【挫折経験が鍵】【21卒】阪神高速道路の総合職の最終面接詳細 体験記No.10557（立命館大学大学院/男性）（2020/7/16公開）

今回で、落ちてしまった原因としては「挫折・失敗経験について教えてください」という質問に対して、中学時代のエピソードを話してしまったことです。

口調は物腰の柔らかい感じでした。質問内容も前回と同じような物でしたが、さらに深堀りしているような感じでした。

あなたの尊敬する人は誰ですか？

私が尊敬する人は現役メジャーリーガーのイチロー選手（鈴木一郎選手）です。なぜなら、「高い目標を設定し、それを達成するために努力し続ける人」だからです。これまでに、日本のプロ野球に限らず、メジャーリーグでも首位打者や盗塁王、10年連続シーズン200本安打、シーズン最多安打記録、メジャー3000本安打など様々な名誉ある記録を樹立した功績はとても素晴らしと思います。しかし、そのような偉大な功績を残してもなお、「最低50歳まで現役」という目標に向かって、ストイックなトレーニングや、徹底した食事管理による身体づくりなど、努力を継続している点に感銘を受けました。イチロー選手のように現状に甘んじることなく、常に高い向上心を持って、日々、自己研鑽を続けていきたいと思います。

挫折・失敗経験について教えてください

私の人生の中の挫折経験は、中学生時代の野球のクラブチームでレギュラーを外されたことです。私の野球チームの同学年には25人選手がいました。背番号がもらえるのは20人で5人はベンチに座ることすらできませんでした。私のポジションのキャッチャーも同学年に4人もいて、非常にライバルの多い状況でした。私はいつもメンバーに選ばれず、応援ばかりでした。いつもサポート役に回り、野球ができないため、辞めてしまおうと思ったことも何度もありました。しかし、「ここで逃げたら必ず後悔する」と思い、それまでも得意だった打撃に磨きをかけることにしました。チーム1の打球を打つことを目標に練習に専念した結果、代打として試合に出してもらえるようになりました。この経験から、高い壁にぶち当たったとしても、諦めず、自分の得意分野を伸ばすことで結果を出すことができる、ということがわかりました。最後の試合で先発マスクとして試合に出ることができた喜びは今でも忘れることができません。