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キヤノン株式会社 報酬UP

【20卒】キヤノンの事務職の面接の質問がわかる本選考体験記 No.6858(東京外国語大学/女性)(2019/6/25公開)

キヤノン株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

2020卒キヤノン株式会社のレポート

公開日:2019年6月25日

選考概要

年度
  • 2020年度
結果
  • 内定入社
職種
  • 事務職

投稿者

大学
  • 東京外国語大学
インターン
  • 未登録
内定先
  • 富士フイルムビジネスイノベーション
  • 本田技研工業
  • キヤノン
入社予定

選考フロー

企業研究

まずは企業説明会に参加し、社員の方の雰囲気やキヤノンがどのような事業に注力しているのか知ることが第一歩だと思います。採用ホームページからOB訪問を希望することができるので、志望度をアピールするためにも参加はすべきです。同じ大学の就活生4名で同時に話を聞きましたが、同じような仕事に興味を持つことが多く、刺激にもなります。さらに企業研究を深めるため、面接前には企業のホームページの経営戦略を確認しておきました。今キヤノンはカメラやプリンターから医療機器、ネットワークカメラなど多岐にわたる事業に進出していますが、その点をしっかりと把握しておくべきです。面接の最後の逆質問の際にもこのような経営戦略の変化を話題にすることで、他の志望者との差別化を図ることができます。

志望動機

日本のモノづくりを通して国のイメージ向上に貢献したいと考えるからです。私は一年間の留学を通して日本のメーカーの国際社会での存在感の大きさを知ると同時に、人によって国に対するイメージに偏りがあることに気づきました。よって将来はオリンピックやワールドカップのスポンサーも務めている御社のような日本を代表するメーカーで、幅広い日本の魅力を発信する仕事がしたいと考えるようになりました。数あるメーカーの中で御社を志望する理由は、自社生産に非常に高いこだわりを持っているからです。説明会で技術の方が熱心にカメラの仕組みについて語っているのを見て、社員の方一人一人が熱意を持って仕事に取り組んでいることを知りました。またOB訪問を御社の食堂でしていただき、上司の方が親身に新入社員の方と面談している様子が印象に残っています。大規模なメーカーでありながら一人一人にしっかりとサポートをされていると感じ、私も御社の一員として働きたいと考えました。

エントリーシート 通過

実施時期
2019年03月
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

ESの内容・テーマ

あなたの大学での研究テーマまたは特に力を入れている学問は何ですか。その内容について、20文字以内で簡単に記載してください。/上記のその研究テーマ、学問にどのように向き合っているか、具体的に記載してください。(その学問の魅力、取り組み事例、そこから得たことなど)(400文字以内)/学業以外の課外活動において、困難だったこと、またその困難に
どのようなアプローチで挑み、どのように克服したか、そしてその経験から得たことを具体的に記載してください。(400文字以内)/今後も産業・経済・社会等、取り巻く環境が変容していくことを踏まえ、あなたがキヤノンで成し遂げたい夢(実現したいこと)は何ですか。(300文字以内)

ES対策で行ったこと

就活会議などのサイトで志望企業の過去のエントリーシートを確認した。学業に関しての質問が多かったので、自分の研究分野を知らない人にも分かりやすいように丁寧に説明するよう心掛けた。

リクルーター面談・人事面談

形式
学生不明 面接官不明
面談時間
- -

実施時期
2019年04月

1次面接 通過

実施時期
2019年06月
形式
学生1 面接官1
面接時間
30分
面接官の肩書
中堅社員、人事
通知方法
電話
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

時間が短くESに沿った簡単な質問のみでしたが、記入した活動の裏にどのような思いを持って取り組んだのか、何を大切にしているのかといった深い人間性を見られていたように思います。同時に多くの学生が会場にいたので緊張しましたが、うまくリラックスして落ち着いて話せたことが評価されたと思います。

面接の雰囲気

緊張を解くために初めは雑談をして、その後ESに沿った質問をされた。学生時代に頑張ったことについて質問されたが、自分がそのときに何を考えてどのように問題を解決したか、そのプロセスを見ているようだった。

1次面接で聞かれた質問と回答

人と意見を交わすときに心がけていることは何ですか。

私は留学を通して意見を正直に伝えることの大切さを学びました。お互いに不満を抱えて物事に取り組むよりも、自分の考えを率直に発することで相互理解が生まれると考えています。私が学生時代に劇のリーダーを務めていた時も意見調整に苦労しました。技術的な問題でどうしても相手の意見を取り入れられない時は、なぜ変更できなかったのかその時々で説明するようにしていました。話し合いのプロセスを見せることで、自分の意見は無視されたわけではないということを明確化できました。また、チームで取り組む課題には全体で目標を共有することで同じ方向に向かって仕事を進めることができ、争いを防ぐことができたと思います。相手の立場に立って考えることで全員が納得した形で終えることができました。

