16卒 本選考ES
F&A
16卒 | 早稲田大学 | 男性
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Q.
※Describe a problem situation where you had to seek out relevant information, define key issue, and decide on which steps to take to get the desired results.あなたが、解決したい課題や問題について、重要な関連性のある情報(データや事実など)を見出し、その課題や問題の根源をつきとめ、解決策を提案した結果、望ましい成果を挙げた経験について述べてください。(全角半角問わず500字から700字程度)。
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A.
アルバイト先のテニススクール会員数増加に貢献した経験について述べます。スクールは営業開始からの5年間、順調に会員数が増加していましたが、1000名前後で頭打ちとなりました。そこで、現状を打開するために新しい視点が欲しいということで、昨年1月、私がインターンとして会員数増加プロジェクトの担当として任命されました。私は、昨年末に会員数1200名達成を目標に設定しました。まずは顧客情報の分析を行い、顧客を以下のAとBのグループに分類しました。Aは、他のスクールから移籍してきた顧客グループです。Aの特徴は、家がスクールから2キロ圏外の方が70%を占めることです。Bは、当スクールでテニスを始めた、もしくはテニスを再開した顧客のグループです。Bの特徴は、家がスクールの2キロ圏内の方が75%を占めることです。AとBの人数比は約6対4でした。上の分析から、Bに分類される近隣住民の顧客取り込みに重点を置くべきとの結論に達しました。Aは遠方の顧客もいるため、これ以上の取り込みは厳しいと考えたからです。逆に、徒歩10分の最寄り駅でのアンケートで、9割以上の方が当スクールの存在を知らなかったことから、近隣住民の取り込みが不十分であるとわかりました。私は解決策として、半径2キロ圏内の住宅へのチラシポスティングを提案しました。グループBを意識し、チラシでは「近くにテニススクールがあること」と、「テニスは未経験者でも簡単に上達すること」を宣伝しました。このポスティング案は支配人に承認され、実行されました。ポスティングは月に一回行われ、その結果昨年末までに会員数が1250名にまで達しました。 続きを読む
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Q.
※Give a brief example of when you acted as a leader of a group of people, set direction for them, gained their commitment and led them to achieve outstanding results. あなたがグループの中でリーダシップをとって、方向性を示し、グループメンバーから協力を得て優れた結果を出した経験について説明してください。(全角半角問わず500字から700字程度)。
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A.
大学2年生の夏休み、大学のTrans-Pacific Leadership Programでオレゴン州のポーランド州立大学に2週間滞在しました。このプログラムでは、市民の社会貢献活動が盛んなポートランド市の市民意識について現地の学生と共にリサーチを行いました。リサーチに際して、日本の学生3人とアメリカの学生3人の日米混合グループが6つ構成されました。私のグループは私以外の日本人が、英語が不得意で、アメリカ人のメンバーとのコミュニケーションが上手くいっていませんでした。そこで、私がアメリカ人と日本人のコミュケーションを仲介しました。このように日本人、アメリカ人双方の主張を理解することができるため、私がリーダーポジションに立ちました。私は、リサーチだから実情をしっかりと把握しなければならないという方向性を打ちたてました。この方向性から、現地でのインタビューを中心に行うことになりました。実際にインタビューによるリサーチを行う際には、グループメンバーそれぞれの特性が生かされました。アメリカ人の3人は英語に堪能なため、実際に市民へのインタビューを担当しました。日本人はインタビューの結果をもとに集計やプレゼンのスライド作成といった細かい作業を担当しました。そして、リーダーの私が議論を回しながら、インタビューの結果に対する考察と導き出される事実について結論付けました。このようにアメリカ人、日本人相互の役割分担によってリサーチは内容の濃いものとなりました。結果、ポートランド市長などが出席した最終日のプレゼンテーションでは、6チームの中で1位を獲得しました。 続きを読む
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Q.
※From your experiences so far (including school, community, or work experiences), describe a time when you delivered significant results. あなたが、これまでに著しい結果(学校、コミュニティー、仕事などを含む)を出したときのことを教えてください。(全角半角問わず500字から700字程度)。
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A.
