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三菱地所株式会社 報酬UP

【未来を創る街へ】【18卒】三菱地所の総合職の本選考体験記 No.2847(早稲田大学/男性)(2017/12/12公開)

三菱地所株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2018卒三菱地所株式会社のレポート

公開日:2017年12月12日

選考概要

年度
  • 2018年度
結果
  • 内定辞退
職種
  • 総合職

投稿者

選考フロー

企業研究

三菱地所の所有物件を全て調べ、Googleマップに打ち込んで訪れました。とりわけ大丸有に関しては、竣工年度を全て調べ上げてその順に建物を訪問することで、利用者として分かる変化は何なのかを考察しました。就活性の間で三菱地所は大丸有の印象が強いため、所謂ミーハー層との違いを明確にすることが大事です。また三菱地所の社員は抽象的な議論を好むので、OB訪問を通じて不動産産業のビジネスモデルについても考察しました。
書籍に関しては、自分が入社した後の東京の街並みを描いた「東京大改造マップ2017-2022」が役に立ちました。面接でもOB訪問でも、ほとんど毎回「なぜ三菱地所なのか。自身が成し遂げたいことをするには三菱地所が最適な選択なのか。」を聞かれたことは、三井不動産と対照的でした。

志望動機

人々の想い出の場を生み出したいから。その方法の一つとして、海外の街づくりの姿勢を輸入し、地元から世界中の人までに魅力的な街を作りたい。留学を通じて、人々のつながりが記録として形に残り、イベントなどを楽しんだ想い出が学校全体に刻まれていった。この時の喜びと多くの人に対面して交流したい自身の性格が相まって、沢山の人に想い出の場を提供したいと思い、その中で海外の面白い街並みにも多種多様な人々の往来があると気付いた。そこで貴社では国内の開発や海外へのノウハウの輸出に加え、海外の街づくりの考え方を導入して多くの人々の交流と想い出を作る場所を創出したい。上記の私の考えに対し、貴社は大丸有を一体で開発したノウハウを持つため、面での開発を行える。さらにNYで用いられた容積率移転の制度を東京駅の駅舎改修の際に応用するなど、海外の制度を各社に先駆けて導入した実績があるため、自身の望む街づくりを行える環境が貴社にあると考えた。

説明会・セミナー

時間
- -
実施時期
2017年03月

エントリーシート 通過

実施時期
2017年04月
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

ESの内容・テーマ

学生時代にした最大のチャレンジ/大切にしている信念は何か/三菱地所で何を成し遂げたいか

ES対策で行ったこと

複数の社員さんに添削してもらいました。そのため締切りの2週間以上前には第一稿を書き上げ、その後何度も修正を加えていきました。

WEBテスト 通過

実施時期
2017年04月
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

WEBテスト対策で行ったこと

市販の本を一周しました。これまで外資系企業や商社のテストセンターを通過できていれば問題ないです。三菱地所はES/webテストではあまり落ちず、GDで一気にふるいにかけます。

WEBテストの内容・科目

玉手箱の言語・非言語・性格の試験

グループディスカッション 通過

実施時期
2017年06月
形式
学生6 面接官不明
時間
50分
通知方法
メール
通知期間
即日

テーマ

ある建物が建て替えすることになり、以下3つのうちから何に建て替えるのが最も良いか。

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

無理に出しゃばらず、他人の意見を拾い上げたこと。まず、最初に渡される資料が細かいので10分で読み切ることが大事です。3つの案はどれも一長一短なので、資料の数字から予測を立てつつも、どんな物件にしたいかという視点も加味しながら定量・定性的に判断しました。三菱地所では無理にファシリテーターをする必要はなく、時間を気にかけながら的確な意見を述べれば問題ありません。

1次面接 通過

実施時期
2017年06月
形式
学生1 面接官1
面接時間
30分
面接官の肩書
10年目ほどの社員・肩書不明
通知方法
直接
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

業界研究を深くしたことです。実際にフィードバックでも言われました。単に「大丸有があるから」ではなく、「なぜ大丸有があるといいのか」まで論理的に話せるように準備しました。

