
23卒 インターンES
ITソリューション部門(サマーインターン)
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Q.
今後、学部・院において研究したい専門テーマとその理由をご記入ください。 400文字以下
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A.
洗剤に含まれる界面活性剤の作用を粒子法によって分析することをテーマとしている。流体分析に一般的に用いられる格子法では、界面の複雑な動きに対して格子点だけでなくその間の線も同時に動かす必要があり、格子が絡み合ってしまう可能性がある。これに対して粒子法では、粒子間距離が影響半径未満の近傍粒子の相互作用のみを考えれば良いので、格子が絡み合う心配はないため本分析に適用した。界面活性剤そのものの動きは肉眼では見えないので、それを粒子法によって可視化して明瞭にするということがこの研究の目的である。加えて、洗濯機内の攪拌方法まで考慮に入れたシミュレーションを行えば、適切な洗剤の標準使用量の算出をより効率的にできる、あるいは汚れを落とすのにより効果的な攪拌方法を発見できる可能性がある。このように流体の複雑な振る舞いを粒子という最小単位で捉えてより明確にできることに魅力を感じている。 続きを読む
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Q.
現在力を入れていること(研究、部活、学外連携、社会活動等)をご記入ください。 400文字以下
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A.
上記テーマに取り組むに当たって、まずは基礎知識習得も兼ねて、一年上の研究室の先輩のテーマである、壁面を伝って流れる流体の挙動のシミュレーションを学び、かつ支援している。この研究は大手重機メーカーとの共同研究である。機械の安全性を保つために、機械への雨水の侵入がトラブルにならないことを確認するための水密性試験を行う必要がある。従来、建設機械や産業機械は、実車を用いたトライ&エラーによって開発が行われてきたが、費用がかかる、実験場所を確保しなければならない、開発期間が長い、という課題があった。この試験をシミュレーションに置き換えることによって、機械の開発費用の削減や開発期間の短縮が期待されている。壁面を伝って流れる流体挙動のシミュレーションは困難であり、現状ではシミュレーションに基づいた開発は困難であるが、粒子法を用いることによって複雑な挙動にも対応することができる。 続きを読む
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Q.
自己PRをご記入ください。 400文字以下
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A.
私の強みは、目標を達成するための行動力があるところである。大学時代、テニスサークル会長として、活動人数の増加と団体戦ベスト〇〇という2つの目標を達成した。サークルには、テニス初心者の退会者が多い、団体戦で勝ちきれない、という2つの問題があった。この2つは別個の課題にも思えたが、その原因は共に、暇なときに漫然とテニスをするだけの、一体感に欠けるカルチャーにあると気づいた。従来の練習は球出しとラリーのみで、初心者にとって盛り上がりに欠ける練習だった。一方で団体戦選手も、練習で緊張感がないため試合本番でプレッシャーに弱いという問題を抱えていた。そこで曜日ごとにゲーム要素を取り入れた緩めの練習と厳しめの練習に分け、その2種類を組み合わせたプログラムを組んだ。その結果、双方のニーズを満たすことに成功し、初心者の人数を前年より5人多く残すことと団体戦ベスト〇〇を達成することができた。 続きを読む
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Q.
インターンシップに期待すること、試してみたいことをご記入ください。 200文字以下
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A.
既述の通り、流体を粒子という最小単位で捉えて複雑な振る舞いの分析に取り組んでいる。この発想を、例えばデータを最小単位と考え、金融実務を、データが生まれ、処理され、最終保存されるまでの流れと捉えて課題抽出、I T戦略立案等のシステム企画に活かせないかと考えている。このようなアイディアを様々な関係者と共有するためには打ち合わせやプレゼンテーションも重要であり、単なる技術ではなく実務上の勘所を体感したい。 続きを読む