【広がる知見、厳しい選考】【21卒】三井住友信託銀行の冬インターン体験記（理系/総合職）No.9865（東京理科大学大学院/男性）（2020/7/15公開）

とにかく様々な業界を片っ端から応募して，知見を広げようとしていたため．インターンシップに参加してみて，雰囲気・働き方・業務内容・面白味などを知りたかったので参加しました．この会社のインターンシップに応募したのは，有名な企業であるから．

WEBテストとエントリーシートのみなので，しっかりとこの二つを対策した．エントリーシートについては，特に時間をかけた．

会社概要説明/法人営業に関するグループワーク/不動産事業に関するグループワーク

1日目にやったこと

午前中は会社説明と法人営業に関するグループワークとその発表，午後は不動産事業に関するグループワークとその発表であった．グループワーク・発表ともに評価されている様子はなかった．

人事

なし

インターンシップを通してメンターや社員からの印象的なフィードバックをいただくことはできなかった．そもそも，社員の方が学生を評価するようなインターンシップではなかった．

グループワークの時間がとにかく足りない．社員の方もわざと時間設定を厳しくしているとおっしゃっていた．また，インターンシップ参加者の選抜がエントリーシートとWEBテストのみだったので，参加者の思考力にも差があり，コンセンサスをとることは容易ではない．

グループワークを通して一部の業務内容を理解することができた．ただ，この業界は業務領域が広いので，このワンデーインターンシップですべてを理解することはできない．このインターンシップでの振る舞いが評価されている様子もないため，気軽に参加できる点もよいと思う．

インターンシップ参加前にどんなことを準備・勉強しておけばよかったものはない．グループワークのお題も当日発表なので，準備することはできない．

このインターンシップでは，業界・会社・実際の業務など浅く広い知識の習得にとどまるのでこの企業働いている自分を想像することはできなかった．またすべての業務領域は触れないので，すべてを理解することは難しい．実務レベルでなにをやっているのかは全く分からなかった．

本選考で自分は内定が出ないと思った理由はそもそも受験しないから．受験しなければ，内定もでない．このインターンシップに参加して，信託業界への志望度が下がってしまった．理由は，業務にあまり興味が湧かなかったからである．マネーゲーム的な要素があり，自分にはあっていないと思った．

インターンシップの参加によって志望度が下がった理由は自分に信託銀行業界の仕事に興味を持つことができなかったためである．また，一部興味がある業務領域もあったが，会社の業務領域が広いため，配属リスクが大きいと思った．また，全国転勤も自分はいやだと思った．

インターンシップへの参加が本選考に有利にならないと思った理由は，このインターンシップでは，一切学生を評価していないように感じたためである．実際に，このワンデーインターンシップで優遇されたというのは聞いたことがない．

とにかく幅広く業界を見ていた．就職活動をやった人に「やってよかったこと・やればよかったこと」を聞くとだいたいの人が「自分の選考以外の企業も幅広く見ておけばよかった」と言っていたため．具体的には鉄道業界・金融業界・ベンチャー企業・人材業界・デベロッパー・メーカーなど幅広い業界のインターンシップや説明会に参加していた．

信託銀行業界の志望度は下がった．他の業界は特に変わらなかった．信託銀行業界は，この会社以外は，メガバンクの子会社なので，あまり出世できないのではないかと考えて，志望度が下がった．実際のところはわからないので，しっかりと自分で調べてほしい．この会社の志望度は，配属リスクの観点から少し下がった（自分の興味がある部署に配属されるか分からない）．