18卒 本選考ES
コンサルティング/インキュベーション
18卒 | 名古屋大学大学院 | 男性
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Q.
学生時代に力を入れた学業(研究テーマ等)の具体的な内容と工夫した点を分かり易くご回答ください。400文字以下
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A.
農学部での卒業研究では、植物の放射性セシウム吸収特性の解明のため、植物根中に生息する共生菌の働きに注目した研究を行いました。具体的には、植物根中の放射性セシウムと共生菌の分布の相関関係をみることで、植物の放射性セシウム吸収に対する共生菌の寄与を評価していました。その中で工夫したのは、植物根中の菌の定量評価手法です。当初は従来の肉眼での顕微鏡観察による手法を用いていましたが、次第にこの手法の、熟練と手間を要し判断が主観的になるという欠点が見えてきました。学生主体の卒業研究においては、個人の能力に依存しない、より簡便で客観的な手法が必要だと考え代替手法を模索し、ソフトウェアを用いて顕微鏡画像から一定の基準で自動的に菌を評価する画像解析による評価手法を考案しました。従来法との比較によってその有効性も確認されたことで、本手法は指導教員から高い評価を受け、この成果を学会誌に投稿する機会を頂きました。 続きを読む
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Q.
学業以外(部活、サークル、アルバイト、趣味、資格取得等)で一番力をいれたことを具体的にご回答ください。 400文字以下
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A.
学業以外では、学部2~4年生の間、高校生対象の個別指導塾でのアルバイトに力を入れていました。指導教科は主に英語と現代文で、担当していたのは、教科の基礎知識や考え方がまだ身についておらず、勉強意欲も低い、という生徒が中心でした。こうした生徒の指導のため、私は生徒に寄り添う形で勉強意欲を引き出すことを意識していました。具体的には、授業中に生徒と共に課題を解きながら予習復習の仕方を教えて自習のハードルを下げ、雑談も交え生徒の学校や家での生活を把握して課題の適切な分量を両者で設定し、課題を達成できたら積極的に褒めることを繰り返して、生徒にできる範囲のことから始めさせて達成感を感じてもらい、意欲を引き出す工夫をしていました。こうした指導を通じて、勉強のコツを掴み、志望校へ合格していく生徒の姿も見ることができました。また、そうした生徒からお礼の言葉や品をもらった際は、塾講師のやりがいを強く感じました。 続きを読む
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Q.
コンサルティング・シンクタンク業界の志望理由と、なぜその中で日本総研を志望したのかをご回答ください。 400文字以下
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A.
私は、企業や官公庁の事業支援を通じ、日本のさらなる発展に貢献したいと考え、同業界を志望しています。現在日本は少子高齢化による労働力不足や需要縮小などの課題を抱え、かつてのような成長の見込めない厳しい状況にあると言われています。しかし私は、こうした状況を新しい成長のチャンスと捉えることで、これからも我々が生きていく日本をより良いものにしていきたいと考えています。また、そのためには、産業や社会の動向を俯瞰的に分析して、顧客のとるべき方針を示し、その実現を支援する、同業界の視点が不可欠であると考えています。その中で私が貴社を志望する理由は、三井住友フィナンシャルグループとして社会と広い接点を持ちながら、「次世代の国づくり」を掲げ、日本の競争力向上を目指す貴社の理念に共感したためです。こうした理念を掲げる貴社において、日本が抱える社会的課題の解決および日本の成長に貢献したいと考えています。 続きを読む
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Q.
日本総研で取り組みたい仕事内容を具体的にご回答ください。400文字以下
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A.
私が将来取り組んでみたいテーマの一つに、「国内森林資源の活用促進」があります。農学部において、日本が世界有数の森林資源保有国であること、その一方で現在国内木材需要の約7割が輸入で賄われており、国内林業の斜陽化が進み、その結果森林の機能低下が起こっていることを学びました。このテーマは、資源の有効活用や、地域創生、防災の観点からも今後日本が解決しなければならない重要なテーマであると考えています。この実現のためには、国産材の積極的利用の機運の醸成や、FITに代表される補助金支援や法整備、木材利用技術の向上・新規開発など、産官学が連携して多様な視点からの専門的知見を統合し、林業という産業を包括的に盛り上げていくことが必要となります。これらの点を踏まえ、私は貴社において、こうした知見を持つ社内外の事業者や専門家の方々と協働しながら、「国内森林資源の活用」という大きな目標を実現させたいと考えています。 続きを読む