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- A.
味の素株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2021卒味の素株式会社のレポート
公開日:2020年7月17日
選考概要
- 年度
-
- 2021年度
- 結果
-
- 最終面接
- 職種
-
- R&D技術フィールドⅠ
投稿者
選考フロー
企業研究
新型コロナウイルス の影響で説明会などがウェブで行われるだけだったので、基本的に企業研究のための資料は採用ホームページから集めてきました。他のウェブサイトを見なくても、味の素が持つ強み(アミノサイエンスなど)について、今後どのような技術を開発しどのように商品に付加価値を与えていくのかについてなど、面接で聞かれそうなことはホームページ上の資料からほとんど読み取ることができたので、資料中の自分が志望するエントリーフィールドの部分を徹底的に読み込むことが大切だと思います。また、私が志望していた技術フィールドⅠは食品や栄養の部門で、特に消費者との距離が近いフィールドであるので、スーパーマーケットなどに赴き現在どのような商品が展開されているか(特に私は健康について重きを置いていたので、健康に関する付加価値を持つ商品の特徴や特性についてリサーチしていました)を調べるのも有効だと思います。入社したあとどんなことをしたいかは、現在味の素で行っていることに絡めてもいいし、自分が特にやりたいと思っていることを話してもいいのではないかと思いました。私は自分がやってみたいことを話したのですが、面接をしてくださった方々はその内容についてとても興味を持って話を聞いてくださいました。ただ、どちらにせよかなり事細かになぜそれをしたいのか、それによって社会にどのような影響が出ると思うか、そのことを達成するにあたって味の素が持っている強みをどのように活用することができるかなどを聞かれるので、その辺りは詰めておいた方がいいと思います。
志望動機
私は現在所属している研究室が薬学の流れを汲んでいることもあり、初めは医薬品の企業に入社しようと考えていました。しかし、食品業界は消費者に最も近い業界であることや、近年食品に多種多様な付加価値を与えた健康食品に注目が集まっていることから、食品で医薬品に近い効果を社会に提供できるのではないかと考え、現在は食品業界を志望しています。御社は調味料からカップ食品、健康食品に至るまで幅広い商品を持っており、アミノサイエンスという御社が業界を牽引するような技術を持っていること、グループ全体で技術を共有し、それぞれがバラバラに技術を高めていくのではなく、全体の力を上げていくという姿勢を持っていることなど、他社にはない強みを持っていると考えています。御社でなら、クローズドな環境ではなくオープンに、多くの知見を得ながら商品を開発できるのではないかと考え、御社を志望しております。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2020年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
あなたが学生時代に⼒を入れて取り組んだテーマを記述してください。/あなたがこれまでの活動の中で実践した「味の素グループWay」を教えてください。/あなたの人生を4字熟語で表現してください。また、その理由を100字以内で教えてください。/あなたは苦手と感じる方とチームワークを発揮しなければならない場合、どのようなことを意識していますか。もし具体的な過去の事例があればそれを交えて説明してください。/あなたが味の素(株)に入社して実現したいことは何ですか?ASVの観点を入れて200字以内で記述してください。/あなたが現在従事しているゼミ、研究等が社会にどのようなインパクトを与える可能性があるのか説明してください。
ES対策で行ったこと
食品業界を志望していたので、基本的に消費者との距離が近いというスタンスは崩さず、味の素が持つアミノ酸の科学についてを付け加えました。
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2020年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
WEBテスト対策で行ったこと
webテストの対策はしていません。言語も非言語も、基礎的な学力があれば対策せず解けると思います。わからなかった問題は、別の会社のwebテストで再度出題される可能性があるので、その問題に関してのみ復習しました。
WEBテストの内容・科目
言語、非言語、性格検査
1次面接 通過
- 実施時期
- 2020年04月
- 形式