あなたの長所と短所は何ですか。

長所は一つの目標に向かって絶えず努力し続けることができる所です。私は中高時代、とても閉ざされた環境で育ってきました。大学では自分の興味のある言語を学び、一人でも多くの人とコミュニケーションを取りたいと考え、今の大学に入学するため勉強に取り組みました。さらに大学入学後は一年間の派遣留学を目標に、成績を維持するため毎日専攻語の勉強をしました。両親が留学に反対していたため、アルバイトで稼いだ貯金で留学に行くと説得しました。そのせいでアルバイトに時間が取られ、他のクラスメイトのように満足にサークル活動ができませんでしたが、自分の目標に立ち返りめげずに続けることができました。短所は責任感が強いため、自分で抱え込んでしまう所です。人に認めてもらうために人以上に努力しますが、時に自分を必要以上に苦しめている部分があります。この短所を改善するため、追い込まれた時こそ友人と会う時間を取るなど、自分からリラックスできるように心がけています。

2次面接 通過

実施時期
2019年06月
形式
学生1 面接官2
面接時間
30分
面接官の肩書
中堅社員、営業系
通知方法
電話
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

マニュアル通りの受け答えをするのではなく、相手の反応を見て臨機応変に対応を変えたことが好印象を与えたのではないかと思います。ただ自分の活動内容を話すだけでなく、なぜその活動をしたのか、その経験から何を考えたか、といった人間性の部分を多く語ることで、自分がどのような人間か相手に知ってもらいやすいように意識しました。

面接の雰囲気

年次が高い社員の方でしたが笑顔でリアクションしてもらい、リラックスできた。話すことを逐一メモしていたので気は抜けないと思います。

2次面接で聞かれた質問と回答

なぜメーカー、キヤノンを志望しているのですか。

留学の経験から、世界に日本の魅力を発信する仕事がしたいと考えました。海外では日本と言えば「寿司」「舞妓」といった固定観念で捉えられることが多いですが、日本の良さはもっと様々な分野で見つけられると思います。特にメーカーはモノづくりという分かりやすい武器を持っており、海外への影響力も大きいため魅力を感じています。その中でも御社は海外での販売シェアが非常に高く、自分の得意な言語を活かすチャンスが多いと思い志望しました。説明会やOB訪問で出会った社員の方はどなたもバランスの取れた働き方をしていて、会社が好きだという思いをそれぞれ強く持っている印象を受けました。一見スマートに仕事をしていても、そのような熱い思いを持っている点は自分の性格ともマッチしていると感じます。

外国人と関わるうえで難しいと感じるところはありますか。

日本の常識が海外では通用しないという経験を多くしました。現在ボランティアで日本で住む外国人と話す機会がありますが、生活の基本的な場面で文化の違いに苦しんでいる人も多く、ゴミ出しや学校のシステムなど、日本人が主導してサポートしなければならないと感じます。私が医療機関で子供の検診の通訳を担当した時も、子供をしつけとして叩く母親が医者に注意される場面がありました。日本では体罰は許されないですが、どこまでしつけと呼べるかは国や地域によって異なります。そうした場面で通訳として中立的な立場を保ちながら、日本ではあまり受容されにくいという事実を伝えるようにしています。ただ言語の橋渡しをするだけでなく、文化を伝えることも私たちの役割だと考えているからです。

最終面接 通過

実施時期
2019年06月
形式
学生1 面接官3
面接時間
30分
面接官の肩書
不明、年次の高い役員級と思われる
通知方法
電話
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

志望度に関して聞かれた時に具体例を出して熱意を示せたのが重要だと思う。たとえ迷っていても面接ではその会社の長所を調べ上げ、自信をもって述べることが必要不可欠だ。学生時代の経験などはオーソドックスな質問が多いので選考を左右するとは考えづらいが、自分の力で考えて行動に移すことができる人間を求めるように感じた。

面接の雰囲気

前回までの面接とは会場も変わり、学生の数もぐっと減るため緊張感があった。三人の面接官がいたが、それぞれと10分ずつと話すのでいつも通り話すことができた。志望理由と希望職種に重点を高めに置かれていた。

最終面接で聞かれた質問と回答

なぜ広報、事業企画を志望しているのですか。

御社の志望理由と同様に、日本の魅力を世界に発信するという仕事に直接的に関わることができるのが広報だと考えました。留学を通して様々な価値観の人に出会い、その出会いが自分を成長させてくれたと思っています。将来もより多くの立場の人とコミュニケーションを取ることで、常に成長し続けられる環境で仕事がしたいと考えます。また、事業企画の仕事には会議通訳や文書の翻訳の作業も含まれており、大学で現在勉強している知識がそのまま活かせるのではないかと考えました。これらの希望職種に配属されなくても、自分に与えられた場所で努力ができる人間だと思っています。実際にそのような経験は中高時代の部活で部長になれなかったこともあり、得られなかったものに執着するようなタイプではないと思います。

