16卒 本選考ES
総合職
16卒 | 早稲田大学 | 男性
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Q.
あなたが、解決したい課題や問題について、重要な関連性のある情報(データや事実 など)を見出し、その課題や問題の根源をつきとめ、解決策を提案した結果、望ましい成 果を挙げた経験について述べてください。(全角半角問わず500字から700字程度)
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A.
【背景】 私は留学していたために、3年春学期から始まるゼミに途中から参加することになっていましたが、合流時ゼミの中で1つの問題が起きていることが分かりました。その問題は、ゼミの組織を3、4年生で完全に分けて運営するのか否かでした。 【両意見】 賛成理由は主に「3年生の活動を去年同じ学習をした4年生がサポートした上で、プレゼンテーションを作り上げていく方式をとっていたが、それにより4年生が卒業論文に使う時間が少なくなる。そこで3・4年生がそれぞれ違う活動をしたほうが活動効率が良い。また、3年生としても自身が4年生になった時同じように時間が少ないことを危惧している。」という意見でした。 反対意見は主に「毎年続けてきた活動内容であり、3・4年生が協力することにより更にクオリティの高い学習ができる。4年生としても、1年たって抜けてしまっている知識を再確認でき、卒業論文に良い影響を与えるはずである。」という意見でした。 【解決策と成果】 それぞれの賛成派が卒業論文に対して大きなプレッシャーを感じていることから、活動効率の議論が出ていました。まず、そもそもこのゼミに参加している目的は何か、また4年生が教えるメリットは何かまとめました。「3・4年生が信頼関係に基づき、充実したゼミ活動をすることが重要である」、「教える経験は将来自身が社会に出た後も大事な財産になる」という2点を導き出しました。この上でゼミを3・4年合同で運営し、ゼミの時間を正式な時間以外に設けることで4年生のための時間を確保することを提案しました。今では3・4年生がとても親密に協力し、活発にOB会や合宿などを行うようになりました。 続きを読む
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Q.
あなたがグループの中でリーダーシップをとって、方向性を示し、グループメンバーか ら協力を得て優れた結果を出した経験について説明してください。(全角半角問わず500 字から700字程度)
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A.
大学において早稲田大学英語会というサークルに所属しており、毎年サークル内で1・2年生それぞれのスピーチ大会を行っています。大会は大きく5つのチームに分かれ、総合・個人で競うものです。両スピーチ大会において、グループチーフを務めました。中でも注力した1年生の大会について、その活動において重要視したことが4つあります。 【目標設定】 大きな目標は総合で優勝することでした。その目標のためにどんな状態が理想であるかを教育側の同期だけでなく、実際に大会でスピーチする後輩にもシェアをし、正直にその目標に対してどう思うかを聞き添削を行いました。 【協力】 実際に活動をするなかで、5つのチームのリーダーと過去経験されている先輩で現在進行している状況を伝えあうことを提案し、フィードバックやアドバイスを貰い、チームだけではなくサークル全体としてのレベルアップを図りました。 【鼓舞】 周りの進行状況に対して遅れてしまい自信を失っていた後輩をやる気にさせるため、その後輩にしかないスピーチの強みを伝えることでモチベーションを維持しました。また、教育側である自身の同期のモチベーションを最大限保つためどこが良かったか明確に伝えました。 【最適化】 それぞれの活動のパフォーマンスを上げるためにマイナスの要因になることを排除することを徹底しました。後輩がスピーチを作りたいと思ったときに、誰かが対応できるようにシステムを作ることで対応し、パフォーマンスの維持を図りました。 【結果】 関わる人全員を巻き込みました。個人賞全15のうち8人を自身のグループから輩出し、全体としても優勝することができました。 続きを読む
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Q.
あなたが、これまでに著しい結果(学校、コミュニティー、仕事などを含む)を出したときのことを教えてください。(全角半角問わず500字から700字程度)
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A.
