【未来を照らす半導体革命】【18卒】デンソーの夏インターン体験記（理系/技術職）No.819（名城大学大学院/男性）（2018/1/29公開）

私は大学院で半導体を用いた光デバイスの研究をしております。デンソーでも半導体を用いた光・電子デバイス（レーザーレーダーやインバータ等）の研究開発が成されていることを担当教員の勧めで知り、興味を持ったのがきっかけです。

まず書類選考で大部分が落とされてると感じていたので、インターン選考のエントリーシートは非常に入念に書きました。担当教員と推敲を重ねました。

半導体材料の電気的特性の評価

1週目にやったこと

1周目は顔合わせ的な事が多かった。また、インターン生同士でグループディスカッションをする場面が多かった。ディスカッションの内容は、１０年後の自分というテーマだった。車に関する基本的な知識セミナーも開かれた。

2週目にやったこと

半導体材料の電気的特性の評価を任された。仕事というよりは、大学の研究の延長のような内容であった。1つの目標を与えられ、それに対して問題点、解決点を自分で考えて自分なりの測定を行うといった形式。

3週目にやったこと

３周目は部署の人達と歓迎会をして頂いた。また、これまで行った実験をプレゼンテーションにまとめて、最終的には部長の前で発表するということも行った。その後インターン生同士で集まって、再度ディスカッションした。

なし

普段教授からは自分で考えろ、人にきくなと教わっていたのだが、先輩社員は分からないことがあったら自分ひとりで考えずにすぐに言ってきて欲しいと言われたことがとても印象的だった。

インターン生はそれぞれの部署に飛ばされるので、周りは正社員だらけの環境であった。それが心細かった。しかし、毎日８時間働くことの大変さと意外に時間経つのははやいことが分かった。自分の頭で考えて実験しなければならないところは辛かったし、周りに気を遣う事が多かった。

大学と企業の研究開発スピードはまるで違うことがわかった。大学はトップデータがだせればそれでよいが、企業での研究は安定的に生産できること、ビジネス応用が可能であることなど、多くの制約の中で物事を考えていかなければならず、また納期などもあるのでそういうことが学べてよかった。

半導体材料についてもっと詳しく勉強しておけばよかったと思った。また人とのコミュニケーションが重要なので普段から頑張ろうと思った。

インターン中は、自分がインターン生だからかも知れないが、周りの人がとても良くきにかけてくれたのが嬉しかった。その中で自分もきっと働いていけるのではないかというかんじがイメージできた。社員が実際にどういう風に働くか分かったし、あんまり良くないことも教えてくれたからとてもよかった。

社員の人がインターンに受かると本選考でも受かりやすいよといったことをおっしゃっていたので、自分もこれならいけるかもしれないとかんじた。それに、インターンを通して、会社の中をよくみせてもらったので、他の就活生よりも詳しく会社のことについて述べられるような気がした。

一番は社員が良い人ばかりだったからである。自分がインターン生だからなのかもしれないが、非常によく気にかけてくれた。また、歓迎会まで開いてくれたのがとても印象的でありがたかった。会社の良いところだけでなく悪いところも教えてくれたのが逆に好印象。

インターンで会社のことを３週間もみていれば、自分の志望動機により重みがますはずだとおもった。それにインターンでかなり厳格な選考を勝ち残っているので、そういった意味でも落ちないような気がした。

自動車業界はもともと今後発達が見込める業界だと信じていたので、興味を持っていた。トヨタ自動車やデンソー、アイシン、豊田自動織機の御三家とよばれる会社にはどこかしらしっておきたかった。他にはソニーなどの電気系の業界も志望していたが、近年伸び悩んでいることが気にかかっていた。他にはバローやイオンなどの小売もすこしきになったいたが、大変そうだと思った

自動車業界に惹かれたと同時に、他の企業も知っておくことが重要だと思った。その上で、自分がどこの業界に進むべきか考える必要が有ることに気付いた。無知はいちばんよくないとおもったので、自分が興味のない業界を含めて沢山知ろうと決意することができました。また、企業の大きさも別に重要ではないことに気付いたので、良い機会であった。