他社の選考状況と、キヤノンで内定が出た場合に何を基準に会社選びをするか教えてほしい。

現在一社メーカーから内定をいただいており、他の企業の選考はすべて辞退しています。それはもちろん御社の志望度が高いからです。内定をいただいた場合は二択の決断になりますが、御社で働きたいと思う理由はその事業の幅広さです。他社はB to C中心で事業内容も限定されていますが、御社は現在イメージング技術を活かして多角化に取り組んでおり、将来の可能性が無限に広がっていると感じます。そうしたワクワク感というものを重視して会社選びをしたいと考えています。また、説明会やOB訪問、面接を通して出会った社員の方がそのような多角化の動きを自分のこととして捉え、仕事で実践しようとしている姿勢を感じました。自主性を持って仕事に取り組む御社の社員の方と一緒に働きたいと強く思います。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

内定後二日以内に内定を承諾するか連絡してほしい、と言われた。希望すれば人事の方が社員を紹介してくれる。

内定に必要なことは何だと思いますか?

多様性を重視する企業なので「こういう人が受かりやすい」とは言い切れないが、企業理念として自主性が強調されている。自分が抱えている現状に問題意識を持ち、周りの人に働きかけることで解決しようとする姿勢が重要なのではないかと思う。学生時代に誇れるような活動をしてなくとも、その中で自分なりに課題を見つけ真剣に取り組んだ経験を語れば面接官に効果的なアピールができる。選考にグループディスカッションなどは設置されていないので、コミュニケーション能力は面接官との会話を通して見られている。アイスブレイクや逆質問の際にも気を抜かず相手と会話を楽しんでほしい。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思いますか?

笑顔で、自分の言葉で話すことが何よりも重要だ。相手の評価に気をとらわれすぎず、自分が今までの経験で感じたこと、考えたことを正直に伝え、それが受け止めてもらえた結果の内定だと考えている。面接でうまく伝えられるかは他の面接での練習回数をこなす、周りの人にアドバイスを求めるなど自分なりに工夫した。また、早い段階から企業説明会やOB訪問をしていたことで企業を深く理解できたように思う。

内定したからこそ分かる選考の注意点はなんですか?

一次、二次面接は体育館で行われ、一度に多くの学生が面接するため圧倒されてしまう。周りに気をとらわれず、落ち着いて臨むことが重要だ。他社の面接では聞かれないような深い質問もあるため、動揺せずにその場で答えを考え出す必要がある。ESの内容と関連させて聞かれそうな質問は網羅しておくべきだと思う。

入社を決めたポイント

入社を決めたポイントを教えてください。

  • 社員の魅力・実力
  • 海外拠点で働きたい
  • オフィス・オフィスの位置・働く場所

入社を迷った企業

本田技研工業株式会社

迷った会社と比較してキヤノン株式会社に入社を決めた理由

国内での転勤が少ない点や、社員の雰囲気が自分に合っている印象を受けたため。説明会やOB訪問、面接などで出会った社員の方は優しい印象で、相手の話を親身に聞いてくれた。また言語を活かして働ける環境が整っており、人事の方からもぜひ個性として伸ばしてほしいと言ってもらえたから。人材育成のシステムも充実しており、昇進にはテストに合格する必要があるが自分には向いていると感じた。長いスパンでキャリアを考えた時に自分の長所を活かせる環境だと判断した。

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Q. 志望動機
A.
多くのひとから愛される製品に携わることです。幼いころからものづくりに強い興味があり、趣味でもあるカメラ設計に関心を持ちました。カメラを購入した際、きれいな写真が撮れる感動と共に表現することの難しさも知りました。個人での色の見え方、撮影時の感情や環境が写真に反映され、心に思い描いた記憶をそのまま写真にできる、そんな個性を持ったカメラを作りたいと考えます。エントリーモデルからプロフェッショナル機まで扱うため、様々な個性を持ったカメラ作りに携われると考えます。そのような製品を作ることで、手に取った時の感動を多くの人に知ってもらいたいです。貴社で働くことで、多くのひとから愛される製品に係ることが携わることができると考えました。現在は、新製品開発に携わることでたくさんの知識や経験を習得し、自ら提案することで引っ張っていく技術者になりたいと考えています。 続きを読む
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公開日:2017年12月15日

キヤノンの 会社情報

基本データ
会社名 キヤノン株式会社
フリガナ キヤノン
設立日 1937年8月
資本金 1747億6200万円
従業員数 169,151人
売上高 4兆1809億7200万円
決算月 12月
代表者 御手洗冨士夫
本社所在地 〒146-0092 東京都大田区下丸子3丁目30番2号
平均年齢 43.9歳
平均給与 832万円
電話番号 03-3758-2111
URL https://canon.jp/
採用URL https://global.canon/ja/employ/new/
NOKIZAL ID: 1130258

キヤノンの 選考対策

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