18卒 本選考ES
総合職技術系
18卒 | 東京工業大学大学院 | 男性
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Q.
研究概要400字
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A.
近年、法規制などにより、全体的な排出ガスの量は減少しつつありますが、交通量の多い道路などでは、特に重量車の排出ガスによる大気汚染が依然として問題となっています。この正確な把握には、車両の実路走行時における正確な排出ガス評価が必要です。しかし、現行の試験による排出ガス評価は、実路走行時の評価と比較すると大きな乖離があります。主な原因としては、エンジンの制御の高度化・車両諸元の違い・ドライバーの特性などが考えられており、これらが相互に影響し合うことで評価が難しくなっています。評価方法として、車載型測定器を用いることで、実路走行時の評価は可能ですが、車種の幅が広い重量車にそれを適用するには時間とコストの問題があります。そこで私は、車両の各部やドライバー特性をそれぞれモデル化して組み合わせ、シミュレーションを行うことで、排出ガス性能の簡素かつ十分な精度の評価を実現することを試みています。 続きを読む
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Q.
自身の強みと弱みを両方踏まえて自己PRしてください。最大800字
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A.
私の誰にも負けない強みは、目標に対する計画性と、それを主体的にやり抜く実行力です。 逆に、私の弱みとして、完璧主義すぎるところがあり、他人の作業の細かいところが気になってしまい、多くの作業を抱え込みすぎてしまうことがあります。この強みや弱みが現れていると感じるエピソードに、学部4年時から取り組んでいる研究活動があります。この研究は当初、研究室の新規のテーマであり、どのようなプロセスで研究目的を達成するか不明確でした。しかし私は、理論を一から作り上げる挑戦をしたかったために、立候補することにしました。この目標に取り組む上で、私はまず、関連論文を調べて知識を蓄えつつ、研究に関わる人々と積極的にコミュニケーションを取り、必要な途中目標を細かくまとめました。そして、これをもとに計画を立案し、やるべきことをはっきりさせた上で提案を行っていくことで、作業の効率化や目的達成プロセスの明確化の実現と共に、先生や共同研究先との意見交換の効率化を実現できました。また、研究の関係者以外でも、関連する知見をもった方々に積極的にアドバイスを求めることで、自らに足りない知識をうまく理論に組み込むことが出来ました。このように、きちんと計画を立て、また研究の当事者として積極的な発案や活動を行ってやり抜いた結果、最終的に卒業論文発表では最優秀賞を頂くほどの成果を上げることが出来ました。しかし、修士1年になり、後輩に研究について指導する必要が出てきました。その際に、いままで自分がやっていた作業の一部を任せ、後輩がうまく出来ないことがあると、つい手を出してしまい、結局私が大部分を手伝ってしまうことがあります。その結果、作業はうまくいったとしても、後輩の成長を妨げている部分があると思っています。今後は、もっと上手に仕事を振り、個人の力ではなく、チームとして最大のアウトプットを出すことを心がけていきます。 続きを読む
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Q.
あなたが学生時代に最もタフに取り組んだこと(個人でも組織でも可)について、あなたらしさがわかるように、具体的なエピソードを結果も含めてお書きください。最大400字
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A.
私が学生時代に最もタフに取り組んだのは、塾講師として主に受験生の指導を行ったことです。特に意識していたのは、ただ勉強を教えるだけでなく、生徒が本当にやりたいことを見つけ、その目標に真っ直ぐ向かう手助けをすることです。そのために、授業前後のコミュニケーションにおいて、生徒がなんとなく考えている将来の夢を具体的にイメージし、それを実現するステップとして目標校を定められるように注力しました。また、保護者面談を積極的に行い、生徒と保護者が目標を共有し、一体となるように働きかけました。指導にあたっては、生徒それぞれの部活などの状況を考慮し、授業を含め空き時間に効率的な学習が出来るように、計画や適した教材を提案しました。このように、強いオーナーシップを持って授業外にも活動した結果、多くの生徒を志望校に導くことが出来ました。そして、今でも進学後の充実した学生生活の報告を定期的に頂いています。 続きを読む