
23卒 本選考ES
クリエイティブスタッフ(総合職) 技術系
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Q.
現在の研究の概要を以下2点が分かるように作成ください。 ・テーマの位置づけ(どのような科学技術の発展に必要な研究なのか、等) ・新規性、独自性、独創性
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A.
〇〇昆虫は重要な農業害虫であり、農業における課題の一つだ。既存の化学農薬は野生生物への影響が懸念されており、標的生物に選択的に働く防除法の開発が求められる。昆虫は脱皮・変態などの生理機能を調節するホルモンを持つが、その分泌機構の大部分は未解明だ。また、ホルモンなどのタンパク質が細胞内で輸送される際、〇〇タンパク質が輸送を制御し、〇〇の機能は多くの神経疾患に関与することが知られている。 〇〇を用いてホルモンの分泌機構及びRabの機能を明らかにすることで、農業の分野では新規の防除法の開発、医療の分野では神経疾患メカニズムの理解につながる。 本研究では、昆虫の脱皮・変態や摂食行動を調節するホルモンである〇〇に着目し、分泌に関わる〇〇及び関連タンパク質の特定を目的とした。〇〇の脳や組織における〇〇の分布を調べるため、抗体で標識し観察した。既存研究で用いられてきた組織を丸ごと染色する手法では、得られる画像が不鮮明であり〇〇の発現する位置が特定できないという問題点があった。そこで組織をパラフィン包埋し、薄切りにしたサンプルを染色することでこの課題を克服した。その結果、脳および中枢神経系である〇〇という組織において、〇〇と同じ細胞に局在する〇〇を複数種特定した。今後は、〇〇と協働して働くタンパク質である〇〇の特定と、〇〇との相互作用を調べる。 続きを読む
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Q.
現在、研究以外で力を入れていることについてご記入ください。
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A.
私は研究室のまとめ役として円滑に研究室を運営することに力を入れています。学部4年から全ての日程に参加するなど積極的にティーチングアシスタント活動を行っているほか、研究室のイベントを開催する役割を担っています。ティーチングアシスタント活動の中で大切にしていたことは、同じ活動をする後輩の性格に合わせて仕事を割り振ることです。例えば、真面目な人には試薬や器具のリストアップなど正確さが大事な仕事をお願いし、社交的な人には学生への声掛けを頻繁に行ってもらい、気軽に質問しやすい雰囲気づくりを行いました。メンバーの性格を理解し適材適所に配置することで、大きなトラブル無く学生実験を行いました。歓送迎会など研究室のイベントでは、教授・先輩・後輩のスケジュールや食べ物の希望を聞き負担にならない日程・内容になるようにし、部屋の大きさや換気など感染症対策にも配慮しながら開催することを大切にしていました。 続きを読む