【21卒】カネカの夏インターン体験記（理系/夏季インターンシップ）No.11303（大阪大学大学院/女性）（2020/10/21公開）

一番有意義であったのは、座談会の時間であったと感じている。そもそも、時期的にも夏ということで、あまり業界全体や企業に詳しい学生は参加していない印象で、多くの学生が、就職活動というものに漠然と不安を感じている印象であった。そのため、企業の方も、自身の就職活動時のことなど、就活生にとってためになるお話を多く聞かせていただけたことが一番ありがたかった。

事前に企業概要は調べておくべきで、自分も調べていたが、やはり座談会などでは時間も限られているので、質問リストを作製しておくなど、もう少しまとめておくとよかったと感じている。

本インターンシップでは、座談会では、非常に有意義な時間を過ごせたものの、最初の会社説明では、ホームページに記載されている一般的な内容が中心であったため、あまり具体的に働くイメージを持つことはできなかった。工場見学など、働く場所を実際に目にすることができれば、働く自分を想像できたと思う。

本インターンシップは、学生一人一人を企業の方が観察するといった雰囲気が全くなく、単純に企業や業界を知ってほしいといった内容の趣旨であったと感じているからである。実際に、本選考に関する話は全くなく、今後のインターンシップの案内があっただけであった。

若手社員の方とお話させていただく中で、社員の方々の雰囲気が非常に好きになった。また、社員の方が、自分の勤めている企業に非常に誇りを感じている様子が、日々の業務内容の説明の際に感じられたので、企業全体の働きやすい雰囲気を感じることができ、自分もこのような環境で働いてみたいと感じた。

本インターンシップは、応募した先着順に参加することが可能になるため、特に書類審査などがないことから、本選考に有利になるとは考えられなかった。また、本選考に関する説明も特になかった。

本インターンシップに参加後には、メールで様々なイベントの案内がくるようになった。しかし、本インターンシップは、あくまで夏ということもあり、本選考に特に影響を及ぼすという印象はなく、企業の方も、今後の業界研究にこのインターンシップを役立ててほしいといった内容のことをおっしゃっていた。

化学系で、研究や製造に携わりたいと漠然と考えていた。業界としては、製薬・化粧品・食品など幅広く考えている状況であった。事業規模としては、様々な分野に幅広く事業展開している企業で多くの分野に携わりたいと考えていた。また、職種に関しては、研究・製造をメインに考えていたものの、自分に合った職種が他にあるかどうかを、インターンシップを機に見極めたいと感じていた。

本インターンシップを機に志望企業・志望業界が変わることはなく、むしろ、このような機会を通して、もっと企業や業界について知りたいと強く感じるようになった。また、就職活動における大変さや重要事項など、社会人の先輩としていろいろなことを教えて下さったので、これ以降のインターンシップや本選考を迎えるにあたり、準備することが明確になり、心構えなどをしっかり持つことができるようになった。