16卒 本選考ES
臨床開発職
16卒 | 東京大学大学院 | 男性
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Q.
<小論文課題> 「これまでの人生で最も高い目標と、それを達成するためにどう努力し、何を得たか、そしてエーザイでどう活かすか」 ※以下余白をご使用ください。提出は本用紙一枚のみでお願いします。1,700文字以内で作成してください
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A.
私のこれまでの人生で最も高い目標は国家公務員採用総合職試験化学・生物・薬学区分への挑戦です。それまでの過程を中学生の時から振り返ってみたいと思います。 私は、少年野球のキャプテンをしていましたが、中学校に入ると二校の小学校が合わさり、野球部での人間関係を上手く保てずに2年生になった時に部活を辞め、不登校になりました。学校に行っていない間に両親や友人、先生、家庭教師など様々な人に支えられて、高校に行くことができました。 高校では、不登校の間に身に付けた卓球やバスケットボールの技術や毎日読んだ本の知識、ゲームや漫画、麻雀で培った遊びの感覚を生かしてリーダーシップを発揮しました。ギブアンドギブの精神を持って、行動することで人間関係を楽しく円滑に進められることを学びました。私の高校は進学校ではなくクラスには5人の一般受験組しかいませんでした。担任の先生には第一志望の大学を伝えた際は無謀と言われていました。私は、その環境の中で先生が配った授業プリントを誰よりも早く解き、その後で授業や自主学習の質問をし、また受験に関係ない授業でも真摯な態度を持って臨み高校3年間学年1位を取り続けました。クラスの一般受験組との協力も必要だと考え、朝起きたらその日一日の勉強スケジュールとその点数の報告、褒めあうことを提案し全員の受験が終わるまで続け、また、受験組が解けなかった過去問は私が解説するようにして、人一倍多くの問題に触れ教えることで理解を深めるとともにリーダーシップをとってきました。 私は高校時の経験を生かし大学3年次に難関試験科目の対策講義を行おうと考えました。大学3年次では必修科目を1科目でも単位を落とすと留年し、毎年留年者が出ていました。そこで私は自身の評価をオールA、講義参加者の全単位取得を目標とし、部活動もやりながら、空きコマや放課後に図書館にこもり、対策講義の資料を作り上げました。空き教室を使った講義では、友人に呼びかけを手伝ってもらい学科の3割の学生が参加することとなりました。その結果、大学3年次の私の必修科目の評価がAが4割Sが6割、講義参加者の全単位取得と目標を達成し、コミュニティも広がり充実した大学生生活を送る事が出来ました。 私は大学4年次に国家公務員採用総合職試験化学・生物・薬学区分に挑戦しました。この試験は技術系最難関試験である事と合格すると大学から特待生として認められ学費が免除になる事に魅力を感じ挑戦を決意しました。受験を決意してから4月末の試験までは2カ月しかなく、周囲からも不可能と言われていたのであきらめかけたこともありました。しかし、私は①家族への恩返し②後輩の目標になる③大学での学びに誇りという3つの軸を胸に、常に前向きに考え、自信を持ち、メリハリをつけて行動するようにしていました。3月中の一週間の勉強時間を77時間と定め、サークルの飲み会や合宿にも参加しリフレッシュも欠かさずに行いました。4月中は研究室生活と両立させながら勉強をしていました。その結果、多くの人達に支えられて合格することができました。この経験を通して、困難と言われた事にも挑戦することの大切さと前向きな努力を続ける事で私自身が目標となり周囲に良い影響を与え、自他共にさらなる成長ができる事を学びました。 私は貴社に入社し周りを巻き込んで積極的に新しい事にチャレンジし、打たれ強く、粘り強く、最後まで諦めずにやり遂げます。臨床試験モニターとして、常にチームの問題点は何かを考え、自発的に行動を起こし、人を巻き込み行動できると考えています。私は上記で学んだ事項を糧に国内治験だけではなく、国際共同治験を円滑に遂行していきたいと考えています。 続きを読む