【21卒】NTTデータの夏インターン体験記（理系/総合職）No.9065（横浜国立大学/女性）（2020/6/23公開）

顧客からどれだけ情報を引き出せるかでかなり結果が変わってくること。顧客役の設定は「自分からはあまり話さないし深堀しなければぼんやりとした答えしか返さない人」だった。こちらの質問の質が問われていた気がしたし、グループによって引き出せた情報の量がかなり違ったように感じた。

SIerに対しての理解はそんなになくても良いが、顧客役の人や上司役の人と話す形式だったので基本的なマナーや言葉遣い、接し方に慣れておくとよかった。

想定外だったのは上司役も怖いという設定。ある程度の威厳は必要なのかもしれないが、こちらを見てくれなかったり作業をしながら話を聞いていて萎縮してしまった。実際の上司もこんな調子であるならたぶん言いたいことがあっても言えないし萎縮して実力が発揮できないと思ってしまった。

SIer業界やNTTデータについてかなり詳しく知ることができたし、インターンでの経験を話せれば強いと思った。実際内定者はインターン経由の人に割合がかなり高いらしく、本選考で受けるならインターンは必ずいくべきだ。周りは自分よりも優秀だと思う人もいればそうでもないと思う人もいた。

自分には社員の雰囲気や同期になるであろうインターン参加者の雰囲気に合わないと思った。ただこれは参加しないとわからなかったことなので参加して良かったと思う。あとは、的外れなフィードバックをされたこと、タイムスケジュールがぐちゃぐちゃになっていたことなどという理由から企業に対してのイメージが個人的には下がってしまった。

インターン参加者にはその後セミナーのようなものに全員招待される。あとは早期選考があり、インターン参加者からかなりの人数をとっているようだった。NTTデータを志望している人は必ずインターンに参加すべきである。

インターンの最後の方に個別に呼ばれてフィードバックを受ける。しかし自分の場合は的外れなことを言われたのできちんと見られていたのか分からない。受けていないが、インターンは早期選考がありかなり有利になるらしい。

夏だったこともあり特に絞っておらず、興味があった業界はIT、金融、メーカーなど幅広い。理系の素養が何らかの形で活かせればよいと思っていた。夏のインターンにとにかくたくさん参加してみて行きたいところを決めようと思っていた。結局メーカーを中心に志望していたが、夏に幅広い業界を見ておいたことは良かったと思う。

自分に合わないと感じたので本選考は受けないと決めることができた。SIerへの興味はあまり変化しなかったが、実際にインターンに参加してみたり、社員の方と会うことは自分に合っているかどうかを見極めるためにも大切だと気づくことができた。あとは同じグループだった仲間たちから最後にフィードバックをもらう機会があるが、これは客観的に自分を見つめる良い材料になった。