
23卒 本選考ES
プロセス開発研究・生産技術開発
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Q.
学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容
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A.
原子間力顕微鏡(AFM)は走査型プローブ顕微鏡であり、様々な生体分子や細胞の力学特性が調べられている。しかし、分子や細胞に比べて大きな生体組織をAFMで測定する方法は確立されていない。それは、測定範囲の広い組織を既存の方法で測定を行うと、長時間かかってしまい、サンプルへのダメージが考えられるからだ。そこで、私は測定の高速化を行った。その際、開発の効率を上げる工夫として、測定したサンプルの形状像をリアルタイムに表示できるようにした。これにより、測定後すぐに修正するべき場所を見つけ、次の測定を行うことができた。その結果既存の測定に比べて、高速かつ低侵襲な測定を行うことが可能となった。この測定法を用いて、組織の力学測定を行い、その機能との関連付けをしていく 続きを読む
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Q.
自己PR
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A.
私は集団をより良くするために、新しい取り組みを実行できる人間だ。私は約30人ほどのソフトボールサークルに所属しており、より部員に楽しくサークル活動をしてもらうため部長を務めた。私が部長になる前は、練習、試合を淡々とこなすだけで、部員の仲もサークルの雰囲気も特別良いということはなかった。そこで、2つの活動を始めた。1つ目は、毎月練習や試合とは別のイベントを考えることだ。バーベキューやボウリングといった練習以外で部員が関わる場所を設けることで、部員同士のコミュニケーションも増え仲を深めることができた。2つ目はこれまでよりレベルの高い大会にエントリーすることだ。ただ練習するのではなく、目標となる大会を設定することで、練習のモチベーションを上げ、団結力が深まると考えた。その結果、大会では好成績を残すことができた。貴社でも、新しいことへの挑戦を続け、社会に貢献したい。 続きを読む
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Q.
学生時代に最も打ち込んだこと
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A.
私が最も力を入れたことは、研究への取り組みである。現在の私の研究内容は、原子間力顕微鏡(AFM)による新しい測定モードを開発することである。はじめは、1つのプログラムに次々と新しい動きを加えて開発を行っていたため、そのエラーがどの部分が悪くて起こっているのか見つけることが難しかった。そこで、エラー部分を見つけやすくするために、1つの動作ごとのプログラムが正常に動くことを確認し、その後まとめることにした。こうすることで、どこが原因でエラーが起きているのかわかりやすくなり、開発をスムーズに進めることができた。この経験から、目標を達成するためには目の前の課題を1つ1つ解決していくことが、近道であると学んだ。 続きを読む
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Q.
医療に関わる仕事をすることについての想いをお聞かせください。(400文字)
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A.
医療に関わる仕事は、患者さんの生活、人生を支える重要な仕事である。そして、どんな人であっても、病気やケガにより患者になりうる。それを考えると、本当に多くの人の生活に関わる責任のある仕事であり、その分やりがいのある仕事であると思う。私は、現在学んでいるプログラミングの技術を使用して、患者さんの治療を行う医療従事者の負担を減らす仕事がしたい。これまで医療従事者の方が行っていた作業を、情報の技術で代わりに行うことができれば、より患者さんの治療に集中できる。その結果、最も重要な治療の安全性、質の向上といった、患者さんの利益につながっていく。医療従事者の負担軽減、医療現場の改善から患者さんの負担軽減につなげる仕事を通じて、多くの人の健康の役に立つ医療に関わる仕事がしたい。 続きを読む
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Q.
あなたのPCスキルやプログラミング経験について教えてください。(未経験の方は「なし」で結構です)(400文字)
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A.
研究の中で、LabVIEW FPGAを使用して、自身の使う原子間力顕微鏡の開発を経験をした。その際、最も大事にしていたことは本などで学んだFPGAに関する知識を実際にプログラムを作成し、動かしてみることだ。トライ&エラーを繰り返すことで、FPGAの使い方を学ぶことができ、自在に使うことができるようになった。自身の開発した原子間力顕微鏡のプログラムには、リアルタイムで測定結果を表示できるなど、独自の設計を行うことができた。また、実験の計測データの解析には、Pythonを用いた。ここでは、授業で学んだC言語の知識や、開発の経験を活かして進めることができている。解析のプログラムは具体的に約250行のものを作成している。 続きを読む