【21卒】積水化学工業の技術職の面接の質問がわかる本選考体験記 No.10305（同志社大学大学院/男性）（2020/7/20公開）

あなたはこれまでどのようなことに最も力を入れて取り組みましたか？具体的な行動や工夫を踏まえて教えて下さい。またその経験で何を得ましたか/最も「あなたらしさ」がわかる自己PRを、実体験をもとにご自由にお書き下さい。（学業に限らず、趣味や特技、どんな事でも結構です。）/あなたは将来、どのようなことに挑戦したいですか？（やってみたい仕事や興味のある分野、思い描く社会人像があればお書きください。）

インターンシップのESを基にして、さらに会社に寄り添った内容に近づけた。
同じインターンシップに参加した友達とかなりの時間をかけて練り上げた。

普通のWEBテストであったので他の企業と同じような対策をして、積水化学のために特に何かをしたわけではない。

言語非言語、性格診断

聞かれたことに+αで自分の思いを伝えることを心がけた。自分の夢をかなえる手段として、御社に入って活躍することが自分に向いているという伝え方をした。内定がゴールではないということを強調した。

WEBで行われたため、少しお互いやりづらい部分もあった。質問に対して、回答をするというよりかは会話に近い、キャッチボール形式であった。

逆境に耐えた経験について

逆境で踏ん張ることができ、目標に向かって解決策を模索し、努力する人間です。高校時代にはほぼ未経験にも関わらず、ソフトテニス部に入部したものの、結果は振るわず、挫折を味わいました。そこで、高校にビデオカメラを持ち込んでフォームの見直しをする等、新しい練習法を取り入れました。挫けそうになるのは結果が出ないためと考え、常に結果を出すための練習を意識しました。飛躍的に上達した私は、チームの練習改革をするためキャプテンとなりました。しかし、新たな練習を取り入れてもあまり成果は出ませんでした。一度チームで話し合い、足りていないのが技術ではなく戦略と気づき、全く行っていなかった作戦会議や前衛・後衛入れ替え体験練習等ユニークな練習を取り入れました。その後も週に１回課題を見つける時間を設け、練習メニューを皆で考えました。そして3年生最後の大会では、団体戦で地区大会を勝ち進み、県大会に出場する経験をしました。

学生時代にがんばったこと、特に他人を巻き込んだ経験

光回線販売のアルバイトでグループを立て直し、獲得生産性を向上したことです。私が始めて2か月ほどたった頃ベテラン勢が一斉退職し、一切のノウハウがなくなってしまいました。私は、持ち前の情熱とチャレンジ精神を生かせる絶好の機会ととらえ、代表としてグループを立て直すことを決意しました。当初は新人である私への風当りが強かったです。そこで、シフトの組み方、現場の分け方等、行動すべての理由を説明するようにしました。また、新たにロールプレイング研修会を発案し、自らの営業を評価しあうことで、専門用語を中学生でもわかる表現に置き換えること等、具体的かつ効果的なアドバイスが数多く生まれました。自分の目指す形とそれに向けた方法を具体的に伝えたことで私の熱意が伝わり、半年後には、代表業務を協力してくれる人も出てきました。私はこの経験から、人間同士の信頼関係を築く大切さや論理的に対策を行うことの必要性を学びました。

逆質問の内容が自分の評価のほとんどを占めていたと感じる。
また、インターンシップでの姿をかなりよく知っていたので、自分で合ったら情熱的で貪欲なキャラクターを突き通して面接に臨む必要がある。

少し硬い印象であったが、インターンシップでお話したことある人が相手だったので、やりやすかった。主に技術系の人と一対一の形式だった

インターンシップ中、印象的だったこと

初日の午後のグループワークで早速5人の中で、自分だけ意見が分かれてしまったことです。モータの選定の初歩で次の日の方向性が決まる大事な内容でした。相手の話もしっかり聞きつつ、自分の意見をしっかりと理論立てて熱意を込めて説明しました。結果私の意見をメインにみんながアレンジしていく案が採用されました。結局どちらも大正解の答えではなかったのですが、一番印象深い経験でした。大学で行っている研究と似ているようで全く異なる点があることに気付きました。調べたいことを実験して、悠長に考察できるわけではなく、お金を稼がなければならないという仕事の大前提があります。常に時間とコストの制約がついて回ることを身をもって体感することができました。特に今回は時間の制約が厳しく、今インターンで培ったスケジューリングの力は今後の生活でも積極的に活用したいです。

逆質問を二つ記入します

貴社の技術者面接の際、自身の研究の進め方が社会人としての仕事の進め方と大きく違うことに気が付きました。単に思いついた条件で実験するのではなく、目標に対し結果の見通しを立て実験し考察をするような、常に目的意識をもった理論的な仕事の仕方を学ぶ必要を感じました。これ以外にも学生と社会人で技術者として求められるスキルの違いというのはありますか？
また、世界を豊かにできる製品が開発されれば、どんなに困難でも量産化を実現できる設備を作る技術者になりたいです。それが生産技術、設備技術に携わる上での一番のやりがいだと考えています。一つ目は、日々新しくなるお客様のニーズを満たし続けることです二つ目はジェネラリストとしてカンパニーを超えた知識が必要だと考えています。この二つの考えを実行できるような職務内容につくことはできますか？

私の場合は2週間ほど待っていただいたが、自分が内定を承諾するかどうかで今後の選考が変わるということでそれ以上は無理を言っても伸ばしてもらえる感じではなかった。

何度も書いているが、社風へのマッチング度合いが大事、地頭のよさ等よりも自分がどんなことを考えて研究をしているかが大事。ここらへんは、就職サイトで数多くの先輩の活動内容を見るとわかってくると思う。平均点の高い学生より、少しとがった面白い人材を欲しがっているようであったため、あまり周りに合わせることなく、自分の良さを大いに発揮するべき、特に他人の意見をうのみにすることなく、自分の意見を発信すること、しっかり相手とコミュニケーションがとれていれば、それがあっていても間違っていても構わない。

将来へのビジョンをはっきり持っていたことが最終的な決め手になったと思う。自分の成長のため、御社に入ってこういう仕事についたいといった具体的なプランを伝えた。更に逆質問ではそれに対する意見をもらい、入社後どういうふるまいをするかについて話し合った。

インターンシップ生が有利であると言われがちだが、インターンシップでのマイナスイメージがついたり、キャラクターが違ったりすると落ちると思われる。できればインターンシップで見えたいいところにプラスして新しい自分のいいところをアピールできたらいいと思う。