【海外事業の挑戦】【22卒】三井不動産の夏インターン体験記（理系/グローバルコース）No.16992（首都大学東京大学院/男性）（2021/8/10公開）

総合デベロッパーのインターンシップに参加して、現場社員と交流することで事業内容や業界理解をしたいと思い、応募をしました。また、インターンシップに参加することで本選考に有利になるのではないかと考えたことも理由の一つです。

三井不動産が関わっているようなホテルや商業施設に実際に足を運び、実際の空間を肌間で理解できるような準備をしました。

面接が一回ありましたが、学生時代に関することを中心に聞かれたため、同業他社との面接と変わりはないと思います。

マレーシアにおける新規事業立案型グループワーク

二日間をかけてワークを行う。一日に二回程度、現場社員の方と打ち合わせと呈してアドバイスを頂ける時間があった。最終日にプレゼンの時間がある。

海外での事業展開の流れと方法

新規事業立案型グループワーク

1日目にやったこと

初日の前半部分は企業説明会や具体的な事業の説明等が行われました。後半からワークが始まり、最初にワークの概要をグループ内で確認し、コンセプトやワークの流れを決めていきました。

2日目にやったこと

二日目の前半部分では、具体的に初日に決めたコンセプトに適するようなテナントやターゲットの設定を行い、発表のスライド作りをしました。後半部分で、発表会と社員交流会が行われました。

海外支店の代表

なし

ワークの途中で一日に２回ほど社員の方に疑問点を質問できるような打ち合わせ時間が設けてありました。印象的なフィードバックとしては、ひとつの商業施設を作るときにその周辺住民や商店まで好影響を考えている点はとても良いと評価を頂けたことです。

海外の案件であり、現地を知らない状況でのワークだったのでまずは国の文化や慣習を理解することから始まったので、時間内に仕上げることがとても大変でした。インターンシップの時間だけでは、終わらないと思ったので、１日目は夜まで皆で作業していたので、その点も大変だったと感じます。

1つのグループに5名ほどの学生がいました。皆自分の役割を認識していて、得意な部分をアピールしていたので、学ぶことはとても多かったです。

海外に日本の企業が商業施設を展開するとなると、法令が異なったり、地元デベロッパーと組む必要があったりと、想像以上に色々な制限があることを学ぶことが出来ました。また、参加している他の学生のレベルも高くプレゼン資料の作成方法や発表の仕方など、色々と学ぶことが出来ました。

競合他社がどのような事業をグローバル規模で展開しているかを調べておけばよかったと感じています。また、他企業のインターンシップに参加してインターンシップでの自分の得意な立ち回りも確立しておけば良かったと思います。

周りの学生の優秀さに圧倒され続けてしまい、なかなか自分のバリューを発揮することが出来ないと感じていたため、自身のこの企業で働いている姿は想像することが出来ませんでした。三井不動産のインターンシップ以前に他社インターンシップで経験を積む必要があったと思っています。

インターンシップで思うようなアピールをすることが出来なかったので、この時点で内定はでないと思いました。また、上記にも記載しましたが、自分が将来この企業で働いている姿を想像することが出来なかったこともあり、相性も良くないのではないかと感じました。

志望度が下がった理由としては、やはり人数が多い会社であるので、入社後に自分が関わりたいような街づくりに直結する事業に関われる可能性が低いと感じたためです。また、優秀な学生に埋もれてしまい、出世するのも難しいと感じたため、規模の小さく裁量権の大きい企業を志望しようと思うようになりました。

インターンシップで評価された人は、夏の別のイベントの面接時間が短く実施されました。また、人にもよりますがインターンシップで高評価を貰えると本選考は最終面接スタートになることもありました。

インターンシップに参加前の志望業界も総合デベロッパーを志望していました。業界最大手の企業だったので参加前は、参加できることがとても喜ばしい感情でした。しかし、参加後は企業の規模感や周辺のメンバーに対しギャップを感じていました。総合デベロッパーを志望していた理由としては、自分が大学院で学んでいる学業を社会人になっても活かすことができるからです。

インターンシップに参加して、街づくりの仕事はダイナミックなものが多いと思っていましたが、調整役など地味な仕事の積み重ねであることを理解し、イメージが少し変わりました。社員のイメージは当初から人に対して熱い体育会系な人が多い印象を持っていましたが、その点は変わらずでした。規模感の大きい企業のインターンシップに参加することで、自分がより少数精鋭で裁量権を持って働いていきたいと考えていることが理解でき、その後の就職活動では少数精鋭の企業を中心に選考を受けていくことになりました。