
19卒 インターンES
二輪技術者

-
Q.
Hondaの二輪研究開発インターンシップを希望する理由、習得したいことを簡潔に記述して下さい。
-
A.
私の夢はバイクが危険というイメージを払拭し、より多くの人にバイクを楽しんでもらうことです。私の周りにはバイクに乗る人が少なく、中には、バイクの免許は取ったが危ないから親が乗ることを許してくれないという友人もいます。自分がバイクに乗り出してから、バイクは車に比べると危険な乗り物というイメージを多くの人が持っていることを実感しました。そんな中、貴社のHonda Riding AssistやABSのようなバイクの安全性を高め、バイクに乗ることのハードルを下げる技術に魅力を感じました。実際にそういったバイクの制御技術を深く知りたいと思い、本インターンシップに応募します。また、今の研究テーマの人の視線の可視化はバイクの安全性を高めることにつなげられるのではないかと考えており、研究者の方々に本インターンで聞いてみたいと思っています。 そしてもう一つ、貴社の研究への姿勢を学びたいと考えています。大学での研究と企業での研究がどのように違うのか、貴社の研究、開発に携わる方々がどのような想い、モチベーションで研究に取り組んでいるのかをこのインターンシップを通じて吸収できたらと考えています。 続きを読む
-
Q.
ご自身の体験においてモーターサイクルについて「誇れること」「想い」を自由に記述して下さい。
-
A.
私の体験において、モーターサイクルについて誇れること、想いは、バイクに乗るのが好きということです。母が若い頃、HondaのNSRに乗っていたという話を聞いてから、バイクに興味を持ち、大学に入ったらバイクの免許を取ると決めていました。大学に入るとすぐに自動車免許を取得し、部活の先輩からいただいた原付(Suzuki Lets2)に乗っていたのですが、原付では物足りず、中型免許を取り、250ccのバイク(Yamaha MT25)を買いました。その後、大型バイクにも興味が出てきて、5月に大型免許を取ったばかりです。普段通学に使っていて、運転するだけで楽しいのですが、ツーリングに行くと、知らない土地の自然や景色を感じ、その土地のおいしいものを食べたりと本当に楽しく、バイクがますます好きになりました。 そして、もう一つモーターサイクルについて誇れることは、バイクに乗るようになってから普段話さない人たちと話せて仲良くなれたことです。私は、そば屋でアルバイトをしていて、そこでは原付(Honda スーパーカブ)を使って出前をしているのですが、店長からバイクのメンテナンスの仕方を教えていただけたり、常連のお客さんとバイクの話題で盛り上がり、ツーリングルートについて教えていただけたりして仲良くなれました。これが私がモーターサイクルについて誇れることです。 続きを読む
-
Q.
大学在籍の方:「今後学びたい研究テーマとそのテーマに興味を持った理由」について具体的に記述して下さい。 大学院在籍の方:「現在の研究テーマまたは情熱を注いでいる学問と、そこでの具体的な創意工夫・成果」を記述して下さい。
-
A.
現在の研究テーマは「アイトラッカーを用いた、人の視線の可視化」です。しかし、大学院から研究室を移ったので、まだ論文抄録しかしておらず、この研究テーマで実際にやったことはまだありません。そのため、去年1年間所属していた研究室での研究について述べさせていただきます。 去年1年間は「熟練度の差に着目した機器操作のモデル化と体験映像の構造化」というテーマで研究をしていました。技能やノウハウを人に伝える際、映像を用いることでコツや注意点を容易に伝えることができます。また、操作マニュアルを作るために作業している様子から実際に書き下すのは手間がかかります。そこで私の研究では、ミシンの操作を対象とし、頭に装着したカメラでミシン操作の様子を撮影し、その映像から機器操作マニュアルを自動で作成することを目指しました。同じ機器を用いて同じ操作をしても熟練度に差があると操作の仕方や振る舞いに違いが現れると考え、利用者間の共通の操作、異なる操作を自動で抽出し、利用者の熟練度に適したマニュアルを作成しようと考えました。実験では、機器への接触位置を用いて各被験者の操作を比較し、同じ操作を対応付けました。接触位置の座標から各操作がどの操作に対応するのか検出するのですが、接触位置だけでは対応付けの際に複数の候補が現れてしまいます。そこで、工夫として、被験者間の操作の内、1対1で対応する操作が見つかった場合に、その対応付けを跨ぐような、生起順序に矛盾がある対応付けを消去するというアルゴリズムを加えました。このアルゴリズムによって、複数の対応付けを消去することができました。しかし、初心者の記録と上級者の記録の対応付けでは、前者の記録には与えられたタスクを達成する上で不必要な操作が多く、機器の同じ部分を何度も操作するため、1対1で対応付けることができませんでした。この結果より、接触位置の座標だけではなく、注視位置や操作によって起こった機械の変化も対応付けの際の特徴として用いる必要があるとわかりました。これが私の研究における創意工夫とその成果です。また、現在の研究室では、アイトラッキングを用いた注視位置の可視化の研究に関わることになり、注視点を可視化することで、熟練度の差によって視線が移っていく順番や注視位置が異なることを簡単に分析できるようなツールを作ることを将来的には考えています。 続きを読む