16卒 本選考ES
総合職
16卒 | 早稲田大学 | 男性
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Q.
集団や仲間の困り事を解決したエピソードを教えてください600文字。
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A.
私のゼミでは、50人の韓国人学生と二週間を過ごし、班別に日韓の政治経済について議論と発表を行う活動があります。この活動の中で、私は政治班のリーダーを務めました。しかし活動中盤で、日韓学生の間で議論が膠着してしまい、最終日の発表日に資料の作成が間に合わない可能性が出てきたことがありました。私はそのような状況を打破しようと、まず原因を、韓国人の激しい主張と、日本人の受動的態度にズレがあるためと考えました。そこで私は、互いの意志疎通の円滑化を図るため、議論後の毎回の観光を実行しました。観光で仲を深め、互いの性格や態度を理解することで、話を聞く姿勢を構築しようと考えたのです。加えて私は、発言の少ない生が班にいることにも気づき、議論前の班全員(17人)に対する意見の聞き取りを行い、個々の意見や考えをまとめました。そして、まとめた意見を基に話し合いを展開するなど、議論に応用することにしたのです。これらを実施以後、韓国側がより相手の意見を受け入れるように、日本側は積極的な発言を行うようになり、議論が活性化しました。結果として、発表では教授から最高評価を頂くことができました。異なる価値観を有する集団であったため、指揮することが難しかったものの、意志疎通の円滑化や議論の効率化を通して、課題を解決できました。 続きを読む
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Q.
あなたの強みと、それが強みとなった経緯を教えてください600文字。
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A.
「継続力」と「多様な意見を汲み取る力」が私の強みです。「継続力」は、中学、高校と4年間ゴルフ部に所属していた時に培われました。練習が厳しく、週に一日しか休みが無い部活であったため、何度も辞めようかと悩みました。3年目には成績が振るわず、後輩に団体戦メンバーの座を奪われることもありました。しかし、腐ることなく、基礎練習を毎日こなしました。自分自身に負けたくない、そして、支えてくれている人達の期待に応えたいと考えたからです。結果として、4年目に、目標であった関東大会出場を達成しました。それ以来、どんなに辛いことがあっても諦めず続けるという考えに基づいて行動しています。なぜならば、それは自分のためであると同時に、支えてくれる人達のためでもあるからです。「多様な意見を汲み取る力」は私の米国での6年間の生活で培われました。米国には様々な人種が住んでおり、黒人、白人、ヒスパニックの視点は、全て違います。しかし、議論の際は、積極的に相手に意見を聞き、対立しても、相手の意見を否定することはありませんでした。その風土に感銘を受けた私は、以後、一人一人の意見を尊重するようにしています。団体に所属している時は、自分の意見を伝えると同時に、なるべく個別に個人の意見や悩みを聞きます。そして、その人の悩みや意見を、活動の改善に活かすことを意識しています。多種多様な意見を受け入れ、活用する力も、私の強みです。 続きを読む