- 学生2 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 不明
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
淀みなく答えることは必要ないと感じました。表面上で取り繕うような回答ではなく、きちんと自分の中で納得して話している内容が面接官の方々にも伝わったのかなと思います。
面接の雰囲気
笑顔やうなずきを交えながら穏やかな雰囲気で進んだが、質問はかなり鋭いものが飛んでくるので雰囲気に安心せず緊張感を持って臨んだ方がいいです。
1次面接で聞かれた質問と回答
学生時代に力を入れて取り組んだことを教えてください。
私が力を入れて取り組んだことは、コーヒーショップでのアルバイトです。私が勤めている店舗では、コーヒー豆の販売数が他店舗より低いことが課題となっていました。私が独自にお客様にご購入されない理由をお聞きしたところ、「種類が多く、豆の違いがわからない」というものが大半でした。しかし、私たちスタッフ自身もコーヒー豆について自分の言葉で伝える力が育っておらず、大きな課題となっていました。そこで私は有志のスタッフたちと、店舗に置いてある全てのコーヒー豆について資料をまとめ、ロールプレイングを交えてお客様へ商品の特徴をわかりやすく伝えるトレーニングを重ねました。これが自信となり、お客様とのコネクションが増え、結果としてコーヒー豆の販売数が前月の3倍となりました。この働きかけを認めていただき、四半期に1人スタッフに贈られる賞を頂く事もできました。私はこの経験から、商品の特性・特徴を自分の言葉で伝える力、状況を俯瞰的に把握し、問題点を掴む力を養いました。
現在行っている研究内容について教えてください。
私たちの周りには、多数のウイルス、細菌などの病原体が存在しており、私たちは常にその病原体に晒されています。病原体に感染したとき、生体内では免疫反応が活性化されたり抑制されたりして、そのバランスによって生体を防御しています。私が着目している分子Dendritic Cell Inhibitory Receptor2(以後DCIR2と呼びます)は、バイセクト糖鎖を特異的に認識し、樹状細胞の活性化を抑制することで、炎症反応を抑制していることが明らかとなっています。現在までにDCIR2は脾臓の樹状細胞、小腸パイエル板に存在していることがわかっていますが、当研究室で新たに小腸好酸球にもDCIR2が発現していることが明らかとなりました。しかし、その小腸好酸球の機能に関する知見は多くありません。そこで私は、小腸好酸球と他臓器好酸球のトランスクリプトーム解析を行うことで、小腸好酸球特有の機能を明らかにすることを一つの目標としています。また、DCIR2に特異的に結合するリガンドが小腸に発現していることは明らかとなっていますが、小腸のどこに発現しているかはまだわかっていません。これより、私はDCIR2タンパクを用いて小腸切片を染色し、DCIR2リガンドの空間的な局在についても解明していきたいと考えています。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2020年04月
- 形式
- 学生1 面接官4
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 不明
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
入社した後のビジョンについて明確なものを持っていることが評価されたのではないかと思います。なぜやりたいのか?ということだけではなくなぜこの「この会社で」やりたいのかということまで考えておかないと、「それは他社でもやってるしできるよね?」と突っぱねられると思います。
面接の雰囲気
一次面接の時より人数も多く、中堅の社員の方々だったので緊張したが、面接が始まるとかなり和やかな雰囲気でした。しかし、一次面接と同じく質問は鋭いので、たじろがずに落ち着いて話すことが重要だと思います。
2次面接で聞かれた質問と回答
あなたが行っている研究内容が、社会にもたらす影響について教えてください。
私の研究で重要な点は「小腸特異的に免疫反応を抑制する可能性のある分子を標的としている」ことです。自己免疫疾患に対する免疫抑制薬は、自己免疫反応を抑制するだけではなく、外来抗原に対する反応も抑制するため、感染症にかかるリスクが上昇します。このリスクを回避するためには、自己免疫反応に特異的な免疫抑制薬が必要です。私が着目している小腸好酸球には、免疫反応を抑制する分子DCIR2が発現していることが分かっているため、この小腸好酸球特有の機能を明らかにし、好酸球と小腸に発現するDCIR2リガンドの相互作用について調べることで、腸炎等の疾患に対する特異的な免疫抑制薬を作製し得るのではないかと考えています。
