
17卒 本選考ES
技術系

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Q.
誕生~現在までを振り返って、これまでの人生におけるあなたの充実度を曲線グラフで描いて下さい *充実度の変化のきっかけとなった体験・出来事・場面を曲線の傍に記入し、下の空欄に詳しく記述して下さい
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A.
日東電工 充実度グラフ ① 私の入園した幼稚園は仏教系であり、そこで茶道を学び、日本独自のわびさびの精神文化を吸収。年長次には「おさとりの会」と呼ばれる全園児の代表として、仏さまにお焼香をしたことが記憶に残っています。 ② 小学校に上がると興味の芽が広がり、サッカークラブに入団し、同時に書道を習うようになりました。一般の子どもならスポーツに夢中になる年頃ですが、私の場合は本の虫になり、図書館によく通うようになりました。低学年の頃は小説をよく読み、高学年になるにつれて自然・科学の本や図鑑などを読むようになりました。 ③ やがて自然や、科学の面白さに目覚め、夏休みの自由研究では山梨の街の酸性雨度、川のきれいさ、トンネルの粉塵の多さなどを調べたところ賞をいただき、小学校代表に。この経験から、いつかはノーベル化学賞を受賞するような化学者になりたいと思うようになる。 ④ 中学校に入ると荒れた環境になり消極的な、狭いコミュニティーでしか話さないような子どもになってしまい、充実度は一気に低下。部活は卓球部に入部するもののあまり覇気がなく、惰性で過ごす毎日でした。しかし2年次に部長に任命され、これを機に更生しようと決意。しかし努力が空回りしてうまくいかない。 ⑤ 私は高校に入って自分を変えようと決意し、地元の進学校へ入学することになりました。一方高校へ進学するとよい友人ができ、再び卓球部へ入部することになりましたが、その卓球部は強豪で、レベルの差に愕然としてしまいました。そこで私は火がつき、ひたすら努力してきました。 ⑥ 友人と世界卓球を見に行くことで、卓球熱が飛躍的に上昇、やがてレギュラーにも勝る実力を手にしました。最後の県大会でレギュラーの座をついに奪って、勝利し、完全燃焼を果たしました。 ⑦ 大学に進学すると、友達0のまったく新しい環境に変わったので何か新しいことを極めたいと思い、WTFテコンドー部と弾き語りサークルを兼部するようになりました。この2つの活動で爆発的に人脈が増え、運動部と文化部両方の道を極めてきました。 ⑧ 3年次には研究室に配属し、初めて自分の手で今までになかった化合物を合成し、座学では味わえなかった合成の喜びと難しさを知りました。 その後テコンドーで黒帯を取得し、修士1年の冬に充実度ピークを迎えます。山形県テコンドー選手権大会で優勝したことです。これまで各大会を連覇し、工学部の9代目部長を務める「最強」の先輩がいました。私はその先輩に決勝戦で勝利し、先輩に涙声で「ずっと指導してきた後輩に負けてうれしい」という言葉をいただき、その時本当に山形大学に来てテコンドーを続けてよかったと、心から思いました。現在は有段者として後輩の指導にあたっています。 続きを読む