【食品業界への挑戦】【22卒】Ｍｉｚｋａｎ　Ｊ　ｐｌｕｓ　Ｈｏｌｄｉｎｇｓの冬インターン体験記（文系/事務系コース）No.16217（千葉大学/女性）（2021/7/10公開）

夏頃から食品メーカーに憧れがあったが、食品業界の倍率の高さから諦め気味だった。しかし、食品の中でも原料や調味料に近い分野ならば、志望動機を自分のガクチカとうまく絡めながら話せるのではないかと思い、その分野に限ってインターンシップを探していた。

大学の生協が主催している合同企業説明会に参加されていたので、そこで事前に会社説明を聞いて基本情報をインプットした。

ガクチカを非常に詳しく記載する設問だったため、具体的な状況やそこに対して自分がどのような行動を起こしたのかわかりやすく言語化する必要があると感じた。
また、ES以外にも動画での選考があったため、ハキハキ話し好印象を持ってもらえるようにした。

営業業務における課題解決及び企画立案型グループワーク

1グループ6名ほどに分かれ、まずは個人で考える。その後グループで一つの意見にまとめて発表。

会社が持っている特色、顧客の課題解決と自社の利益拡大をどう繋げていくか

営業社員として、とあるスーパーの現状を分析し、売上拡大につながる企画を考案する

1日目にやったこと

企業説明編と題されており、企業説明会として説明を聞くのみだった。具体的には、コーポレートメッセージや食品業界において大切なことなどで、以前参加した説明会と重複する内容もあった。

2日目にやったこと

グループワーク＆座談会編と題されており、営業ポリシーなどの説明を受けた上で、グループごとにワークを行い発表した。その後フィードバックをいただき、座談会では具体的な業務について知ることができた。

人事部の社員

なし

フィードバックが比較的厳しかった点が印象に残っている。グループワークでの様子もしっかり見られており、ワークの進め方における問題点なども指摘してくださり勉強になった。

ワークにおいて参考にする情報量が比較的多く、データ分析などはさほど得意ではないため個人ワークの際にやや苦労した。しかし個人ワークで出す結論が完璧ではなくても、グループワークにおいて他者の意見をしっかり汲み取りそこに意見できれば特に問題はない。

グループワークでしっかり関わる機会がある。発言量が均等で、鋭い意見も多かった。

ホームページでは学べないような企業理解がかなり深まったと感じる。グループワークで結論を出すにあたって参考にする、ミツカンにおける営業ポリシーなどは新たに学んだ内容だった。そこで学んだ会社の色と自身に共通点を見つけ言語化できれば、本選考でも有利だと思う。

ホームページ以外の手段も使って企業研究をより深めていれば、会社の色や特徴を掴んだ発言ができたかもしれない。

営業だからといってただ商品を販売するだけではなく、企画できる点が魅力的であったし、求められるレベルが無理のない範囲に感じたため。座談会の中で、若手でも商品企画やマーケティングに携われるとお聞きしたことも、キャリアを想像しやすく魅力に感じた。

大前提として食品業界は人気で倍率が高く、ミツカンは誰もが知っているような企業であるため。可能性がゼロだとは思わないが、簡単に内定が出ると確信はできなかった。またグループワークで関わった学生も比較的レベルが高く、自分が特別優秀だとは感じなかった。

企業としてどんなことを大切にしているのか、他の食品メーカーとは異なるどのような特徴があるのかしっかり理解できたと同時に、そこに共感できたから。「やがていのちにかわるもの。」というコーポレートメッセージに込められた意味やそこに現れている堅実な姿勢に魅力を感じた。

上述の通り、次のステップのインターンシップへの参加が早期選考につながっているため、実質このインターンシップの参加が早期先行への第一歩となるため。早期選考では面接2回で内定が出る。

メーカーで働きたいという大まかな軸はあったが、食品に限らず興味のある分野は幅広く見ていた。その中でも化学や素材を主要業界として見ていたこともあり、食品の中の調味料・原料メーカーは「底から支えている」というポジションに共通点があると考え、興味を持っていた。本音軸では、製菓や飲料メーカーよりも調味料・原料メーカーの方が倍率が低く入りやすそうだなという思いもあった。

志望業界などは大きく変わっていない。しかしインターンシップの参加によってミツカンという企業へのイメージは上がり、志望度も高くなった。いい意味で真面目で堅実な社風や、商品作りに共感でき、貢献したいと思えた。
また営業は負担が多くできればつきたくない職種と捉えていたが、企画ができるという新たな魅力を見つけることができた。