
23卒 本選考ES
技術系総合職
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Q.
研究テーマをご記入ください
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A.
シンプレクティック多様体論と完全可積分系 続きを読む
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Q.
研究内容を分かり易くご記入ください
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A.
物体の運動の軌跡は微分方程式の解として記述される事が多い為, その解を具体的に求める事ができれば正確な運動の軌跡を知る事ができる. 然し現在も一部を除いて微分方程式には解の公式が存在せず,一般にそれを解く事は難しい.その為, 扱う微分方程式は限定して考える事が多い. 中でも私は,考える微分方程式を理論物理学の中で現れるHamilton方程式に限定し, その研究の為に1年次はシンプレクティック多様体論の学習, 研究をしてきた. 本分野は図形や空間について扱う幾何学に位置し,これに付随する構造からHJ方程式というHamilton 方程式の書き換えを得る事を知った. そこで2年次はHJ方程式を考察して得られる完全可積分系という分野に注目してHamilton方程式の研究をしたいと考えている. 続きを読む
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Q.
NSKでやりたい仕事とその理由をご記入ください.
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A.
軸受の基礎研究に携わりたい.科学の基礎である数学の研究を通じて,磐石な基礎を構築する事にやりがいを感じてきた.加えて軸受は産業の米と言われる程,多くの機械で使われる基礎の部品であると同時に,今後は電動化や自動運転の到来に伴う自動車業界の変化などにも対応していく必要があると考えている.ここから入社後は様々な需要や変化に応えられる軸受の基礎研究に貢献したい. 続きを読む
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Q.
上記にあげられたご経験の中で,最も伝えたい内容について具体的にご記入ください.
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A.
自身の学習, 研究活動の転機になった編入試験を受験した時の経験である. 学部2年生の時に興味の変化から専攻を変えて編入試験に挑戦した. 理論物理学に魅力を感じて学部1, 2年時はその基礎を学んでいたが, 学習を進めていく内に物理学そのものよりも,その背景にある数学に興味を惹かれ,編入試験の受験を決意した. 編入試験は大学受験とは異なり,試験情報の公開がされていないことが多い.従って試験勉強に加え,その出題範囲の情報を如何に多く入手できるかが編入試験を合格する為に重要である. そこで私は主にSNSを通じて受験された方を見つけ, 試験の情報を頂き, その情報を下に毎日最低7時間の勉強をし続けた. ここから目的を何としても完遂させようとする意志の強さと努力が実を結び, 定員3倍の試験で他分野専攻の受験生の中でも唯一の合格者になった. 続きを読む