私は大学入学直後から約2年半、テニススクールでコーチのアルバイトをしております。始めた当初は、コーチ経験が短いからと私のアドバイスを受け入れなかったり、別のコーチのクラスへと移籍したりするお客様がいて悩みました。そこで、お客様から信頼を獲得するために二つの努力をしました。一つは、大会で実績を上げて実力を証明することです。練習に励んだ結果、昨年船橋市民大会で春秋連覇を達成し、実力のあるコーチだとお客様から認識されるようになりました。二つ目の努力は、コーチング力の向上です。私が実力のあるコーチだと認識されていても、コーチングの仕方が上手でないと説得力が生まれません。そこで、他のコーチに付き合ってもらい、模擬レッスンを重ねました。コーチ同士で互いの模擬レッスンへのフィードバックをして、アドバイスを効果的に伝える方法を研究しました。この努力により、お客様にとって私のレッスンは、実力あるコーチからわかりやすいアドバイスをもらえると好評になりました。結果、昨年の間に、担当の6クラスで在籍者数が定員の40%から90%、人数にして30名から60名にまで上昇しました。顧客を獲得したところで、更にもう一つの努力をしました。それは、クラス会と称して飲み会を開いたことです。クラス会を通じて、クラスのお客様同士の仲を深めることと、飲み会という話しやすい場でレッスンに対する感想を聞いて改善に役立てることで、継続率向上を狙いました。結果、昨年から今年への担当クラス在籍者60名の継続率100%を達成しました。これは、スクール開校から5年以来、50名以上を担当するコーチの中で初めての実績でした。 続きを読む
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Q.
※Explain about a time when you had to be more flexible than usual because of a change that was going on around you? Describe the situation, and how did you handle the situation?あなたの周りで起こった変化によって、いつもより柔軟になる事が必要になった時のことを述べてください。その時の状況を説明し、あなたがどのように対処したのか教えてください。(全角半角問わず500字から700字程度)。
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A.
高校時代テニス部主将を務めたときの経験について述べます。高校の部活では監督やコーチがいなく、自主的な部活運営が行われていました。2年生の夏までは部員全員、部活に集中して取り組んでいました。しかし、秋以降になると大学受験を意識して、部活を休んで勉強する部員が出てきました。そして、部活重視の部員たちと、勉強を優先したい部員とで対立してしまいました。私は主将として部活をまとめるため、双方の立場を考慮した柔軟な対応が求められました。主将の立場から頭ごなしに全員部活に参加するよう命令しても、勉強優先派の部員たちが反発して退部する心配があったからです。私は「誰も辞めずに、全員が満足して部活の引退を迎える」ことを目標に設定し、部活の再生に取り掛かりました。まずは双方の主張を正確に把握しました。その結果、部活重視側は「チームとして団結する喜びを味わう」ことを、勉強優先側は「雑念に囚われず勉強に集中する」ことを最重要視していました。双方が求めていることを満たしつつ、部活を維持する方法を模索した結果、ひとつの解決策に辿り着きました。それは、「部活を週6日から4日に減らし、その代わり部活の最中は全員全力で取り組む」というものでした。部活の拘束時間を減らす代わりに、勉強と部活の両立を求めました。これにより、増えた自由な時間を勉強や自主練など各自やりたいことに使いつつ、週4日の集中した部活で団結を維持することができました。結果、全員辞めることなく3年の夏の引退を迎えました。部員たちは部活と勉強の両立を経験して、時間の効率的な使い方を習得したので、勉強も捗りました。大学受験も部員全員現役で合格しました。 続きを読む
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Q.
※Give an example that would show you have been able to develop and maintain productive relations with others to achieve good results, even though they have different background, experience or point of views.あなたが、異なる背景、経歴又は考えを持っている人々と、建設的な関係を築き上げ、よりよい結果を得た例をあげてください。(全角半角問わず500字から700字程度)。
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A.
高校2年生の夏、私はアジア太平洋ヤングリーダーズサミット(APYLS)に参加しました。APYLSはシンガポールで開かれた、環太平洋地域12カ国の高校生代表が国際問題について議論するサミットで、私は日本代表の9人のうちの一人として参加しました。参加した12カ国の学生は、バックグラウンドが大いに異なり、その違いは議論の最中に如実に表れました。私が特に他国の参加者と考えが異なっていると感じた出来事として2つ挙げます。一つは環境問題に関する認識の違いです。日本の参加者が抱いていた、「温暖化は人為的なものだ」という前提は海外では当たり前ではありませんでした。そもそも温暖化が自然のサイクルなのか、人為的なものなのかという議論が行われていました。2つ目は日中間の領土紛争に関する中国の参加者との認識の違いです。中国人は、尖閣諸島が中国のものであるという前提で話していて、認識の違いを感じました。このように考え方や教育のバックグラウンドが全く異なり、特に中国人とは領土問題に関する認識の違いから仲良くできるか不安でした。しかし、そういった認識の違いは割り切って、空き時間に一緒にスポーツをしたり、夜に宿舎で自国の学校生活の話や恋愛トークに花を咲かせたりすることで、中国も含む他国の学生と信頼関係を築くことが出来ました。この信頼関係とは、お互いを各国の代表としてではなく、個人として認識した関係です。この信頼関係を構築した結果、双方の認識の違いを受け入れて議論することができるようになりました。自分が当たり前だと思っていたことにも議論の余地を見出し、より広い視野を持った議論が展開できました。 続きを読む