【背景】 私は高校に入った直後に受けなければならない全国模擬試験において、全学生中、英語・国語・3教科総合において最下位の成績を取りました。高校自体が進学校であったため、高校受験で大変苦労し、入学した高校でした。しかし、その模試の結果を受け、自身がこの高校に値しないのではないかという疑念を抱きました。また、私には双子の兄がいます。しかし、その兄が取った成績は総合学年2位であり、小・中学校と一度も兄より高い成績を取ったことのない私には明らかなコンプレックスが芽生えていました。同じ高校という土俵に立つのはこれで最後かもしれないと考え、コンプレックスの克服と高校の中での成績上位をめざし、高校の色々な活動と両立して勉学に励みました。 【プロセスと結果】 自身が勉強し、人に教えることで自信とともに更なる理解が深まることを理解し、常にクラスの中で教える立場でいられるようにすることこそ、私が成長した鍵でした。また、大きく目標を掲げ、口に出し、しっかりとその目標に対してレールを敷くことができれば、こうなりたいと思った自分を実現できることを知りました。結果、高校3年の一番初めのテストで英語・数学・総合で学年一位を取り、総合一位は高校3年の最後の模試まで続けて獲得し、自信をつけることができました。ここで得たことは留学先でも発揮され、留学先のMacro Economicsの授業ではクラス内1位の成績を収めることができました。 続きを読む
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Q.
あなたの周りで起こった変化によって、いつもより柔軟になる事が必要になった時のことを述べてください。その時の状況を説明し、あなたがどのように対処したのか教えてください。(全角半角問わず500字から700字程度)
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A.
【状況】 昨年の9月から今年6月までアメリカに留学していました。コロラド州にある山に囲まれた標高2000mの盆地にある大学で、日本で暮らしている時とは全く違う状況での生活でした。また、シェアアパートで全く文化の違う3人と生活の場所を共にするということは、私にとってまるで体験をしたことのないことでした。この留学生活の中で2つの大きな変化があり、対処する必要がありました。 【変化に対する対処】 1つ目の変化は、行動や振る舞いの一つ一つに対して、なぜそのようなことをするのか理解ができないときがあったことです。当初、相手の行動に対して今まで自分が知っている常識外のことが起きていて理解できないという考え方をしていました。そこで、それぞれの行動に何か理由になることがあると考え、なぜこのような行動・振る舞いをするのかということを聞くことを習慣づけました。世間に迷惑をかけないことを重要視する日本人である私に対して、アメリカ人は日本人ほど気にしない文化であることを理解し、適応する努力を通し対処しました。 2つ目の対処しなければならなかった変化は、主張なしには伝わらないことが多い状況でした。日本では上でも述べたように、言わなくても伝わることがあり、空気を読もうとします。しかし、アメリカで生活するうえで言葉や態度で示さなければ、ほとんど何も伝わらない状況がありました。思ったことを小さなことでも伝えることで、彼らとしても思うことを伝えてくれたために、相互的な理解ができより有効な関係を構築することができました。 続きを読む
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Q.
あなたが、異なる背景、経歴又は考えを持っている人々と、建設的な関係を築き上げ、よりよい結果を得た例をあげてください。(全角半角問わず500字から700字程度)
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A.
【背景】 留学中に受けた授業の中にCross Cultural Managementという名前の、アメリカ人・エクアドル人・オランダ人・イギリス人・ドイツ人・ネイティブアメリカン・スペイン人・メキシコ人・日本人で構成される授業がありました。彼らの中には私と同じように留学してきた学生や、2世としてアメリカに住んでいる学生がいました。それぞれが違ったナショナリティーを持っている生徒によって、それぞれの国の文化やタブー、ビジネス上なくてはならない知識などを学び、自身の選んだ国について文化の違いを踏まえた自分なりのビジネスプランを立案する内容でした。 【関係構築とその結果】 性格や時間に対する感覚が全く違う彼らと付き合うため、授業内外起こることすべてを偏見なく受け止め、自身の考えを伝えていく中でお互いに素直になれたためとても友好な関係を作り上げることができました。ネット上の文献や論文を参考にしても尚、網羅しきれないほどの情報を、彼らと会話をする中で自身が気づくことで理解し、自身のプレゼンテーションや発表に活かすことができました。また、日本人に対する多くの偏見を持っていた彼らに、実際の日本人はどのように考え、行動し、振る舞うのかを発信していくことでお互いに高め合いました。最終的には、彼らと講師を含めた全員で食事に行くほどの中になり、成績も最高評価のA+を頂くことができました。 続きを読む