18卒 本選考ES
セールス
18卒 | 慶應義塾大学 | 女性
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Q.
Q1※ Describe a time when you were able to step into a group, take charge, and bring about excellent results. あるグループに参加し、全体を率いて、必要なサポートを獲得し、卓越した結果を実現した実例を説明してください。(全角半角問わず500字から700字程度)
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A.
史上最悪の5連敗中であった英語劇大会で主役として役者陣をまとめ、6年ぶりに優勝を果たし、「弱小」という評判を覆したことです。当初、私の団体は他大学に合同稽古を申し入れても断られるほど軽視されていました。その中で主役に抜擢された私の役割は、役者全体の演技力向上に努め、主役として主演女優賞を、役者全体で英語賞を獲得し、総合優勝を果たすことでした。その際、負け続けていた団体の持つ知識は乏しく、短期間で飛躍的に演技力を伸ばす糸口を見つける必要がありました。まず私は、参加大学の現役生と卒業生に連絡を取り、10代から50代まで合計50人以上と交流し、知識を蓄積しました。その中で特に協力的な卒業生の力を借り、5年間形骸化していた他大学との合同稽古を計画し、他大学生との必死の関係構築や説得の末に実現させることができました。合同稽古を経て役者の身が一層引き締まり、それを機に、上記50人との交流から得た知識を役者陣で話し合い、積極的に稽古に取り入れるようになりました。長年踏襲されてきた稽古型には意図の不明確なエクササイズが多くあることを発見し、その代わりとなるエクササイズを探す中で、私はまとめ役として「結果につながっているか」を常に問いかけ、つながっていない場合にはすぐに他の案を試すことを心がけました。稽古型を斬新に変えることには大きな責任も伴い、長い間上達が見えない時には責任感に押し潰される想いでした。しかし、初めから全力で突き進んだ結果、大会直前に団体は飛躍的な成長を見せ、「無謀」と言われた戦略通り、主演女優賞及び英語賞を受賞し、「弱小」の団体が「優勝」を果たすことができました。 続きを読む
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Q.
Q2※ Summarize a time you were able to develop and maintain productive relations while working with others even though they may have had differing points of view. 他者とともに仕事をする上で、見解の相違があっても生産的な関係を作り、保つことができたときについて説明してください。(全角半角問わず500字から700字程度)
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A.
米国大使館内NPOでの長期インターンシップで、同期のインターン生と二人で新プログラムの企画を行った時です。日米学生の交流を促し、次世代のリーダーを育成するため、年間50以上のプログラムを運営するNPOには、「アラムナイ」と呼ばれる5000人以上のプログラム経験者がおり、彼らのキャリア形成に役立つパネルイベントを企画していました。インターン生が一からイベントを企画することは初めてであり、広い裁量が与えられていました。初めは二人がイメージするパネル内容や登壇者として招待したい人が異なり、話し合いはまとまらず、その間50以上ある既存プログラムの運営にも追われ、思った以上に企画が進みませんでした。そこで、まずパネルの目的を明確にしました。アラムナイは50以上のプログラムの中からそれぞれ違う経験をしており、今後幅広い分野でリーダーとして活躍欲しい、その「多様性」こそNPOの特色を表すキーワードであるとの共通認識を共有しました。目的を明確にしたことで、企画を自分たち中心ではなくアラムナイ中心で考えられるようになりました。パネル内容や登壇者の選び方も、就職活動サイトなどのデータを利用し、アラムナイの最も興味の高い分野と、外交官や通訳者など一般的な就職活動イベントではあまり取り上げられない分野を両方取り扱うことで、多様性を反映したアラムナイのニーズに沿うことができました。最終的に、会場の予約や参加者の募集などの仕事を平等に割り振り、一つ希望が通ればもう一つは妥協する、というように二人の間でコミュニケーションとバランスを取りながら、初のインターン生によるイベント企画を完成させることができました。 続きを読む
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Q.
Q3※ Give an example of a time when you changed the direction of a project that resulted in a reduction of time or cost. あなたがプロジェクトの方向を変え、その結果、時間やコストが削減された例を説明してください。(全角半角問わず500字から700字程度)
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A.
米国の大学に留学していた時に、役者として参加した学生劇で、稽古が極端に長引く日々が続いた時に、その改善を図ったことです。私たちは、役者が建物内の様々な場所で場面を演じ、観客が物語を追って自由に動き回れる、「体験型演劇」に挑戦していました。初めての試みであったため、体験型に適した脚本作りも然り、物語が支離滅裂にならぬよう、各場面のタイミングを合わせることが最大の課題でした。実際、本番一週間前、タイミングを確認するための通し稽古では、予定の夜中0時を大幅に過ぎ、朝4時まで稽古をする日々が続きました。公演日までに作品を完成させる必要がある一方、明らかに団員全員にとって不健康かつ危険な状況を改善することも不可欠でした。その中で私は、通し稽古前後の準備と片付けに関する時間や段取りが明確に決まっていないため、メリハリがつかず、必要以上に時間がかかっていると気付きました。そこで時間管理を担っている舞台監督と実質的なリーダーである演出家に働きかけ、問題を確認し合った上で、具体的な段取りを設定しました。劇中では背景に流れる音楽を使って役者間でタイミングを合わせる特徴を利用し、通し稽古後にも「演出家コメント用」「片付け用」の音楽を新たに加えることで、音楽を止めることなく、片付けまでが確実に時間内に収まる案を提案し、舞台監督と共に音楽の編集を行いました。演出家には、通し稽古後のコメント終盤に、必ず片付けの終了予定時刻を付け加えることで、団員全員が時間を意識しやすくなることを提案しました。結果、朝4時までの稽古は2日間で改善され、残りの3日間は予定通りに稽古を終えることができ、公演も成功させることができました。 続きを読む
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Q.
第一志望職種への志望理由 (200字以内)
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A.
The Selling Battleで、セールス職は他部署が産み出した製品が実際にどれだけの消費者の手に届くかを左右すると実感しました。それは、私はこれまで舞台で四度主役を務め、裏方が作り出したものの良さを観客に最大限に伝える役割を担い、その責任の大きさにやりがいを感じてきた経験と大きく重なっていただけでなく、9年間の海外経験から得たコミュニケーション力も活用できる最適の場だと考え、志望しました。 続きを読む