22卒 本選考ES
生産技術職
22卒 | 法政大学大学院 | 男性
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Q.
研究内容概略(500文字以内)
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A.
私の研究テーマはドローンのプロペラ騒音に対するANCを用いた低騒音化です。空を利用した三次元的な移動手段であるドローンなどの飛行体が都市部で利用されるにあたり、低騒音化が必須となります。そこで、イヤホンなどに利用されるアクティブノイズキャンセルを利用することを考えました。まず前段階として、パッシブノイズキャンセルである消音器を製作し、ドローンに取り付けることでの低騒音化に成功しました。従来、消音器は大型機器の騒音に対して利用され、小型機器には利用されていませんでした。次に、イヤホンで利用されるアクティブノイズキャンセルの機構を利用すると、効果は薄く、実用的ではありませんでした。従来とは違う機構のアクティブノイズキャンセルを開発する必要があることがわかりました。改善策として、三次元的な騒音を二次元的な騒音に変換する機構を作ることや、パッシブノイズキャンセルとアクティブノイズキャンセルでは得意な周波数の音が存在するので、併用することでお互いのメリットを最大限利用した低騒音化を図りたいと思います。また、マイクとスピーカー数を増やすことで多方位、多様な騒音に対応することを考えています。 続きを読む
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Q.
当社でやってみたい仕事や夢と、その理由を記入ください。(500文字以内)
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A.
私は貴社で産業用ロボットの開発に携わり、日本国内だけに留まらず世界のさらなるFA化の推進を行いたいと考えています。理由は、2点あります。1つ目は、注目の集まるFA事業に関わる仕事を行うことで、モノ作りの発展の一翼を担い、やりがいを感じることができると考えたからです。工場内の人手不足の解消や、コスト削減、生産効率の向上や品質の均一化など多数のメリットが存在するFA産業は今後も社会から求められます。貴社のFA製品はコントローラー機器やCNC、産業用ロボットなど多様な製品展開をしているため、FA化に対する貢献度が高く、貴社でモノ作りに携わり、FA化の推進を行いたく思います。2つ目は、12個の幅広い事業領域を持つ貴社の、保有する多くの技術を連携することで、最先端のモノ作りに取り組む姿勢に惹かれたからです。また、100年という歴史ある貴社は海外事業も積極的に行っていて、私は技術やモノ作りの一面だけなく、経営ビジョンにおいても貴社のチャレンジな姿勢を感じました。私も技術者として広い視点を持ち、グローバルに働き、日本国内に留まらず世界のFA化の推進を行いたいと考えているため、貴社を志望致します。 続きを読む
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Q.
自己PR *力を入れた活動について、苦労・工夫した点や成果を記入ください。(500文字以内)
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A.
私は学生生活において、大学で学んだ知識を生かし、積極的にモノ作りに取り組みました。その一つが卒業研究を行う際に製作した、騒音測定用のドローンです。製作にあたり、ドローンを自作するまでの道筋がわからないという課題点がありました。研究室内にドローンを研究対象とした生徒がおらず、私がスタートアップであったことと、CADや工作機械の経験はありましたが、電子工作について無知であったからです。そこで、以下の取り組みを行いました。まず実験を行う際にドローンに必要な機能を吟味し、製作目標を定めることでゴールが明確化され、道筋がわかりやすくなりました。次に、様々な文献を調べ、ドローンの制御方法を検討し、時には有識者を訪ねることで疑問点を解決し、製作を進めました。困難な状況でも、くじけずに取り組むことで、最終的にプロペラの回転数を自由に変化させ、かつその際のプロペラから発生する推力を測定するロードセルを用いた装置のついた自作ドローンを作り上げることができました。多様な問題に対して、粘り強く取り組むことで改善をし、成功した経験をもとに、これからも様々な未知の事柄に対して、積極的に取り組んでいきたいと思います。 続きを読む