不動産に関われる点や、生きる上での必要な知識を身に付けられる点、やはり安定したイメージがある点等に魅力を感じていた。一般的な銀行に比べ、信託銀行の方が資産形成という資産のプラスの面に携われるところにも惹かれていた。

常に経済状況を読まなければならないというイメージが金融にはあったが、経済状況というよりも企業の経営状況を見なければならないなど、思っていたよりも細かな視点が必要だと感じた。また、社員も経営陣もどちらも納得する制度を考えるという内容のワークだったが、どちらの立場にも立たないということは、かなりドライな目線でいなければならないのだと思った。