面接の雰囲気

雰囲気はかなりフランクですが、真剣にこちらの話を聞いてくれます。ただ会場がブースで区切られ、何人も同時に面接を行うので少し騒がしいです。

1次面接で聞かれた質問と回答

なぜ三菱地所を志望するのか

三菱地所の持つビジネスモデルが他社と明確に異なっており、それが自身の成し遂げたいことに対してプラスに作用するからです。不動産は基本的に、人を呼び込む「インバウンド」的な双工面が強いです。しかしながら三菱地所は三菱のブランドもうまく活用しながら、台湾やシンガポールなどに、大丸有の街づくりのノウハウをパッケージ化して提供しています。加えてNYのマンハッタンで用いられた容積率移転の制度を丸の内にて応用するなど、アウトバウンドとインバウンドの双方を上手く活用しています。自分自身は、一度海外に輸出したノウハウが海外で現地化され、それを逆輸入することで大丸有をよりグローバル化に準じた街にしたいと思います。そのため三菱地所を志望します。

世界に誇れる、丸の内にしかないものって何

洗礼されたオフィスの中にある公共空間です。仲通りの整備は勿論のこと、とりわけ丸の内パークビルディング付近は、オフィス街にありながら開放的な空間を生み出しています。美術館や芝生、休憩用の椅子もあるため、ベビーカーと一緒に来られる主婦の方も見受けられました。そしてそれをさらに発展させたのが、大手町フィナンシャルシティだと思います。歩行者専用のエリアを設けるだけではなく、星のやを誘致することで、外国人や親子連れも見られます。説明会やOB訪問で社員さんがおっしゃられていた「インタラクティブな街並み」とはまさにこのことだと身をもって体感しました。他社も公共空間を取り入れようとしていますが、それは建物単位での取り組みが多く、面での開発まで行えているのは稀有なのだと認識しました。

2次面接 通過

実施時期
2017年06月
形式
学生1 面接官1
面接時間
40分
面接官の肩書
20年目の人事
通知方法
直接
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

「やりたい仕事とやりたくない仕事」に対する答えを準備していてよかったです。自分の場合は入社して10年~20年後の姿を想像していたので、そこから逆算してどんなキャリアプランを描きたいかは事前に考えていました。

面接の雰囲気

面接官は穏やかな口調ですが、的確に突っ込んできます。また面接官との距離も2-3mほど離れていたので、声を張りました。

2次面接で聞かれた質問と回答

三菱地所でやりたい仕事とやりたくない仕事

やりたい仕事は営業で、「実態を知らない」という意味で運営・管理の仕事の優先順位は低いです。営業は所謂現場の仕事であり、市場では今何が求められているのかを知ることが出来ると思います。また先述した海外の逆輸入の仕事は将来的にやりたいことであり、そのためのステップとして自国の構造を把握しておくことは重要だと考えています。一方で、運営・管理の仕事の実態は学生からだと分かりにくい部分です。運営・管理が総合デベロッパーにおいて重要な要素であることはイメージできますし、寧ろお客さんのケアをする意味では営業よりも現場の実態を把握できるかもしれません。そのため、入社後に運営・管理の仕事の魅力を知る機会を頂ければと思います。

自分の長所と短所を教えてください

強みは、好奇心が旺盛なため新しいものが大好きなことです。昔からドラえもんが好きで、未来はこんな生活ができるのかとワクワクしていました。そしてそれが今、徐々にですが現実のものとなってきました。例えば、ドローンを活かして何か新しいことが出来ないか、またもっと一般的に普及した時の街並みはどのようになっているのか、などを考えることが好きです。何事にも関心が強いとも言い換えられますが、それが逆に弱みに転じることもあります。好奇心が旺盛な分、自分にはないものや欠落しているものを持っている人に対する羨望や憧れが強いです。そのため、善悪の頓着がなくなってしまい、一歩間違えれば問題を起こしてしまうことにも心を開いてしまいます。ドローンも悪用されれば戦争に使われるかもしれません。こうした物事の正の部分のみならず、負の部分もきちんと理解したいです。

最終面接 通過

実施時期
2017年06月
形式
学生1 面接官3
面接時間
20分
面接官の肩書
20-30年目の重役。取締役もいた
通知方法
電話
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

最終ではとにかく熱意をアピールできるかだと思います。これまでの一次・二次を通過していれば、地頭の良さや人間性は保証されているので、最後は熱い思いをぶつけることが大事です。

