22卒 本選考ES
製造
22卒 | 東京工業大学大学院 | 男性
- Q. 現在の研究の概要を以下2点が分かるように作成ください。(600文字以内) ・テーマの位置づけ(どのような科学技術の発展に必要な研究なのか、等) ・新規性、独自性、独創性
-
A.
近年、メチルシクロヘキサン(MCH)をはじめとする水素キャリアは遠隔地からのエネルギー輸送の媒介として利用が広がり始めています。水素キャリアを用いた水素輸送では、水素の利用時に触媒反応を用いて水素キャリアの脱水素反応を行う必要があります。より大規模での水素利用が予見されるなか、より高速・安価・選択的に水素を取り出す触媒が求められます。従来では、活性の高い Pt 系合金を酸化物担体に担持した触媒が用いられていますが、担体酸点上での副反応、貴金属の使用による触媒価格の増加が懸念されています。水素の高速製造のためには活性金属の高密度化が鍵となりますが、金属の担持量の増加に伴い金属粒子径は増加しやすく、活性低下を招きます。一方、当研究室ではイオン交換樹脂を前駆体として用いることで、金属を高密度かつ微粒子状態で炭素担体に担持することに成功しています。炭素担体は活性点をもたないため副反応を起こしにくいという利点があります。これまでに本手法を用いて調製した Pt-Sn@C 触媒を用いてMCH脱水素反応を行い、実用レベルの 5 倍の水素生成速度を達成しました。しかし、貴金属を多量に使うという問題は解決されていません。したがって、本研究では、卑金属系で脱水素反応に比較的高い活性を示すNi, Ni系合金を対象に、MCHからの高速水素生成を目指して、脱水素反応に関する触媒反応工学の研究を行っております。(600字) 続きを読む
- Q. 趣味、特技、スポーツ経験等をご入力ください。(100文字以内) (部活動等で役職経験があればそれについてもご記入ください。)
-
A.
趣味は洋画鑑賞で、多い時は月に15本程度観ています。また、幼少期から運動が得意で、中学高校はバスケットボール部に所属しており、大学からはテニスに熱中しサークルやテニススクールで練習に励んでおりました。(99文字) 続きを読む
- Q. 現在、研究以外で力を入れていることについてご記入ください。(400文字以内) ※就職活動は除きます。
-
A.
オンライン英会話による英語学習に力を入れております。大学時代に2度の短期語学留学経験をして、自分とは異なる文化や価値観を持つ人々に興味を持ち、未だ自分が知らない世界を自分の目で見て感じたいという思いを抱きました。その後は海外への一人旅を繰り返し、単に観光するだけに留まらず観光地ではない場所に行き現地の人に会話やインタビューを行うことで、人々の暮らしや文化をより深いレベルで理解することを心がけてきました。留学先や旅行先で出会った外国人と連絡を取り合い、来日した際には都内を紹介するなどもして今もなお良好な関係が続いています。このような甲斐もあり、現時点でも英語である程度の意思疎通を図ることは出来ます。しかし、グローバルな世の中において、仕事上では、より高度なビジネス英語を習得しておく必要があると考えています。よって、一日25分のオンライン英会話を、余暇を用いて週に2-3回行っております。(397文字) 続きを読む