【製品展開の舞台へ】【21卒】花王の夏インターン体験記（理系/研究技術職）No.11978（東京理科大学大学院/男性）（2020/12/8公開）

初めは就職活動の経験として書類選考やこの時期には珍しい技術面接を受けられるからという理由でした。しかし、会社のことを調べるうちに、私たちの生活の中で見ない日はないほど製品が展開されている花王に興味を持ち、どのような研究環境で研究が行われているのか知りたくなった。

インターンシップ選考について、特に書類では何が聞かれるか、通過した先輩たちはどのような書き方をしていたのかをしっかり研究した。

守秘義務なので掲載はできませんが、商品にかかわる研究です。

1週目にやったこと

初日は全体説明があったあと、それぞれの配属研究室へわかれ顔合わせでした。2日目以降は多くの講義と実習形式で実際に行われている業務に深くかかわって研究を行いました。PCと実験ノートがそれぞれに支給され、学んだ内容を記録していきました。

2週目にやったこと

最終日の発表に向けてこれまで学んだことをまとめ、プレゼン資料の作成がメインでした。その合間に社員さん、特にプロジェクトリーダーさんたちとのディスカッション等を行い、理解を深めました。

社員

なし

プレゼンをするときには説明をしなくても伝わる資料を作ること、逆にディスカッションの時は話したいことでけ簡潔に明示して、議論のきっかけを作れるようにすることとのアドバイスです。

研究室生活に比べて朝が早かったことと、研究室生活と違い終わりの時間がきっちり定められており、限られた時間で実験等を終わらせなければならなかったことです。これは社会人になったら当然のことですが、なかなか厳しく、みんなで苦労していました。あと、意外と個人作業が多かったです。

企業での研究を学ぶことで、自分の研究への姿勢を見つめなおすことができました。実際にどのような結果が得たいからどんな研究をどのようなプロセスですすめるのか、そしてこの研究の売りはここで、こういうところが素晴らしいところだと伝える能力もついたと思います。

企業の強みを、事業内容をできる限り幅広く網羅しておくことです。すると質問できることが増え、より濃密な時間を過ごせます。

インターンシップでありながら、新人研修に近いようなプログラムを経験させていただいたので、自分がこの企業に入社したらどんな生活を送るのかが想像がつきました。実際に毎日過ごした場所が職場なのでどんな人たちとどんなことをどんな時間にやるのかわかると思います。

実際にこれだけの期間を企業で過ごし、現場の雰囲気を肌で感じたことは相当なアドバンテージになったと思います。また、人事さんや社員さんのお話を聞く限りインターンシップから就職している方々も多いようなので、可能性は他の人よりかも高いのではないかと考えます。

私たちがこの企業の製品を手に取る時は何気なくとる、そして使用することが多いと思うが、そこに至るまでにはこれだけの人が関り、これだけの努力がされているのだということを肌で感じました。その経験を通じて、実際に私もそのような製品を生み出したいと思ったからです。

インターン参加者は人事さんからのフォローがあった。実際に本格的に就職活動に入るまでに、企業を受けてくれるか、他にはどこを受けるかなど詳しく聞かれるみたいなので可能性は高いのかなと。

製薬企業か日用品企業に行くことを決めていました。私のかねてからの想いとしては自分が作り上げた製品によって世界中の人の生活に大きな貢献をしたいということがありました。それを成し遂げられるのは上記に挙げた業界が最も寄与が大きいのではないかと思いました。また、選考も薬学でしたので、強みも発揮できるのではないかと考えていました。

特に大きな変化をもたらしたとは思っていませんが、自分が決めた志望業界は間違っていないと確信し、志望業界、分野が固まりました。それはこのインターンシップを通じて実際にその業界で働いている人の生の声を聴き、また、製薬業界にかかわっていた方々の話を聞くこともできたため、自分の将来のビジョンが明確に固まったためです。