【18卒】村田製作所の冬インターン体験記（理系/総合職）No.796（京都大学大学院/男性）（2018/1/29公開）

製品開発というのは、作り手が何を作りたいかということはもちろんだが、誰に対して作っているのかを意識し慣れればならないということが学べた。そのため、良い製品を作るには、新しい技術の追求だけでなく、どのような製品が求められているのかを調べることも重要であると感じた。

会社が扱っている製品について学んでおくべきだった。今回のケースだと、搭載したい機能が思いついても、それを実現するためにはどの部品を使えばよいのか判断に困ることが多かった。

今回行ったグループワークは、実現可能性などを一切考えずに自分たちの理想をとりあえず形にするというものだったので、「1つの仕事」というよりはただのゲームという意味合いが強かったように思う。
理系の院卒である自分は研究職を希望しているが、そのような職種とは大きくかけ離れた実習内容であったように感じたから。

冒頭の会社説明の部分で選考のことについて軽く触れられたが、例年推薦はそこまで重視しておらず、大学名にもあまりこだわらないとのことだった。
自分が持っているイメージは、「難関大学で推薦を貰えればほぼ内定が決まる」というものだったが、その図式はこの会社には当てはまらないと感じたから。

会社のことについてより深く知ることができたから。
また、「電気製品の性能を最終的に決めているのは電子部品である」ということを社員の方が何度もおっしゃっていたので、この会社に入ればこれからの社会で求められる新しい機能を生み出せる仕事ができると感じたから

最大の理由としては、インターンシップの内容の半分以上が会社説明会だったことが挙げられる。グループワークの時間は1時間ほどしかなく、発表の内容に優劣をつけるようなことはなかった。また、参加人数の多さやフィードバックがなかったことを考えると、インターンシップに参加したことがアピールポイントになるとは思えないから。

実習期間が1日だけのものであり、参加人数も比較的多かったということもあり、特にフォローは存在しなかった。

まだ就職活動に対して本腰お入れておらず、なんとなく大手のメーカーに入りたい。出来たら普段の生活の中で身近に使われている電気製品に関わるような仕事をしたいという考えだった。そのため、この時点では電気製品か電子部品を扱う会社を志望していた。企業研究はそこまで進んでおらず、業界の中でどの会社を特に志望するというのはなかった。

電子部品業界に進みたいという気持ちがより強くなった。
他の業界への興味が薄れてきた時期でもあったので、その後の就職活動では、何故この業界なのかや、業界の中でも何故この会社なのかという、より狭く絞った範囲で自己分析ができるようになったように思う。
また、どのような職種を希望するかについてより深く考える切っ掛けになったように感じる。