22卒 本選考ES
技術職
22卒 | 大阪府立大学大学院 | 男性
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Q.
研究概要(500)
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A.
私は,青色レーザー光の光毒性の定量評価」というテーマで,研究に取り組んでいます.近年,青色光(ブルーライト)の有害性が指摘されていますが,その毒性機構は解明されていません.そこで,PCNA (DNA修復を補助するたんぱく質) を用いて,青色光の毒性を定量的に評価し,毒性機構の解明をすることを研究目標としています.このPCNAという物質は細胞全体に存在し,DNAの複製や,修復を促進させる酵素のような働きをします.そのため,DNA損傷がおこった部位に修復のために集まってきます.そこで,私の研究では,細胞にレーザー光を照射した後,照射部に集まってきたPCNAの量を測定することによって「DNAの損傷を定量的に評価する」といった実験を行っています.現在は,375 nm,405 nmの2波長のレーザーを用いて実験を行っています。一般的に、波長の短い375nmの光の方が毒性が強いと言われています。しかし、私の研究で、特定の条件下においては375 nmよりも405 nmの方が毒性が強いことを明らかにしました。今後の予定としては,照射する部位などの条件を変えても同様の結果が得られるか検証するつもりです. 続きを読む
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Q.
力を入れた活動に関して苦労・工夫した点や成果(500)
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A.
私が力を入れた活動は,アカペラ部でリーダーを務め,全国大会出場を目指した経験です。 私の部はまじめに練習する人は少なく,どちらかというとサークルのような雰囲気です.しかし,1回生のころから,やると決めたからには,大会に出て結果を出したいと考えていました.そこで,「全国大会に出場する」という目標に賛同してくれる部員を誘い,2回生の終わりにバンドを結成しました. そのバンドで私はリーダーを務めていましたが,音感がなかったため技術的なアドバイスはすることが出来ませんでした. しかし,技術面で貢献できない分,定期的にライブへ応募したり,適切な練習日程を組むことにより,メンバーがモチベーションを保てるよう尽力しました. また,あえて砕けた態度で後輩に接することにより,先輩後輩関係なく指摘しあえるような,明るい練習の雰囲気作りに貢献しました. こうして,みんなで楽しみながら,しかし真剣に練習し続けることにより,4回生の夏の大会で関西最終まで駒を進めることが出来ました. そこで敗退してしまったため,目標としていた全国大会出場には届きませんでしたが, 全く後悔はなく,大きく成長できた大切な経験となっています. 続きを読む