【未来のSEへの第一歩】【21卒】三菱電機インフォメーションシステムズの夏インターン体験記（理系/エンジニア）No.7440（東北大学大学院/男性）（2019/10/7公開）

IT業界について理解を深めるとともに、一連の開発プロセスを体験し、「SEとは何か」を実際の現場で知りたいと考え参加した。このインターンシップは、ITソリューションを提案するというSE職の業務を体験できるため、SEが自分に向いているかを判断する良い機会だと考えていた。

このインターンシップは、ESによる選考しかないため、ESの対策を行った。具体的には、インターネットで基本的なESの書き方を見て一度書き、それを先輩に添削してもらった。

エントリーシート

10年後の社会で役立つITソリューションを考え、それを紹介するホームページを作成する。

前半にやったこと

初日は、全体での自己紹介後、業界や業種についての説明を受けた。SEという業種についてはあまり知識がなかったため、それが少し明確になった。また、今回のインターンシップは10年後の世の中で役立つITソリューションを考え、そのソリューションを紹介するホームページを作成するという内容であり、そのために必要なHTMLやJava Scriptについての講義を受け、その知識を得た。
二日目は、ITソリューションについて4人1チームに分かれてグループディスカッションを行い、テーマの選定を行った。
また、社会人6年目の先輩の講話や茶話会もあった。

後半にやったこと

三日目は、チームで役割を決め、ホームページを実際に作り始めた。ここでは情報系の学生が活躍してくれた。また、情報セキュリティに関する講義も受けた。
四日目は、三日目と同様に、ホームページ作成のためのプログラム製作し、試験を行った。これにより、プロジェクトの上流から下流までのすべてを体験することが出来た。
最終日は人事の社員の前でプレゼンテーションを行った。

人事部の社員

なし

デザインアプローチの際は、あるべき姿から現実的なシステムへ落とし込むことが必要であり、そうすることで見えなかったものが見えてくるというフィードバックをグループディスカッションの時にされたこと。また、報連相の重要性についても改めて気づかされた。

ホームページ作成の際、試験仕様書や試験要領書、試験成績書などを作成したが、学校ではあまりやったことがない作業であったため苦労した。また、プログラミングに関しても、HTMLやJava Script は使用したことがなかったため、少し苦戦した。

SEという仕事が自分に向いているかどうかは、このインターンシップに参加したからこそ学べたと思う。また、最終日のフィードバック面接時に、自分の興味のあるメーカー業界やIT業界について詳しく聞くことができ、将来の進路について様々な視点から考え直すことが出来た。

グループディスカッションやプレゼンテーションについてはどの学校でも学んでいるものだと思うので、そのあたりの準備は特に必要ないと感じた。ただ、プログラミングについては事前に少し勉強しておくことで、より効率的に作業を進めることができ、良いホームページの作成に繋がると思う。

今回のインターンシップでは、SEという職業についての理解を深めることは出来たが、この企業で働いている自分についてはあまり想像できなかった。その理由として、インターンシップ生はインターンシップ専用の部屋で作業するため、ほかの社員の方々がどういったスピード感で仕事をしているか、ミーテイングはどれくらいあるかなどを把握できなかったことが挙げられる。

内定が出ると思った理由として、特に情報系の学生を進んで採用しているというわけでもないと感じたことや、インターンシップに参加していた大学院生が少なく、本選考でもそれほど多くないと感じたということが挙げられる。また、インターンシップに参加したことで、面接時の対応に関してもある程度できるようになったと感じた。

志望度に関しては上がりも下がりもしなかった。その理由として、SEの業務に関しては頭を使うものが多く、時間が過ぎるのはあっという間であり、自分には向いていると感じたが、この企業にいることで自分の本当にやりたいことをできるのかわからないということが挙げられる。

インターンシップ生を優遇するような制度は無いとのことだったため、特に有利になるようなイベントやセミナーはないと思う。ただ、本選考時にインターンシップに参加したこと伝えれば反応は良くなると思う。

インターンシップ生を優遇するような制度は無いとのことだったため、参加後のフォローについてはほとんどないと考えられる。ただ、参加したことで本選考の面接時に話せる内容は増えたと思う。

志望企業・志望業界についてはあまり絞り切れていないが、強いて言えばメーカー業界やIT業界を志望していた。その中でも三菱グループは様々な領域で事業を展開（重工系、IT系など）しており、業界の中でも大企業の部類であるため、研修や福利厚生、給与体制も整っており、私のファーストキャリアとしては最も適切な企業の一つであると考えていた。そのため、三菱グループのインターンシップには一度参加したほうが良いと考えていた。

今回のインターンシップでは、三菱グループの社風や、職場環境について知ることが出来たが、志望企業・志望業界については参加前と変わらず絞り切ることは出来ていない。ただ、このインターンシップに参加したことで、三菱グループへの志望度は上がったように感じる。その理由としては、単純に社員の方々の雰囲気が良かったということが挙げられる。