20卒 本選考ES
研究職
20卒 | 東京大学大学院 | 男性
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Q.
専門分野、習得したスキル(実験操作、機器、手法)などをご記入ください。
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A.
分子生物学的手法として、培養細胞や大腸菌への遺伝子導入・タンパク質発現・精製、生体材料からのタンパク質精製、精製したモータータンパク質を用いたインビトロモティリティアッセイを習得しました。細胞生物学的手法として、ラット胎児ニューロンの初代培養、ウニ精子鞭毛の運動測定を習得しました。生物物理学的手法として、蛍光相関分光測定、光ピンセット装置を用いた力測定を行ってきました。 続きを読む
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Q.
花王においてご自身の個性や経験、専門性・習得技術などを通じて、どのような研究者になりたいですか。
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A.
私は、学部生時代から現在までに3か所の研究室に所属して研究を行ってきました。環境が変化するたびに、日常の習慣から研究を行う上での発想まで、それまでの環境との違いに戸惑いました。それでも、新しい環境に適応し、新たな実験に挑戦してきました。この経験から、新しいことへの挑戦は自分を成長させてくれると肌で感じました。そのため、私はいつも挑戦する姿勢でいたいと考えています。貴社でも、果敢に新しいことに挑戦し続ける、常に新鮮な研究者になりたいと考えています。また、私は生き物を理解したいというモチベーションを持ち続けてきました。貴社でも、細胞や個体レベルの視点を忘れない研究者になりたいと考えています。 続きを読む
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Q.
学業や研究以外の活動で、学生時代に力を注いだことをご記入ください。
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A.
学生時代は、英語を通じて異文化の人たちと交流したいという気持ちがありました。そこで、大学の国際交流センターのイベントに積極的に参加しました。イベントでは自由行動だったため、進んで様々な国籍の留学生と英語でのコミュニケーションを図りました。この活動により、たとえ流暢に話せなくても自分から英語でコミュニケーションをとる姿勢が身についたと考えます。 続きを読む
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Q.
大学生活を通じて、ご自身が人間的に成長したと思うことがらについてご記入ください。
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A.
留学生を対象とする学内イベントに参加してコミュニケーションを図ったことにより、文化やバックグラウンドの異なる人に対して先入観なく積極的にコミュニケーションが取れるようになったことです。私が入学した大学では、留学生と日本人学生の交流の機会を提供する国際コミュニティセンターが盛んに交流イベントを開催していました。参加者のうち、留学生が過半数を占める日帰り旅行やパーティーに参加し、様々な国籍の学生と英語で交流する中で、自分の中にあった先入観は自分が作り出したものであり、相手も自分と違いはないことに気付きました。実際に相手と関わることにより、自己の考えを変えてゆけるよう成長できたと考えています。 続きを読む
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Q.
ご自身が自覚している性格の強みと弱みについてご記入ください。
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A.
強みは、物事に対して粘り強く挑戦を続ける点です。大学院でテーマが何度も変わっても、目的を見失わず研究を続けてきました。また、落ち着いた性格のため、他者の話にじっくり耳を傾け、丁寧にコミュニケーションをとることができると感じています。弱みは、注意深く考えてから行動するため、慎重になりすぎてしまいがちな点です。この弱みを克服するために、考えをまとめてから即座に実行に移すようにしています。 続きを読む
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Q.
心がけている事柄、自己啓発として取り組んでいる事柄についてご記入ください。
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A.
通学中の電車内を読書時間と決め、哲学や社会科学、古典文学など様々な分野の本を読んでいます。理系に限定せず、広い視野を持ちたいとの考えや、長く読み継がれている作品に触れたいとの考えがあるためです。異なる分野の本を読むと、物理の理論的な視点で生物学にアプローチしていたりと、普段の研究とは違う頭の使い方ができ、頭がリフレッシュします。研究へのやる気が増すため、自分にとって欠かせない行動になっています。 続きを読む
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Q.
花王を志望する理由をご記入ください。
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A.
私の学生時代の研究で培った能力を、貴社の基盤技術研究で生かしたいと考え志望しました。私は生き物の仕組みに興味があり、人類の知識を広げるという目的を持った基礎研究に憧れを持っていたため、基礎研究の世界に入りました。しかし研究生活の中で、研究を通してより生活に身近な領域で人々の生活の豊かさに貢献したいという気持ちが強くなりました。貴社のエッセンスオブ花王ウェイによると、真理を深く掘り下げる基盤研究を重視することが、次世代の独創的なシーズ育成につながるとあります。私は、生命現象の根幹に迫る基礎研究から安全で理想的な製品を追求する姿勢に共感しました。また、基礎研究を、私を含めた消費者の生活の質を高める商品開発につなげられることに、非常に魅力を感じました。私の基礎研究を行った経験から得られた技能や知識を用いて、貴社の感性科学研究や生命美容科学を通じて貴社に貢献できると考えます。 続きを読む
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Q.
あなたにとって”働く”とはどのようなことですか。お考えをご記入ください。
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A.
私にとって”働く”とは、自分の能力や時間を使って直接他者に貢献したり、何かを成し遂げることによって間接的に他者に貢献することだと考えています。これまでは、学生として保護者に経済的に依存し勉学や研究に励んできました。学生時代に身に着けてきた能力は、社会人としての基礎の基礎に当たります。この基礎の基礎があって初めて、その上に社会人としての基礎的な能力を構築できます。社会に出て”働く”ことは、これまで自分にかけられた時間的・経済的リソースを基にして社会人としての能力を身に着け、社会に還元することにより他者に貢献することだと考えます。私はこれまで、生物の仕組みに興味を持ち、学部時代から大学院まで一貫して生物学の勉強や基礎研究を行ってきました。このような私の興味や身に着けた能力を考えたとき、他者に貢献する方法として最も適していると考えたのは、生物学の研究が応用できるモノづくりをとおして新たな価値を創造し消費者に提供することです。貴社では、消費者に貢献する製品を作るため、原理にまで掘り下げることにより得られるシーズを重視していらっしゃいます。多くあるモノづくりのプロセスの中でも、消費者が喜ぶ、これまでなかった製品につながるシーズ開発のための基盤研究に関わることにより、最も効果的に私の”働く”意義と消費者の満足を同時に満たせると考えています。 続きを読む
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Q.
就職活動に際し、あなたの企業選びのポイントを教えてください。
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A.
私はこれまで、自分がやりたい研究を行うために他大学の大学院に進学し、大学院の途中で研究室と研究テーマが変わっても自分の生物学への興味を見失わず、前向きに新しいことに挑戦し続けてきました。自らの興味や好奇心に従って新しい研究にチャレンジしていく私の姿勢を生かせるかという点と、生物のバックグラウンドを活かしやすいかという点で企業を選びました。 続きを読む