味の素に入ったらやってみたいことについて自由に教えてください。
私は減塩や糖質オフの食品を通じて、現代社会の栄養過剰問題を解消していきたいと考えています。特に、味は落とさず、塩分や糖分を抑えた商品を開発したいです。飽食の時代と言われる今、塩分や糖分の過剰に摂取による生活習慣病が蔓延しています。特に塩分について、厚生労働省の発表によると1日の摂取推奨量は6~8gですが、日本人はその約2倍摂取していると報告されています。塩分の過剰摂取は認知症やアルツハイマー病に繋がる可能性があるという研究結果もあり、食習慣の改善が急務です。しかし、減塩食は病院食に代表されるように、味が薄いことが多く満足感が低いというデータも存在します。御社では、減塩食にコクをプラスすることによって、その満足感を上昇させることに成功しています。そのような試みに賛同し、私は減塩食から社会の健康を支えるような仕事をしたいと考えています。
最終面接 落選
- 実施時期
- 2020年04月
- 形式
- 学生1 面接官6
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 部長クラス
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
やりたいことについて自分の中でかなり固まっていたのですが、いざ話すとなるとどういう順序で話せばわかりやすく伝わるか、内容に齟齬はないかなど不安な部分が露呈ししどろもどろになってしまう部分がありました。自分が伝えたいことを簡潔にまとめて、どの部分をかいつまんで話せば伝わりやすくなるかを他人に聞いてもらう練習をするのが重要だと感じました。
面接の雰囲気
1,2次面接とは違いかなり重い雰囲気でした。最終面接なので面接官の方々も本当に入社させていいかを見定めています。一挙手一投足に気を配ることが重要かと思います。
最終面接で聞かれた質問と回答
健康食品について熱心に調べており、研究したいということですが、身の回りでそのきっかけとなったことがあれば教えてください。
私が健康食品、特に減塩や減糖について興味を持ったのは一昨年(2018年)のことです。それまでは食事に気をつけることも特にしていなかったのですが、日頃の運動不足がたたり、健康診断で再検査になってしまいました。運動することが大切なのはもちろんですが、私はその上普段の食事にも気を使うようになりました。それまでは食事に含まれる栄養素などについて全く知識がなく、何も考えずに食べていたのですが、糖質を抑えた食事を心がけるようになり、次の年の健康診断では全く問題もなく、体重や体脂肪に関しても標準まで戻すことができました。その頃は糖質に関してしか知見がなかったのですが、付随して栄養と健康について調べるにあたって、近年塩分も健康と強く関連している・特に認知機能と関連している可能性が示唆されていることを知りました。これらの経験から、私は健康食品に強い興味を持ちました。
研究以外で、あなたが学生時代に力を入れたことがあれば教えてください。
大学3年生の冬、所属していた○○サークル初のホールを借りた公開ライブを開催しました。私はそのライブのラストを飾る全体曲の編曲と指導統括を担当することになりましたが、初のサークルライブということもあり、ライブに対する姿勢がバラバラで、練習の熱量が人によって違うことで軋轢が生まれてしまっていました。私は全員に役割を与えることにより責任感が生まれると考え、サークル員を4つのグループに分け、それぞれに楽譜を4つに分けた各セクションの指導を行い、練習した部分を教え合ってもらうという工夫を行いました。その結果、歌唱全体をどのように良くしていくかという活発な議論がなされるような練習を行えるようになりました。
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味の素の 会社情報
会社名 | 味の素株式会社 |
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フリガナ | アジノモト |
設立日 | 1925年12月 |
資本金 | 798億6300万円 |
従業員数 | 34,862人 |
売上高 | 1兆4392億3100万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 藤江太郎 |
本社所在地 | 〒104-0031 東京都中央区京橋1丁目15番1号 |
平均年齢 | 44.5歳 |
平均給与 | 1072万円 |
電話番号 | 03-5250-8111 |
URL | https://www.ajinomoto.co.jp/ |
採用URL | https://www.ajinomoto.co.jp/company/jp/recruit/fresh/ |