22卒 本選考ES
技術系総合職
22卒 | 東北大学大学院 | 女性
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Q.
研究テーマについて(400字)
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A.
私は希土類元素の一種であるYbの錯体が示す発光について研究しています。Ybは有機分子と組み合わせた錯体とすることで、身体の組織で吸収されにくい近赤外光を発します。そのためYb錯体は病気の診断への応用が期待できますが、一般的に弱い発光しか示さないという問題があります。当研究室では有機分子として三脚型シッフ塩基という物質を用い、Yb錯体の強発光化を目指してきました。先行研究でYb三脚型シッフ塩基錯体について、結晶中で分子が密に詰まっていることが明らかになり、分子の詰まり方がYb発光に影響を与える可能性が示唆されました。そこで本研究では、異なる位置に置換基がついた三脚型シッフ塩基を用いて異なる構造のYb錯体を合成し、発光特性を比較することで結晶中の分子の詰まり方が発光に与える影響の解明を目指します。これにより、強発光を示すYb錯体の設計指針が得られ、Yb錯体の応用化に貢献できると考えます。 続きを読む
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Q.
研究や実験等で使用したことのある装置、機器(40字)
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A.
蛍光光度計、吸光光度計、発光寿命測定装置、PXRD、単結晶X線解析装置、ICP-AES 続きを読む
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Q.
「興味を持った当社のビジネスや製品」についてまずは一言で教えてください(40字)
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A.
貴社の分析・計測機器事業に興味を持ちました。 続きを読む
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Q.
その理由を詳しく教えてください(400字)
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A.
分析・計測機器に携わることで多くの人に喜びを届けられると思ったからです。以前は分析・計測機器はアカデミックな場面でのみ使われるものだと思っていました。しかし就職活動を通じて、あらゆるメーカーの研究開発、品質保証のプロセスで分析・計測機器が用いられることを知りました。私には多くの人に喜びを届けたいという思いがあります。アカデミックな研究からモノづくりの現場まで、幅広い分野において必要不可欠な分析・計測機器の開発に携わることで、世の中の多くの人に喜びを届けられると考えました。また、専攻別座談会で社員の方にお話を聞き、貴社は非常にお客様のニーズに応えるという思いが強い企業だと感じました。BtoBtoCのビジネスを手掛ける貴社のもとで分析・計測機器に携わることで、機器を使う側であった自分ならではの視点を活かし、近いところではお客様に、更には社会全体に喜びを届けられると考えます。 続きを読む
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Q.
自己PR(400字)
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A.
私の強みは、前例にとらわれず、人の喜びのために物事に挑戦できる点です。この強みが活かされたのが、化学部の展示の変革です。化学部は毎年大学祭で展示を行います。例年は展示物が置いてあるだけで、学部1年時は来場者のほとんどが展示物に興味を示してくれませんでした。もっと多くの人に楽しんでもらえる展示にしたいと考えた私は、次の年に実験の実演を企画しました。会場では火器や電気の使用が禁止されているため、実演は厳しいという意見もありました。しかし私は、化学部の醍醐味とも言える実験を見て楽しんでほしいという思いから、装置を使わずにできる実験を模索しました。このような実験を見つけ出し実演したことにより、多くの来場者から展示内容が面白いという評価が得られました。貴社で働くうえでも新しい視点を持ち、お客様、更には社会の期待に応えるべく、どんな仕事にも挑戦したいと考えています。 続きを読む