面接の雰囲気

部屋がこれまでと違い、大広間になります。面接官との距離も5mほどあるので、声が小さいとまず話になりません。重役だが雰囲気は落ち着いており、圧迫の雰囲気は全くないです。

最終面接で聞かれた質問と回答

学生時代に頑張ったこと

留学中所属した部活動を、全国64校中8校しか出場できないプレーオフへ導いたことです。入部時は各部員が優れた技術を持つも、結束力の欠如により連戦連敗でした。私は行っていたスポーツの本場で勝つ喜びを現地人と共有したく、部唯一の日本人である自分が根本から改革を行うべきと考え、実行しました。結束力欠如の原因は技術面での連携不足であり、過去の試合データによる対戦相手の分析を導入しました。これは私が高校時代に実際に行ったものでしたが、当初は部員全員に反対されました。しかし私は勝つ喜びを共有したい一心で、世界大会における日本の優秀な成績を引き合いにVTR解説を行い、作戦の有効性を理解させました。それでも反対する首脳陣に対しては、私の戦術アリの控え陣と彼らの戦術ナシのレギュラー陣で紅白戦を複数回行い、全勝することで信頼を得ました。結果チーム成績を向上させ、リーグ戦敗退だった部を一年でプレーオフへ導きました。

強みを三菱地所でどう活かせるか

私の強みは好奇心が旺盛なことで、これを活かして不動産産業に危機感を与えられます。例えば現在世間で注目されている「自動運転」や「ブロックチェーン」の技術は、将来必ず不動産に大きな影響を与えます。ただでさえAirbnbやWeworkといった、シェアすることで不動産の所有にこだわらないスタイルが主流になっています。それらに加えた上記の技術革新は、他の業界だからと高を括っていられるものではありません。例えば、自動運転。これは自動車産業における100年に1度の革命と言われていますが、今から100年前に起こった革命は「馬車から自動車への変化」です。おそらく交通の主役が馬車から車になったことで人々の生活は大きく変わり、それに伴って街並みや不動産の価値も変わってきました。こうした変化に危機感を持って対応するために、私の強みは存分に発揮できると思います。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

就活を止めろとは言われませんでした。基本的に放任主義なようで、内定者の中にもいくつか他のとこから内定をもらって迷っている人が多かったです。

内定に必要なことは何だと思うか

三井不動産と並んで業界のリーディングカンパニーということもあり、社員や内定者の質は他社よりも一線を画しています。良い意味で上昇志向が強く、加えて人付き合いが得意な人が多いので、選考を通じて一緒に仕事をしたい思いが強くなると思います。その一方で非常に人気の会社なので、倍率も高いです。
内定を取るためには、応募している学生の中で自分がどの枠に属するかを見分けることが大事です。そこから、その枠で一番を取れるように武器を磨いてください。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

曖昧になりがちなのは、三井不動産でなく三菱地所である理由です。事前にそれが重要視されていると先輩から聞いていたので、明確にしながら志望動機や入社後にやりたいことを伝えました。しかし伝え方は面接ごとに変え、一次・二次では論理的に説明しましたが、最終では熱い想いを訴えるように伝えました。面接ごとの簡単なデータは引き継がれているので、毎回同じような伝え方をするともったいないと思います。

内定したからこそ分かる選考の注意点

人付き合いが上手くできるか、また抽象的な議論ができるかが大事です。総合デベロッパーであるため多様な人を巻き込んだ経験は必須ですが、面接では受け答えを通じて、ESで書いてある人間性が垣間見えるか、それが地所で活かせるかを見ていました。また、基本的に社員さんはいわゆる頭のキレる人が多いため、「大丸有の優位性」や「不動産業界の今後の展望」といった抽象的な話を好む人も多く、それを議論できる力も必要です。

内定後、社員や人事からのフォロー

特にありませんでした。ただ6月の上旬には内定者の集まりがありました。

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三菱地所の 会社情報

基本データ
会社名 三菱地所株式会社
フリガナ ミツビシジショ
設立日 1937年5月
資本金 1424億1400万円
従業員数 1,182人
売上高 1兆5046億8700万円
決算月 3月
代表者 中島篤
本社所在地 〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目1番1号
平均年齢 40.3歳
平均給与 1273万円
電話番号 03-3287-5100
URL https://www.mec.co.jp/
採用URL https://fresh.mec.co.jp/
NOKIZAL ID: 1132400

三菱地所の 選考対策

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