【挑戦と技術の融合】【20卒】本田技研工業の技術職の本選考体験記 No.7268（九州大学大学院/男性）（2019/7/5公開）

推薦応募体験記
この会社の「企業研究」で行ったこと
・HONDAじゃなきゃいけない理由を具体的に説明できるようにした．
　HONDAじゃなきゃいけない理由は必ず聞かれる．なので，企業研究ではHONDAの個別説明会だけでなく，他社の完成車メーカー（トヨタ，日産etc...）の個別説明会にも参加すると良い．説明会では社員に「他社の完成車メーカーに対してどのようなイメージがあるか」についてたくさん聞くと良いと思う．なぜなら，自動車業界に身を置く人の方が他社の完成車メーカーについてよく知っているからです．
　自分で調べたほうがいいのは，HONDAの歴史，どんな想いでモノづくりをしているのか，作った製品に込めた想い等，ホームページで大体見れるもの．他社の社員から見たHONDA，自分から見たHONDA，この2つの視点でHONDAを見ることで，HONDAじゃなきゃいけない理由の答えが見つかる．
・「夢」「挑戦」「熱意」をしっかり伝えられるように準備する．
　HONDAは「夢」「挑戦」「熱意」．この3つを面接で伝えることが大事．面接では，あなたはどんな仕事がしたいのか，そしてどんな夢を実現したいかが聞かれる（ESにも書く）．この質問に答えるために，自分は将来どんな技術者になって，どんな夢を叶えたいのかを自問自答すると良い（3月までに取り組むのが理想）．こういう技術者になりたいと思ったきっかけ，この夢をもったきっかけ，といった体験談もあると熱意を自然と込められるので良い評価を得られると思う．

私は技術で人を幸せにしたいという想いが根底にあります．これをエンジン開発に携わり，人々に乗り物を運転する楽しさを伝えることで実現したいです．その実現の場として御社を志望したのは，夢を高く持ち，挑戦し続ける御社なら私のこの想いを実現できると思ったからです．御社の挑戦は枠にはまらない考え方や独自の技術で，マスキー法をクリアしたCVCCエンジンや今までの常識を覆したVTEC エンジンといった革新的な製品を生み出してきたことを業界研究を通じて知りました．そして，これら製品を生み出してきた挑戦の根底には，世のため人のため，技術で人々の暮らしを豊かにしたい，面白くしたいという想いがあるのだと実感しました．その想いは今を生きる社員の方々へ受け継がれていることをインターンシップや個別説明会を通じて私の心に伝わってきました．そのような方々と一緒に働き，共に夢を追いかけ，私の想いを実現したいと思ったため，御社を志望しました．

特に何も言われなかった．なぜなら私は推薦応募だったため，就活を辞めることが決まっていたからだと思われる．

とにかく熱意が必要．多少うまく伝えられなかったとしても最後まで諦めずに必死になって答えること．諦めないというマインドも面接官は見ている気がする．このような状況に陥るのが想定外の質問が来た時である．そのような状況にならないためにも，色々な会社のエントリーシートを書くことが良い．最低でも5社，10社程度かけると良い．これをすることで，HONDAの面接でESに記入した以外のことが聞かれてもすらすらと答えることができる．

とにかく周りよりも早く就職活動すること．これに尽きる．準備にかけた時間が多ければ多いほど内定が出やすい．自分は1月から志望動機ややりたい仕事，叶えたい夢などを先輩に相談しながら考えていた．そして2月にはESを書き始め，3月には大学の就職相談室の方と面接練習をした．このように早め早めに準備するかしないかが合否を分けると私は感じている．

長期インターンシップに参加していたとしても落とされる人は落とされるので気を付けたほうがいい．面接では元気に会話をすること．会話が途切れるようなことがなければ大丈夫かと思われる．推薦はキャリアディスカッションから最終面接まで2ヶ月ほどありとても長い．そのため，キャリアディスカッションで良い結果が出た場合，気が緩みやすいので要注意．また，キャリアディスカッションの結果は3日程度で電話で来るが，最終面接の結果は1週間ほど待たされるので精神的につらい．

内々定者サイトの案外がくる．そこで入社前に同期の人と仲良くすることができる．

• 会社のブランド・知名度
• 社員の魅力・実力
• 福利厚生・手当・働きやすさ
• 海外拠点で働きたい
• 会社の規模
• 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる
• 給料・待遇

ジヤトコ株式会社

企業選びの基準として，自動車の開発に携われること，制御に関する仕事ができること，は最低条件としてあった．特に私はパワートレイン制御に興味があったため，パワートレインに力を注いでいる完成車メーカーを選びたいと思った．HONDAを選んだのは，4輪，2輪，汎用機，ジェット機と幅広い領域でエンジン開発をしているから，また，トランスミッションも内製でやっているとの話も聞いたことや，MotoGPやF1にも参戦していることから，やはり他社よりもパワートレイン系に強い想い入れがあるのではないかと感じたため，HONDAを選んだ．